もしもあなたがトカゲが好きでペットにしたいけど、どの種類が良いのか迷っているなら、まずは色々なトカゲを知ることから始めましょう!
ここでは、爬虫類好きの(特にトカゲ)私が、トカゲ初心者でも飼いやすい種類を7種厳選しました~♬
それでは、飼い方のポイントなども含めご紹介いたします♪
日本に生息するトカゲと、世界に生息するトカゲの種類や特徴はこちら
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初心者でもペットとして飼いやすいトカゲ7種
これから初心者でも飼いやすいトカゲの種類をご紹介していきます。
ご紹介する全てのトカゲの種類の画像をお見せしたいところですが、大人の事情で一部ご用意できませんでしたので、私の下手くそなイラストを使わせていただいておりますのでご了承くださいませm(__)m
初心者でも飼いやすいトカゲ 1 フトアゴヒゲトカゲ
小首をかしげるしぐさがとてもキュートなフトアゴヒゲトカゲ。
日本でもかなり人気があります♪
喉のウロコがトゲ状に尖り、これを顎髭に見立てて和名が付けられました。
驚いたり敵に襲われたりすると口をあけ、ノドを膨らませてアゴヒゲ状のウロコを逆立てて相手を威嚇します。
それもまたちょっと可愛いんですよね~(笑)
野性では岩場や草原、乾燥した低木林など様々な環境に生息しています。
生息する地域や個体によって色彩変異が激しく、全身地味な茶褐色から頭部や体の側面にオレンジ色が強く発色した、「レッドカラー」と言われるものなど様々な色彩の個体が輸入されます。
現在ペットショップなどで販売されている個体は、日本のブリーダーによって生まれたものが出回り、価格も手に入りやすくなっています。
昼行性で昆虫が主食ですが、馴らせば雑食性のトカゲ用の人工飼料も良く食べます。
乾燥したテラリウムで飼育し、半樹上棲なので、飼育ゲージには木の枝や流木などを使ってレイアウトしましょう!
日中はバスキングスポット(ホットスポット)で局所的に40℃近くまで温度を上げ、夜間は20℃くらいまで下げるようにします。
ペットとしては大型になる方なので、なるべく大きく広い飼育ケージを用意しましょう!
- 【昼行性】【半樹上タイプ】
- 生息地:オーストラリア東部の内陸部
- 大きさ:40~50cm
- 寿命:8~11年(飼育下)
- エサ:コオロギ、ミールワーム、その他の昆虫、ピンクマウス、花、果実、野菜、人工飼料
- 性格:大人しく温和なおっとりさん♬
- 相場:約1~3万程度
※テラリウムとは、ほぼ陸棲(地上タイプ)の種類を飼育するために、
その環境を再現したもの。
※バスキングスポットとは、暖かい場所という意味。
バスキング=日光浴、日向ぼっこ
飼育用具にはバスキングライトという、
明るくて暖かい(熱い)赤外線を含む光を照射するものがある。
フトアゴの詳しい飼育方法などはこちら
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初心者でも飼いやすいトカゲ 2 ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)
クリクリとしたお目目がキュートなヒョウモントカゲモドキ。
「レオパードゲッコー」とも呼び、通称「レオパ」として日本でも人気の種類です♬
黄変色やアルビノ、リューシィスティックなど様々な色彩変異が作出されています。
幼体にはニシアフリカトカゲモドキ同様の白黒のバンド模様ですが、成長するに従い様々な模様に。
本来は夜行性なので、野性では暑い日中は石の下などに隠れ、主に夜に活動しますが、気温の低い朝夕にも姿は見られます。
多肉植物が群生する荒地や岩地などに多くみられ、砂地のみの砂漠などにはあまり見ることが出来ません。
身体のわりに尾が非常に太く、ここに栄養を蓄えます♪
栄養状態が悪くなってくると、尾が細くなってくるので、状態が悪いときはすぐに見分けがつきます。
陰性のトカゲで紫外線をほとんど必要とせず、飼育下においても日光浴をさせたり、紫外線を照射する必要はありません。
エサはコオロギなどの昆虫を中心に与え、慣れればピンクマウスや鶏肉、レバーも食べるようになります。
養殖の個体は餌付きも良く、温度、湿度など適応範囲(18~32℃)が広くて飼いやすい。
繁殖期にはオス同士が激しくぶつかり合い、一方が死に至ることもあるので、初心者はオス同士の多頭飼いはオススメしません!
- 【夜行性】【地上タイプ】
- 生息地:インド北部~中近東
- 大きさ:18~25cm
- 寿命:10~15年(飼育下)
- エサ:コオロギ、ミールワーム、ピンクマウス、小型のトカゲの幼体
- 性格:温和で人に馴れやすい
- 相場:約8,000円程度
レオパードゲッコーの詳しい情報はこちら
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レオパ(レオパードゲッコー)の寿命や大きさなどの特徴・生態の【まとめ】
レオパの目などヒョウモントカゲモドキの体について詳しくご紹介!
レオパの餌の頻度は?初心者でもわかるレオパードゲッコーの飼育6つのポイント
初心者でも飼いやすいトカゲ 3 グリーンイグアナ
国内外を問わず世界中でペットとして愛されているトカゲの一つ。
人には馴れにくいイグアナ科のトカゲの中で、グリーンイグアナだけ例外的に良く人に馴れます♪
20㎝前後の幼体が安価で出回ってますが、飼育を始める際は、大きくなることを念頭に入れておいてください。
かなり大きい飼育ケージが必要なので、そういう意味では飼育が困難かもしれません(;’∀’)
丈夫で飼いやすいですが、幼体は栄養障害になりやすいので、なるべく人工飼料に早く馴らし、ビタミン類、カルシウム、栄養剤などを与える。
また、ミネラル補給の為にたまに生きたコオロギなどの昆虫も与えてください。
成長は早く、幼体でも1年で60㎝くらいにまで成長します。
- 【昼行性】【樹上タイプ】
- 生息地:メキシコ~ブラジル南部、パラグアイ、西インド諸島、
- 大きさ:全長90~200㎝
- 寿命:約10~15年
- エサ:野菜や果実
- 性格:大人しく、飼い主を見分けることが出来る
- 相場:約3,000~1万円
グリーンイグアナの詳しい飼育方法はこちら
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初心者でも飼いやすいトカゲ 4 ヤモリ
ヤモリはヒョウモントカゲモドキでわかる通り、比較的飼いやすい種類です。
もちろん種類により違ってきますが、ここではザックリと「ヤモリ」でご紹介いたします♪
ヤモリは素早い動きの種類も多いので、飼育する際は蓋が必ず付いたケージを用意。
少しでも蓋を閉め忘れると(隙間もNG!)、脱走しますので要注意!
ケージの大きさは、成長したサイズより1回り大きく高さのあるものを。
薄暗い場所を好むので、流木など隠れる場所を作ると良いでしょう。
水分補給は、ケージの壁に霧吹きで水をかけてください。
紫外線ライトは必要の種類が多いです。
ケージ内の温度は、冬は冬眠させたくないなら20℃を保つようにしてください。
冬眠の間に死んだりしてしまうことがあるようで、冬眠させない人が増えています。
エサはなるべく生餌を与えると良いですよ!
- 【夜行性】【昼行性】【半樹上】【半地上】【樹上タイプ】
- 生息地:種類によるのでここでは割愛
- 大きさ:種類にもよりが、平均的には20㎝
- 寿命:平均10年
- エサ:自分の頭より小さいコオロギやミールワーム
- 性格:臆病で繊細。人には懐かないですが、ハンドリング(ふれあい)は出来るようになることも。
- 相場:0円~10万前後
ヤモリのその他の記事はこちら
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初心者でも飼いやすいトカゲ 5 エボシカメレオン
ユーモラスな見た目、舌を伸ばし捕食する姿、身体の色を変化させることでも有名ですね♬
実はカメレオンは飼育が難しいとされていますが、このエボシカメレオンはポイントを押さえれば、トカゲ初心者でも飼いやすい種類と言われています。
エボシカメレオンを実際に飼っている方のご意見も真っ二つに分かれます(;’∀’)
あくまで飼育が難しいカメレオンの中ではという条件付きです!!!
決して楽ではありません!!!
ここで紹介している種類の数倍難しいと思ってくださいね♪
エボシカメレオンは、その名の通り頭部に大きなトサカを持つ大型のカメレオン。
首の後方から胴~尾の背中の真ん中の正中線上と、喉からお腹~肛門の前までの正中線上に、ノコギリの歯のような鱗列が一列に途切れることなく並んでいます。
性質はおとなしい種類の多いカメレオンの仲間では珍しく興奮しやすく、「シュー」という音を出して相手を威嚇します!
パーソンカメレオン同様、輸入されるカメレオンの中でもかなり丈夫な種で、海外では繁殖にも成功している。
熱帯雨林に生息し、大型の甲虫類などのほか、小鳥やトカゲ、小さなカメレオンに至るまでさまざまな獲物を捕らえる。
餌付けは非常に容易。
大食いなのでエサを切らさないようにする必要がある。
ピンクマウスやピンクラットなども食べるように、餌付けしておくと飼育は非常に楽に。
水もよく飲むので、霧吹きで飼育ケージの壁面や木の枝などに水滴を付着させるようにして、少なくとも1日2~3回は霧吹きをしたほうが良い。
そうなると、長時間の外出が難しい……..。
そんな方は、カメレオンの煌めいて動いている水にしか反応しないという特徴を生かすことが出来ます!
ドリップ式給水タンクでポタポタと一定の速さで水滴を落とし、水滴をケージ内の葉っぱの上に落として、その水滴が地面に置いた容器に入るようにすると良いですよ~♬
多くの方がこの方法をとってます!
朝は霧吹きで湿度をあげると良いですよ~!!!
適温は22~32℃!
意外と大型になるので、ケージも広いものを用意し、自由に活動できるようにすると良いでしょう。
- 【昼行性】【樹上タイプ】
- 生息地:イエメン
- 大きさ:オスは全長45~65㎝、メスはオスより一回り小さい
- 寿命:約5~8年
- エサ:コオロギ、バッタ、その他の昆虫、ピンクマウス、果実や葉も食べることが出来ますが補助的に与えるようにする
- 性格:大人しい
- 相場:ベビーは約8,000円、成体は約1~3万円
エボシカメレオンの詳細はこちら
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初心者でも飼いやすいトカゲ 6 アオハリトカゲ
アオハリトカゲはイグアナ科の大きなグループである、ハリトカゲの一種です。
ハリトカゲという名前に似つかわしくないような形態の種類も多く、分類などが難しいグループ(;’∀’)
主に岩の多い荒地や乾燥した山斜面、砂漠の周辺の植物が群生しているところに生息し、オスは青緑色をしてますが、メスはくすんだ褐色。
初心者には飼育しやすいトカゲですが、ペットショップなどで売られているときは、あまり発色が良くないことも多いので、地味な印象(;’∀’)
皮膚病が出やすいとの情報もありますが、定かではありません。
- 【昼行性】【地上タイプ】
- 生息地:アメリカ合衆国テキサス南部~メキシコ北東部
- 大きさ:全長約30㎝
- 寿命:調べても出てこないが、約10年前後だと思ってよい
- エサ:コオロギ、ミールワーム、その他昆虫、花、葉
- 性格:不明だが初心者にも飼いやすいと学者が言っているのでおとなしいかと。
- 相場:1万円前後
初心者でも飼いやすいトカゲ 7 オオアオジタトカゲ
青い舌が特徴的なオオアオジタトカゲ。
森林周辺の草むらなどに生息し、性質はおとなしい個体や、少し気の荒いものもおり個体差がある。
飼育に関しては難しくなく、何でもよく食べてくれるので飼いやすい種類です♬
輸入量も多く入手が容易。
本当に何でもよく食べ、雑食トカゲ用の人工飼料に刻んだ野菜を混ぜたり、時どきマウスや果実を与えたりすると良いでしょう。
なるべくなら動物質と植物質が半々になればGOOD!!!
ハンドリングしても人に噛みついたりすることはほとんどありません。
尾が長いトカゲは、威嚇をすると尾を鞭のようにして攻撃します。
大きなトカゲの場合は腕にみみずばれが出てしまうことも……。
でもオオアオジタトカゲは、温厚で尚且つ尾が短いのでそんな心配はありません!
適温は25℃前後で、ケージ内のホットスポット(バスキングスポット)は32~36℃。
湿度は30%前後にし、50%を下回るようにしましょう!
- 【昼行性】【地上タイプ】
- 生息地:インドネシアのスマトラ島~ニューギニアまで
- 大きさ:全長50~60㎝
- 寿命:10~15年
- エサ:コオロギ、野菜、果物、鶏肉、人工飼料
- 性格:おっとりさん♬
- 相場:5,000~3万円
アオジタトカゲの詳細についてはこちらをご覧ください。
飼いやすいトカゲ まとめ
いかがでしたでしょうか?
気になる子はいましたか?
フトアゴヒゲトカゲやレオパは、今凄く人気!
でも、他にも飼いやすくて愛らしいトカゲがいるのに、何故か人気がなかったりも(;’∀’)
今はまだ焦って決めなくても良いと思います!
もっとトカゲの事を知ってからでも遅くありませんよ~♬
犬や猫とは全く異なりますが、トカゲも生き物なので、ワンちゃんや猫ちゃんとはまた違った、細かい作業があったりします。
「昼行性」か「夜行性」、「樹上タイプ」か「地上タイプ」かで、飼育環境もグッと変わってきますし、意外と寿命が長いので、もしトカゲをペットとして迎えるのであれば、10年、15年先の自分を想像してみてください!
その時自分はトカゲをペットとして飼う余裕があるのか。
トカゲも生き物ですから、一度家族として迎えたら、最後まで責任が取れるよう心構えしておきましょう!
賃貸物件の場合は、トカゲを飼っても良いかどうかの確認もしてください!
素早い種類は脱走したりもします。
爬虫類が苦手な方もいますので、近隣住民の事も考えてトカゲをペットに向かえましょう♪
トカゲの基本的な飼い方と、これさえあれば間違いなし!な道具紹介はこちら
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