【コモチカナヘビ】卵から子を産まないカナヘビの特徴や生態

トカゲの飼育方法

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コモチカナヘビは名前の通り、卵から子を産まないで人間と同じく出産するためコモチと名がつけられています。

 

トカゲの仲間でも寒冷地に適応しているトカゲです。

私は北海道在住ですが、北海道にも生息しているとのことでなんか嬉しかったりします(笑)

今回はそんなコモチカナヘビについて特徴や生態、飼育できるのかなどについてご紹介していきます!

 

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コモチカナヘビの特徴や生態

 

コモチカナヘビ

 

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これからコモチカナヘビについて特徴や生態をご紹介していきます!

 

コモチカナヘビの特徴

 

コモチカナヘビは本種のみでコモチカナヘビ属となっており、分類上では希少な種となっています。

 

一見、どこにでもいそうなトカゲに見えますが、日本では北海道北部の一部にしか生息していない非常に珍しいトカゲだったりします♪

 

国外ではヨーロッパからユーラシア大陸北部に広く分布しており、北は北極圏にまで生息します。

トカゲの仲間としては最も北部に生息しているトカゲと言えます。

 

そういったことからコモチカナヘビは爬虫類の中でも最も寒冷な環境に適応している種とも言えます。

 

全長は約15㎝ほどになり、胴は太く尾が短いのでイメージする普通のカナヘビに比べるとずんぐりとして見えます(笑)

 

尾は自切を行うので部分的かほぼ全部を失っている個体も存在します。

頭は千雨で丸みを帯びており、オスはメスよりもほっそりとしています。

 

首や尾は厚みがありしっかりとした作りで、頚部や他の部分のウロコはギザギザしています。

手足も短めです(;^_^A

 

きっと、寒冷地にも対応できるようになっているんでしょうね♪

 

コモチカナヘビの体色は多種多様で、主な体色は褐色で、灰色、オリーブ褐色や黒色になることもあります。

 

メスは濃褐色のスジが脇腹や背面部分に見られることがあり、単色のスジで濃褐色もしくは淡褐色の斑が背面の両脇に存在する個体もいます。

 

オスの大半と一部のメスは腹部に濃褐色の斑があり、オスの腹部は通常黄色かオレンジ色、まれに赤色の鮮やかな色をしています。

 

喉の部分は白色をしており、一部青みを帯びた個体もいます。

 

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コモチカナヘビの生態

 

コモチカナヘビの生息地をもっと詳しくご紹介しますと、ヨーロッパおよびアジアに広く分布しており、トカゲ類の中では最も分布域が広いトカゲです。

 

細かい分布は、メキシコ湾流が低部にまで達し比較的温暖である北極圏北部の北ヨーロッパまで生息し、トカゲ類の中では最も北部に生息する種となっています。

 

アイルランドや北海道、サハリンなどにも分布し、地中海地方の大部分には分布はしませんが、スペイン北部、イタリア北部、セルビア、マケドニア共和国、ブルガリアなどにも分布。

 

例外としては、黒海周辺地域には分布しません。

日本では1961年に発見され、北海道のサロベツ原野周辺から稚内市、猿払村、浜頓別町にかけて分布しています。

 

草原や湿原、林縁、開けた森林、海岸、農耕地などの様々な環境に生息し、日本では湿原内の低木のある草地に生息します。

 

南部に生息する個体群はアルプス山脈の3,000m以上の高標高地に分布し、北部の個体群は疎林や牧草地、原野、ヒース、湿地帯、砂丘、岩石地帯、道路脇、生け垣や庭などのより乾燥した低地で見ることが出来ます。

※ヒースとは本来はイギリス北部のアイルランドなどにおける平坦地の荒地の事を言い、薄い表土と砂でできていて、耕作や牧畜には適さない環境です。

 

地上棲ですが、石や倒木、低木などに登ることもあります。

 

食性は動物食性で、主に昆虫類やクモなどを食します。

大きな獲物は咀嚼し飲み込む前に口の中で振り回します。

 

昼行性で早春や晩秋、夏の寒い日には体温が活動に最適になる30℃くらいになるまで日光浴を行います。

実際に飼育している北海道の円山動物園のコモチカナヘビは日光浴が大好きみたいです♬

 

繁殖期は4~5月にかけて行い、オスは交尾の前にメスを顎で捕まえ、メスがオスに興味がなかったら激しくオスを噛むそうです( *´艸`)

 

子はメスの体内で約3か月間います。

繁殖形態は胎生ですが、ピレネー山脈産の亜種の中には卵生の個体群が存在します。

 

1度に3~15匹の幼体を出産し、幼体は黒色で約3㎝ほど。

生まれたばかりの時は卵の薄膜に覆われ、数日後に薄膜がとれます。

 

オスは2年、メスは3年ほどで性成熟。

卵生、卵胎生の個体群が混ざった地域の個体は繁殖形態が違う種でも子をなすことが出来ますが、胎児が奇形になってしまったりするようです(;^_^A

 

北部の個体群は9~10月ころから地中や倒木の下などで冬眠し、2月中旬頃に目を覚まします。

南部の個体群は1年中活動するんだそうですよ~♬

 

その他のカナヘビについてはこちらをご覧ください。

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コモチカナヘビは飼育できるの?!

 

コモチカナヘビ

 

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つぶらな瞳がとても可愛いコモチカナヘビですが、サイテスⅡ類の掲載されており、果たして飼育できるのか?!
その疑問にお答えします♪

 

コモチカナヘビは飼育できるの?!

 

飼育できるのかどうかですが、飼育は可能です!

 

飼育方法としては、寒冷地に生息するトカゲなので暑さに非常に弱いので、他の爬虫類とは飼育の温度が違ってきます。

 

ですが、飼育が非常に難しく、流通量も少ないので爬虫類専門店でもめったに仕入れないそうです(;’∀’)

 

なので購入出来る機会がないことから、飼育している方も少ないようで、詳しい飼育方法など調べても出てきませんでした(-_-;)

 

もし飼育されたいのなら、ショップさんに相談してみるのも手ですよ~♬

 

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コモチカナヘビは希少なの?!

 

流通量が少ないと言いましたが、希少性が高いから少ないのかどうかってところなんですが、都市開発や農耕地開発、観光開発など委による生息地の破壊により、生息数は減少しているそうです(;’∀’)

 

分布が非常に広範囲なので、種として絶滅する恐れなどは低いと考えられていますが、一方でオランダやスイスなどの個体群単位では絶滅の恐れがあるそうで、イタリア低地部などのように絶滅した個体群も存在するそうです。

 

日本では、分布が限定的なことに加え農地開発による生息地の破壊により生息数は減少しているそうです(;^_^A

 

生息地である湿原での木道設置による捕食者に侵入や木道での日光浴を行うコモチカナヘビの発見が容易になることで捕食者や人間による採集の増加などが懸念されているそうです。

 

生息地の一部で国立公園に指定され、浜頓別町では町の天然記念物に指定されています。

なので浜頓別町では見かけても捕まえてはいけません。

 

というか、他の場所でもNGですよ~。

多分ダメなはず。ってかダメでしょ~。

 

開発による生息地の破壊は、なんとも悲しいですね( ノД`)シクシク…

 

北海道でも木道を設置するという行為だけで生息地破壊となってしまうところが悲しいです。

木道で日光浴しているコモチカナヘビの姿を見たいけど、その分人間が捕まえようとしたり、捕食者に見つかりやすかったりといった弊害もあるとは………….。

 

とにかく残念でなりません…………..。

 

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コモチカナヘビのまとめ

 

トカゲ

 

北海道在住の私は、コモチカナヘビが生息していると聞いて嬉しく思いましたが、北海道でも生息数の減少があるようで、その理由も何とも悲しくて残念としか言いようがありません(´;ω;`)ウッ…

 

これ以上生息数が減らないことを祈るしかありません…………..。

トカゲ
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SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

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