ジャイアントゲッコーはその名の通りヤモリの中でも大型の種類になります!
と言いますか、世界最大のヤモリです!!!
見た目はずんぐりとして頭が大きく、とても貫禄タップリ♪
いかつい見た目と違い、触った感触はプニプニもちもちで堪りません!!!
ペットとしても人気があります。
正式名称は「ニューカレドニアジャイアントゲッコー」と、長~い名前です(笑)
世界最大のヤモリなので、飼育ケージは大きいものが必要ですし、お値段も高く、寿命が約30年と長いので、30年後も責任をもって飼育できるかどうかを考えて、覚悟を決めてから家族として迎え入れましょう!
ここではジャイアントゲッコーの飼育方法や種類などをご紹介いたします!
ジャイアントゲッコーに興味のある方、これから飼いたいと思っている方は是非最後まで読んでみてください♪
ジャイアントゲッコーの種類や特徴とは?
ジャイアントゲッコーはミカドヤモリ属のヤモリの仲間。
日本でも人気のあるクレステッドゲッコーの仲間でもあります。
和名は「ツギオミカドヤモリ」と言い、尾が短く再生尾に見えることから「継尾」→「ツギオ」と名が付けられました!
それでは詳しくご紹介いたします♪
ジャイアントゲッコーの特徴
ジャイアントゲッコーは、略称「ジャイゲコ」で親しまれています♪
世界最大級のヤモリで、動きはゆったりしており捕食が苦手(笑)
夜行性なので夜になるとノソノソと動き出し、寝ている昆虫や果実、花の蜜などを食べています。
見た目によらずなんかお茶目ですね~♬
樹上棲のヤモリなので、体色は木の幹に似せた茶色や緑、斑点模様があります。
周りの環境に合わせてある程度体色を変化させることが出来ます。
- 【樹上棲】【夜行性】
- 生息地:ニューカレドニア島、イルデパン島およびその周辺
- 大きさ:~35㎝ほど
- 寿命:約30年
- 性格:おっとり、温厚
- 餌:昆虫類、小型の爬虫類、熟れた果実や樹液、花の蜜など
- 相場:7~10万円程度
- 適温:23~27℃
ジャイアントゲッコーの種類
ジャイアントゲッコーは、生息する地域によって体のサイズや模様が異なります。
大きく分けると2種類。
種類① ジャイアントゲッコー グランテラ
体色は地味目。
ヘンケリーよりも大きくなりやすいのが特徴。
ニューカレドニア本当に生息しています。
種類2 ジャイアントゲッコー ヘンケリー
画像はもしかしたらヌアミ産かもしれません(笑)
ニューカレドニア本島以外に生息している亜種になります。
白やピンク、黄いろなどカラフルな個体もいます。
ピンクって!!!
見てみたいです(笑)
グランテラよりもどちらかというと小柄で尾が短く、
ふくよかなBODY。
グランテラとヘンケリーを掛け合わせた種類もいるみたい。
種類③ ジャイアントゲッコー グランテラ ヤテ産
ヤテ産のグランテラ。
グランテラの中では巨大化しやすいタイプです。
種類④ ジャイアントゲッコー ヌアミ産
ヘンケリーの仲間で、体色が緑色に白い斑点模様が入っている種類です。
ヌアミ島に生息。
種類⑤ ハラマヘラジャイアントゲッコー
ヘンケリーの仲間で、体色は白をベースにうっすらと緑色が入っています。
ジャイアントゲッコーの飼育方法とケージなどの飼育アイテム
ジャイアントゲッコーの飼育方法と飼育に必要なアイテムとともにご紹介していきます♪
世界最大級の寿命約30年のヤモリ、ジャイアントゲッコーをペットにとお考えの方は、ご紹介したアイテムを購入すれば大丈夫なように厳選いたしました。
お住まいの地域や生活環境によってはプラスで保温器具が必要な場合もありますが、飼育ケージ内の温度を確認しながらその都度保温器具を追加したり、使わなかったり調節しましょう!
ジャイアントゲッコーの飼育に必要なアイテムは、
- 飼育ケージ
- 照明(必要に応じて)
- 保温器具
- 床材
- サーモスタット
- 湿温度計
- 木の枝、流木など
- 霧吹き
- 水入れorエサ入れ
になります。
では詳しく飼育方法とともにご紹介していきます♪
飼育ケージ
ジャイアントゲッコーは樹上棲のヤモリなので、木の枝や流木などを飼育ケージ内に立てかけてあげないといけません。
そうなるとケージの高さが必要になります。
大きさの目安ですが、最低でも体調の約2倍、横は1,5倍は欲しいところ。
そうなるとジャイアントゲッコーの飼育ケージは高さ60㎝以上のものが必要になります。
45㎝くらいで飼育できますという方もいらっしゃいますが、私としてはなるべくストレスなく過ごしてほしいので、体調の2倍以上の飼育ケージを選んで欲しいです!
オススメケージはこちら
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こちらは幅も広めなタイプなので、高さが最低限でもゆったりとくつろげるように、木の枝などレイアウトしやすいですよ~♬
ジャイアントゲッコーは体が大きい分、重さもあるので、太い木の枝や流木が必要で、それらを高低つけて組み合わせるのおすすめ。
その為にはこれくらいが最低必要です!
もっとコスパのいい飼育ケージもありますが、こちらは爬虫類専用でしっかりとした作り。
大きさや重さのあるジャイアントゲッコーにはこれくらいしっかりしたほうがGOOD!!!
照明器具
夜行性のジャイアントゲッコーには紫外線ライトなどの照明器具は必要ないと言われています。
ですが、自然界では昼間も多少の紫外線は浴びてます。
しかも紫外線が不足するとビタミンD₃が体内に不足し、クル病などの病気になる事もあります。
そして昼と夜の区別をつけてあげると、生活のリズムが出来ますし、鑑賞するにも最適です♬
体も大きいので、ほんの少しの紫外線も必要かな~と思います。
ちなみにビタミンD₃は、餌昆虫にまぶして補給するタイプの栄養剤もありますので、こちらの照明は個人の采配でお願いいたします。
ですが、私はなるべく自然を再現するには必要かと思います♪
オススメの照明器具はこちら
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こちらは先ほどご紹介した飼育ケージ対応の、ケージの上にのせて使うタイプです。
飼育ケージ内はその分広々します。
交換球は付属していないので、別売りで購入してください。
交換球はこちらがオススメ
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先ほどの照明器具に使えるライトです。
こちらはあまり紫外線を必要としない種類に使えるタイプで、自然の光で飼育ケージ内を照らします。
夜間は消灯しましょう!
そして↑の照明器具にはこちらのライトが3つ必要です!
予備のためのライトもまとめて購入しておくと、急にライトが切れてもすぐに交換出来て安心です♬
保温器具
ジャイアントゲッコーに必要な適温は23~27℃ですので、飼育ケージ内は25℃前後を保ちましょう!
季節やお住まいの地域などによって必要な保温器具の種類や数が違ってきます。
飼育ケージが大きい分、保温器具も大きめが必要ですが、保温器具1つだと飼育ケージ内が上がらないこともありますので、秋~春くらいまでは保温器具を増やしましょう!
冬場は気温が下がってくると、なかなか適温まで温度が上がらなくなることがあるので気を付けましょう!
オススメの保温器具はこちら
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こちらは飼育ケージの上部の網部分に取り付け、上から遠赤外線で広範囲に飼育ケージ内を温めます。
こちらのサイズを選んだのは、上でご紹介した照明器具を使用する場合に合わせています。
照明器具も飼育ケージの上部に取り付けるので、その残りの部分にこちらを取り付けられるように計算しました!
照明器具を使わないのなら、暖突のLサイズがオススメです!
更にこちらでは足りない場合や冬に備えて、こちらのパネルヒーターがオススメ
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こちらは補助として。
それか夏場に25℃キープできなくて下がってしまった時は、飼育ケージの外側の側面か飼育ケージに下において使用しましょう!
飼育ケージの種類によっては、ケージの下にパネルヒーターを入れるスペースのないものもあります。
↑でご紹介したタイプはOK!!!
この2種類を使い、上手に25℃前後をキープしましょう!
床材
床材でオススメなのが、ペットシーツかキッチンペーパー、ヤシガラです。
ペットシーツとキッチンペーパーは、掃除が簡単!
排泄物を見つけたらすぐに交換すればOK!!!
でもちょっと見栄えが(;’∀’)
一般的にはヤシガラが使われています。
こちらはお手入れに少し手間が必要ですが、見た目が良いのと、ジャイアントゲッコーの生息する環境に近くなり、高温多湿を好むので湿度を保ちやすいのでおすすめ。
排泄物を見つけたら、すぐにブツとその周りのヤシガラを取り除きます。
掃除を怠ると、コバエやダニの発生原因になります!
でもマメに排泄物や餌昆虫の死骸などをチェックし取り除き、さらに1~2か月に1回はすべてのヤシガラを交換すれば大丈夫!!!
ペットシーツやキッチンペーパーはそんな不安はないので、どちらもメリットデメリットがあります(;’∀’)
お好きな方をお選びください♪
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脱臭、保湿効果に優れたこちらの商品。
飼育ケージが広くなるので、その分使用する床材も多くなります。
こちらは圧縮されているので、保存するときも場所をとらずに済みます。
その分、少し面倒くさいかもしれませんが、こちらは使用するときにお湯でふやかして戻してから使用。
こちらは細目タイプですが、荒めタイプもありますのでお好みで♪
脱臭効果はありますが、体が大きい分排泄物も大きく、その分匂いも気になるかもしれません。
その場合はこちらも合わせて使用してみてください!
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排泄物を取り除いた後に、その周辺に振りかけるだけ!!!
サーモスタット
サーモスタットとは、照明器具や保温器具とつなぎ、温度調節や時間調整などを自動で行ってくれる便利なアイテム。
オススメサーモスタットはこちら
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湿温度計・霧吹き・水入れ・餌入れ
爬虫類飼育には温度と湿度の管理がとても大切になります!
必ず温度と湿度が確認できるように用意しましょう!
サーモスタットを使っていたとしても、サーモスタットだけに頼らず、自分の眼でチェックするように!!!
ジャイアントゲッコーの場合は25℃前後をキープ。
湿度は60~70%をキープしましょう!
室温が下がると消化不良などを起こします。
湿度も低すぎると脱皮不全を起こしたり体調不良の原因となりますので、しっかりとした管理が必要です!
低温に弱いので、毎日温度計をチェックし飼育ケージ内の温度が下がらないようにしましょう!
湿度も50%を下回るとダメなので、毎日最低1回は飼育ケージ内に霧吹きしましょう。
冬は乾燥しやすいので、様子を見ながら数回霧吹きすると良いでしょう!
ジャイアントゲッコーは水入れに水を入れてもそこからは飲んでくれません。
飼育ケージ内に吹きかけた水滴を舐めて水分補給します。
飼育ケージ内のガラス面や、観葉植物(フェイク含む)や床材に霧吹きするように!
水入れに水を入れて飼育ケージ内に置いておくと、湿度を保つことにもなるので、様子を見ながら必要かどうか判断してください。
冬場はこうして使うと良いでしょう!
餌入れは、ピンセットやスプーンで与えるのであれば必要ありませんが、生餌を飼育ケージ内に入れておく、投げ込み式にする場合は餌入れに入れておくのも良いでしょう!
なるべくならピンセットやスプーンから食べて欲しいですが(笑)
オススメ温湿度計はこちら
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こちらは温度計と湿度計が一緒になったタイプです♬
アナログのほうが使いやすいかと思います( ̄ー ̄)
木の枝や流木などレイアウト品
ジャイアントゲッコーは樹上棲のヤモリなので、飼育ケージ内には必ず流木などを立てかけて設置してください。
大きな体なので、なるべく太いものを選びしっかりと固定しましょう!
固定するには、接着剤を使う方もいるみたいです。
それか、長くて太い物を飼育ケージ内に1本斜めに。
複数の長さや太さの違うものを横にしたりし、長い流木を固定するのも良いかと思います!
流木のほかにも観葉植物を入れると雰囲気が出ますし、飼育ケージ内に霧吹きすると、葉についた水滴をジャイアントゲッコーが舐めたりできますので、フェイクでも良いのでおすすめ♪
オススメの木の枝はこちら
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こちらは流木です~。
木の枝でもいいですし、形状は天然ものなので、お任せになります!
飼育ケージ内のレイアウト用品は色々ありますので、こちらも参考にしてください!
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ジャイアントゲッコー まとめ
いかがでしたか~?
流木などのレイアウト品以外は、私がオススメしたアイテムを選べばバッチリです!
飼育ケージを基本として、その飼育ケージに使えるアイテムなので、間違いなしですよ~♬
細かいところはお任せです!
地域に気温だったり、常に家にいるのでサーモスタットは必要ない場合もあるかと思います!
自分の生活環境がどうなのかも考慮に選択してくださいね!
でもとにかくジャイアントゲッコーを飼育したいとお考えならば、大きさ、寿命などを考えて、中途半端な気持ちでは飼わないで欲しい!!!
命あるものなので、責任をもって最後まで大事に育てることが大事です!!!
それが出来ない方は、飼うのはやめてください!
ジャイアントゲッコーに限らず、そういう人には生き物を飼う資格ないですから………….。
これをご覧くださった皆様は、きっとそんな人はいないでしょう!
ジャイアントゲッコーが無理そうなら飼う種類を変更するなどの検討するでしょうし。
ちゃんと調べている証拠ですしね(笑)
このほかにも、基本的な爬虫類やトカゲ、ヤモリの飼い方なども調べておくと、なおいいですよ!!!
根底では共通していたりしますから!!!
とっても勉強になりますよ~♬
爬虫類に基礎的なことはこちらをご覧ください♪
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