赤い瞳と黒いBODYに黄色の縞模様が特徴的なヤモリ。
ヒョウモントカゲモドキにはかないませんが、比較的飼育しやすいと言われています。
こちらではハイナントカゲモドキの詳しい特徴と、飼育方法をご紹介しますが、爬虫類やトカゲ、ヤモリなどの基本的な飼育方法や特徴なども、知識として取り入れることをオススメします♪
それらの記事はこちら
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ハイナントカゲモドキの特徴と飼育方法とは?!
ハイナントカゲモドキは、トカゲモドキのグループの一種です。
同じグループでもヒョウモントカゲモドキなどとは特徴も、飼育方法も違いますので注意してくださいね~。
とにかくカッコいいビジュアルのハイナントカゲモドキの詳しい特徴についてご紹介します!
ハイナントカゲモドキの特徴
ハイナントカゲモドキはトカゲモドキのグループで、さらにキョクトウトカゲモドキ属になります。
日本固有のクロイワトカゲモドキも、キョクトウトカゲモドキ属ですが、天然記念物に指定されているため飼育が不可能なので、もしキョクトウトカゲモドキ属のヤモリを飼育したい方は、キョクトウトカゲモドキ属のなかで一番飼いやすいと言われる、ハイナントカゲモドキをオススメします!
でも、生き物ですので、簡単!とは言えません(;’∀’)
あくまで爬虫類の中で、わらにキョクトウトカゲモドキ属の中でと思ってください。
きちんと特徴や飼育方法を勉強して、それを守っていれば大丈夫ですよ♪
キョクトウトカゲモドキ属はどの種も、幼体時には黒っぽい地に桃色や黄色の細いバンド(縞)を持っており、成長するにしたがって地色が薄くなり、細かいスポット(斑)現れることが多いです。
また、虹彩の色は赤味がかった種が多いです。
ハイナントカゲモドキもそうですね♪
主に山間の斜面や洞窟、森林内の岩場などに棲んでいます。
この仲間は、近年の研究で新種が続々と発見されていますので、まだ増える可能性は高いと言われています!
瞼を持っていないヤモリの中で、瞼をもっていたり、指に下に趾下薄板を持っていなかったりと、ヤモリが持つ特徴より、トカゲの特徴が強く出ているヤモリ(トカゲだけどね)です♬
- 【森林地上棲】【夜行性】
- 生息地:中国のハイナン島、ベトナムのキャットバ島
- 大きさ:約16㎝前後
- 寿命:10~15年
- 性格:臆病
- 餌:コオロギなどの昆虫類、節足動物、小型の爬虫類、哺乳類など
- 相場:6,000~1万円程度
- 適温:24~26℃
ヤモリの身体的特徴はこちらをご覧ください♪
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ハイナントカゲモドキの飼育方法とは?!
基本、トカゲの飼育ケージの大きさは、その種の体長の約2倍以上の幅か、樹上棲なら2倍以上の高さが必要になります。
ハイナントカゲモドキは地上棲なので、基準で言うと約40㎝ほどの幅がある飼育ケージになります。
これから詳しく飼育方法と必要な飼育道具を合わせてご紹介します!
飼育ケージ
飼育ケージの大きさは幅が最低でも40㎝必要になります。
いつも私はトカゲの飼育でご紹介する飼育ケージは、ガラスを使用したしっかりとしたものをご紹介しています。
その分お値段もしますが(笑)
今回はアクリルケースをオススメしたいと思います!
コスパも良いので最初はお金をあまりかけたくない方におすすめ。
本当は爬虫類用のガラスケースがおすすめ(笑)
ハイナントカゲモドキだからアクリルケースや、プラケースもまあいいでしょう!という感じです♬
私のおすすめはこちら
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こちらの素材は全てアクリル。
上部には穴が開いており、スライド式となっているので、必要な時に必要な分だけ蓋を開けることが出来ます♪
このほかにも、プラケースと呼ばれる簡易なものもありますが、蓋の部分が使いにくそう(-_-;)
こちらはスライド式ですし、蓋部分も透明なので、圧迫感なく上からでもハイナントカゲモドキを観察できます♪
保温器具
ハイナントカゲモドキはあまり高温の環境は好みません。
適温は24~26℃。
飼育ケージ内の温度を常に24~26℃に保つように注意しましょう!
夏はクーラーの影響で寒くなりすぎたり、気温で厚くなりすぎたり、冬は外気温が下がるので飼育ケージ内の温度が下がったり、外出の多い方は部屋の暖房を切ると思うので、そうなると部屋の温度も下がり飼育ケージ内の温度も下がります。
それを防ぐために、保温器具が必要となります。
オススメの保温器具は、パネルヒーターなのですが、パネルヒーターにも種類があります。
私のオススメのパネルヒーターはこちら
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こちらはアクリルケースでも基本使えるものです。
飼育ケージの外側の底に敷いてその上に飼育ケージを置きます。
オススメした飼育ケージはこのパネルヒーターの上に置くと、ピタッと隙間なくつくと思います。
ピタリ適温は、下敷きのように薄いので、これで本当に暖かくなるのか不安になるかもしれません(笑)
それくらい薄い!
端の一部には電源コードとパネルをつなぐでっぱりがありますが、ここの部分をずらして飼育ケージを置きましょう。
そうしないと飼育ケージが傾く(-_-;)
飼育ケージよりサイズが半分くらいですが、どちらかに寄せて設置すると、ヤモリちゃんが好きに暖かいところと少し涼しい場所を選んで移動するので、選べるのでそうしてあげましょう!
飼育ケージによってはそこの部分に隙間があるので、その場合はパネルヒーターと飼育ケージがピッタリとくっつくように、パネルヒーターの下に断熱材などで高さを出して設置しましょう!
飼育ケージ内には、飼育ケージ内の温度を確認するために温時計を入れます。
その温度計をチェックしながら、保温器具を調節しましょう♪
もしあなたが寒い地域にお住まいだったり、住んでいる環境が寒い場合はパネルヒーターだけでは足りないかもしれません!
その場合は飼育ケージはガラスのものを使用し、パネルヒーター以外の保温器具を足しましょう!
こちらの記事を参考にしてみると良いですよ♪
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床材
床材は、簡易なものではペットシーツやキッチンペーパー。
排泄物を見つけたら簡単に取り換え出来るので、手間がかかりません。
でも湿度を保てないのでおすすめしません( ̄ー ̄)
ハイナントカゲモドキは乾燥した環境を好まないので、飼育ケージ内の湿度を保つためにも、ヤシガラは便利です♬
使用後は可燃ごみに出せます!
もちろん排泄物を見つけたらすぐにその周りのヤシガラも含め、除去します。
1か月に1か月に1回は全ての床材を取り換えるようにしましょう。
それを怠ると、コバエやダニの発生の原因になりますよ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ペットシーツやキッチンペーパー以外のオススメ床材はこちら
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ハイナントカゲモドキは乾燥した環境を好まないと言いましたが、湿度を保つには定期的に飼育ケージ内に霧吹きしてあげてください。
それ以外に水入れに水を入れて飼育ケージ内に設置しましょう!
霧吹きする際は、飼育ケージ内の壁面、床材がペットシーツやキッチンペーパー以外なら、床材にも。
観葉植物などのレイアウト品があればそこにも霧吹きしましょう!
べちゃべちゃはダメですよ(笑)
床材は触ってみて少し湿ってるな~くらいで。
湿度は70~80%を維持しなければなりません!
湿度は必要ですが、飼育ケージ内の通気性はとても大事ですから誤解しないように!!!
ウェットシェルター
こちらは普通のシェルターとは違います。
ウェットシェルターは素焼きでできたシェルターで、上部に水を貯めることでシェルター内の湿度が保てるという優れもの!
個体自体が判断し、避難場所に使えます。
普段も隠れ家として使えてトカゲちゃん達もリラックスできます♬
オススメウェットシェルターはこちら
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シンプルなウェットシェルターです♬
そしてもう一つ必要なのが、温度計と湿度計です。
一緒になったタイプもあるのでそちらを使用すると場所を取らずに便利です♬
このほかにも、レイアウトしてあげると良いのが、流木などです。
フェイクでもいいので、観葉植物も入れてあげると雰囲気も出ますし、生息地の環境と似せてあげると喜ぶかもしれません♪
レイアウト用品のオススメはこちらを参考にしてください。
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餌
ハイナントカゲモドキにはコオロギがおすすめ。
その他にワーム類も加え、いつも同じモノばかり与えないようにします。
基本はコオロギにし、ローテーションを組むと良いですよ♪
昆虫にはデュビア(ゴキブリ類)もありますが、飼育ケージ内に放つと床材に潜ってしまうので、コオロギがオススメです!
トカゲはカルシウムがないとクル病になってしまいます。
クル病は骨の形成が上手くされない病気で、一度かかると完治しませんし、場合によってはその他の病気を誘発したり死に至ることもあります。
コオロギだけを与えていても、カルシウムが不足してしまうので、餌昆虫以外にカルシウム剤が必要になります。
カルシウム剤にはカルシウムのみとビタミンが含まれているものがあります。
オススメの与え方としては、ビタミンなしのカルシウム剤を餌昆虫にまぶして与え、たまにビタミン剤をプラスして与えるようにしましょう。
ビタミン剤の与え過ぎはクル病によく似た症状を引き起こしますので注意!!!
オススメのカルシウム剤はこちら
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たまに与えるビタミン剤入りはこちら
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週に1~2回はこちらのビタミンD₃入りを餌昆虫にまぶして与えて!
ハイナントカゲモドキ まとめ
いかがでしたか~♬
基本さえちゃんとすれば、しっかりと育てることが出来ます!
もちろんその為の勉強も必要ですが(笑)
あなたも 赤い瞳と黒いBODYの虜になるかもしれませんよ~♬
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