エメラルドツリーモニターなどとは正反対の真黒いBODYが美しいブラックツリーモニター。
実は情報量が少ないオオトカゲなので困っちゃいますが、出来るだけ情報を集めて特徴や生態、飼育についてご紹介していきます!
ブラックツリーモニターの特徴や生態
- 【昼行性】【樹上棲】
- 生息地:ニューギニアのアル―諸島
- 大きさ:90㎝ほど
- 寿命:不明ですが、ツリーモニターの平均寿命は10年以上なのでそれくらいかと
- 性格:神経質
- 餌:昆虫類、小型の鳥類など
- 値段:10万前後
これからブラックツリーモニターの特徴や生態についてご紹介していきます!いや、ホントかっこいい♪
ブラックツリーモニターの特徴
和名はクロホソオオトカゲと言い、その名の通り全身が真っ黒なモニターです。
体色は黒一色で斑紋は一切ありません!
徹底してますね(笑)
ですが、幼体時は多少の模様があるみたいです。
完全なる樹上棲なので、樹上に適した形態をしており、細身で尾が長いスリムな体型をしています。
でっぷりしていたり、がっしりしていたら、確かに木の上での生活困りそうですよね(;’∀’)
私もブラックツリーモニターのようにスリムな体型になりたいかも( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
そして、体色が黒い!!!
という以外は特に形態上の特徴がなく、生態もそれほど特別変わったところはありませんが、黒一色のBODYを持つという点だけでも呪分に魅力的な種ですし、非常に人気の高い種類といえます。
ブラックツリーモニターの生態
ブラックツリーモニターはニューギニア島南方のアル―諸島に生息するツリーモニターの仲間です。
熱帯雨林やマングローブ林に生息し、ほぼ完全に樹上棲と言われています。
主に昆虫類を食べていますが、小さな鳥やその卵、雛なども食べることがあるそうです。
繁殖期には、オス同士がコンバット(闘争)を行うことが知られており、メスは7~35個の卵を樹上のシロアリのアリ塚に産みつけます。
卵は温度によって孵化の期間が大きく異なるみたいで、27~30℃の温度では172~240日かかり、一方で60~70日くらいで孵化するというデータもあるようです(;’∀’)
ってか、幅あり過ぎですけど~((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
まだまだそれだけ未知なるものを秘めているんでしょうね~。
爬虫類ってそんなところが興味深い!!!
全長は90㎝ほどなのでツリーモニターの中でも小型かもしれませんね♪
最近では主に幼体が流通していて、その大きさからなら飼育もしやすくて、尚且つツリーモニターの魅力を十分に楽しめる種類といえますね♪
ブラックツリーモニターは、本種の分布地域と離れたニューギニア島の東方の島々に、似たような近縁種のボガートツリーモニターがいるそうなのですが、こちらのほうはほとんど流通することはないようです(;’∀’)
そして、ブラックツリーモニターはCITES(サイテス)附属書Ⅱ類に掲載されています。
サイテスとはこちらを参考にしてください♪
サイテスとは?ワシントン条約と爬虫類に関する疑問にお答えします!
ブラックツリーモニターの飼育
ここからはブラックツリーモニターの適した飼育環境についてご紹介していきます!ほとんど基本的なツリーモニターと一緒です♬
飼育環境
ブラックツリーモニターはほぼ完全な樹上棲なので、高さを重視した飼育ケージを選ぶことが重要です。
体が小さいうちは、体の大きさに合わせた小さめの爬虫類専用飼育ケージを使用し、大きくなったら高さが150㎝くらいある飼育ケージが必要になりますが、そんな大きな市販の飼育ケージは売っていなかったりします_| ̄|○
なので、自作するか特注するか、部屋に放し飼いにするか、ガラス温室をアレンジして使用するかのどれかになります。
飼育ケージ内には木の枝や流木などを立てかけたりして動かないようしっかりと固定してください!
飼育ケージ内の基本温度は26℃程度を保つようにし、夜間は25℃と少しだけ温度を下げます。
日中はバスキングスポット(ホットスポット)にバスキングライトを照射します。
バスキングスポット(ホットスポット)直下の温度は40~45℃くらいに保ちましょう。
それ以外の場所は26℃くらいになるように、飼育ケージ内に温度差が出るようにするのが爬虫類飼育においての共通のポイントとなります。
ツリーモニターですが、意外と水の中に入ったりするので、飼育ケージ内に全身が浸れるくらいの大きさの水容器に水を入れておきましょう!
水が汚れたらなるべくすぐに取り換えてあげるか、毎日取り換えましょう!
ツリーモニターは高温多湿を好むので、湿度管理も重要になります。
湿度は水容器を入れておくとそれだけで保ちやすくなりますが、小さな飼育ケージの時は床材をヤシガラやハスクチップなどを使い、霧吹きで少し湿るくらいにします。
床材は糞尿など見つけたらすぐにその部分と周りの部分を取り除くように!
1~2か月に1回は飼育ケージ内の全ての床材を交換し、飼育ケージも綺麗に清掃しましょ!
大きな飼育ケージや放し飼いの場合は、人工芝やペットシーツ、新聞などを床材の代わりに使用し、水容器ももちろん設置。
霧吹きではなく加湿器を使うと楽ちんですからオススメです!
湿度が足りないと脱皮不全を引き起こしますので注意!!!
脱皮不全についてはこちらを参考にしてください♪
餌について
餌はコオロギやデュビアなどの昆虫類を中心に与え、ウズラ、マウスなどを少量たまに与える程度に。
ですが、マウスなどは食べない個体も多いそう(;’∀’)
げっ歯類は栄養価が高いので、与え過ぎると肥満の原因になります。
人間と同じく肥満は命にかかわることもありますし、漆黒の美しいBODYがぽっちゃりっていうのも、なんだか嫌だな~( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
そして、昆虫類を与えるときには、カルシウム剤をまぶしてから与えてください!
カルシウム剤には主に2種類あり、カルシムのみのものと、ビタミンが含まれるものとがあります。
両方とも用意して欲しいのですが、いつもはカルシウムのみのタイプを与え、たまにビタミン入りのカルシウム剤を与えるようにしてください。
これらの情報を、ツリーモニターの基本的な飼育方法を参考にしながら飼育しましょう!
ブラックツリーモニター まとめ
いかがでしたか~???
正直あまり情報がなくて申し訳ないのですが、体色が黒いというだけで、その他はツリーモニターの基本的な特徴や飼育と同じなので、ブラックツリーモニター単体での情報が少ないのかもしれませんね(;’∀’)
漆黒のBODYが美しいブラックツリーモニター、ベビー時から飼育すれば比較的飼いやすいとも言われますので、是非チャレンジしてみては?
あっ、でも安易に考えないでくださいね~!!!
コメント
[…] →リンク […]