カメレオンモドキって一体何?
最初私はそう思いました~(笑)
トカゲ?カメレオン?
カメレオンもトカゲだし~。
モドキとついているからには、カメレオンじゃない(;’∀’)
ってことで~、カメレオンの仲間じゃない見た目がカメレオンそっくりなトカゲってことになるみたい(笑)
樹上棲なのは一緒みたいですが、一体どんな生態や特徴があるのか気になるので調べてみました!
飼育方法と種類も一部ですがご紹介します♪
気になる方は是非ご覧ください!
カメレオンモドキの生態と特徴とは?飼育方法もご紹介!
見た目がカメレオンそっくりなカメレオンモドキ。
とにかく気になって仕方がないです(笑)
そんなカメレオンモドキに迫ってみたいと思います( ̄ー ̄)
カメレオンモドキの生態や特徴
カメレオンモドキ属は5種類いて、全てキューバ共和国の固有種です。
その奇抜な形状は分類に関して近年でも研究者たちが色んな見解を出しています。
身体的な特徴としては、大きな頭にずんぐりとした胴体、尾は頭部より短くなっており、手足は短くヤモリほどではないものの、趾下薄板のようなものがあり、指の先端には爪も持っています。
そして気になる眼球ですが、左右別々に動かすことが出来て色彩も気分や環境に合わせて、灰白色から褐色まで変化させることが出来ます。
ウロコも独特で、丸いタイル状のウロコが不規則に並んでいます。
形状はオス、メスともに似ていますがオスのほうがやや大きいみたいです。
樹上棲ですが、半地上棲という方もいます。
主に森林に生息し、山頂部から低地のフルーツ畑やコーヒー農園、都市部など幅広い場所で発見されることがあるそうです。
野性下ではほとんど動かず、1日の約60%以上同じ場所で動かずにじっとしていたとの観察記録も存在します。
食べ物は肉食中心の雑食で、野性下ではよくカタツムリを好んで食べることが知られています。
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:キューバ共和国の限られた地域
- 大きさ:~30㎝程度
- 寿命:5~8年ほど
- 性格:おっとり
- 餌:コオロギなどの昆虫類、カタツムリ、果物など
- 相場:5万円前後
- 適温:26~28℃
カメレオンモドキの種類
カメレオンモドキ属は5種類なのですが、情報が少ないので2種類ご紹介します!
フトヒゲカメレオンモドキ
こちらは別名「バルバータスカメレオンモドキ」と呼ばれています。
ポルカスカメレオンモドキ
ホソカメレオンモドキと呼ばれることもあるそうです。
カメレオンモドキの飼育方法
カメレオンモドキの仲間は動きがおっとりとしていて扱いやすいと言われます。
その反面、神経質なところもあるので、人間が見ていると餌を食べなかったり、物音がしたら餌を食べるのをやめたりすることがあります。
テリトリー意識も強く、オス同士では激しく争うこともあるそうです。
大人しい個体が多いですが、まれに気性が荒い子もいて、人間が噛まれたらなかなか痛いそうです(笑)
少し血がにじむ程度みたいですが。
なるべく飼育ケージは人間の視線よりも高い位置に設置するのが好ましいです。
ハンドリングはしやすいと言われていますが、個体の性格によってはそっとしておいてあげましょう♪
ハンドリングについてはこちら
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飼育に必要な道具は以下になります。
- 飼育ケージ
- 紫外線ライト
- バスキングライト
- パネルヒーター
- 床材
- 水槽用ファン(ミニ扇風機)
- 温湿度計
- 温度計
- 餌
詳しく解説いたします!
飼育ケージ
飼育ケージの大きさの目安は、体長の約2倍以上の幅、樹上棲の場合は高さが必要ですが、カメレオンモドキはあまり動かないので、最低45㎝の高さがあれば十分でしょう。
あくまでも最低です。
なるべくならあまり動かないとはいえ、体の大きさに合わせた飼育ケージがおすすめです。
そして、蒸れに弱いので通気性のあるものを選びましょう。
樹上棲なので太めの枝などレイアウトし、なるべくなら空中湿度を保つために観葉植物があればなおGOOD!!!
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こちらは大きめサイズです。
樹上棲なので、体の大きいカメレオンモドキが登れる木の枝や流木を立てかけるとなると、ある程度大きさがあったほうが設置しやすいです!
照明など
本来は昼行性なので、ある程度の紫外線は必要になります。
あまり強い光は苦手なので、弱めのタイプを選びます。
更に弱めのホットスポット(日向ぼっこ出来る場所)を作るのに必要な、バスキングライトが必要です。
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こちらは飼育ケージの上に設置します。
交換球は別売りです。
交換球は2つ必要です。
交換球おすすめはこちら
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紫外線が弱いタイプを選びました!
交換球は切れた時などを考慮し予備も購入しましょう!
バスキングライト用クリップスタンドのオススメはこちら
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ランプ(電球)はこちらがオススメ
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あまり強い光を好まないので、生体が感知しない光を出すランプを選びました。
この光を当てた部分の温度は32℃を保つようにしましょう!
紫外線灯もスポットライトも昼間に点灯。
夜間は消灯。
夜間に飼育ケージ内の温度が保てないようなら、スポットライトを夜間も点灯し、パネルヒーターなどの保温器具を併用しましょう!
温度・湿度
飼育ケージ内の温度と湿度は重要です。
あまり高温には強くないので、飼育ケージ内のホットスポット以外の温度は26~28℃と保ちましょう!
夏場の高温には注意!
夏場は蒸れてしまったりする可能性があるので、その場合は水槽用のファン(ミニ扇風機)で飼育ケージ内の通気を良くしてあげましょう!
冬場は飼育ケージ内の温度が26℃以下になるようなら、パネルヒーターなどが必要になります。
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設置場所は飼育ケースの下の真ん中ではなく、左右どちらかに寄せてください。
それか飼育ケージの外側側面に貼り付けます。
貼り付けるときはガラス面に直接ヒーターがふれるように、断熱材やテープなどで固定します。
そして湿度は霧吹きなどで飼育ケージ内を1日2回水を吹きかけましょう。
その際は生体にかからないようにしてください!
朝と夕に時間を決めると良いですよ~。
飼育ケージ内の壁面や観葉植物、床材に軽く湿らす程度に霧吹きします。
壁面に水滴がつくくらいです。
温度と湿度の管理は、温度計と湿度計が必要です。
餌と水
餌はコオロギやシルクワームなどの昆虫類を与えます。
カメレオンモドキは動きがゆったりしてるので、コオロギは後ろ足を取り除くかピンセットで直接与えてください。
ハンドリングできるようにしたいのなら、ピンセットで与えるようにすると良いです!
食べ残したコオロギなどはカメレオンモドキに噛みついたりするので、ケージ内から取り除くようにしましょう!
野性下での好物のカタツムリも与えることが出来ます。
その場合はカタツムリに野菜などを与えて数日間飼育してから与えるように。
理由は体内のフンを排泄させるためです。
その他に人工飼料も食べるようになるそうです。
個体にもよりますが(笑)
イチゴや爬虫類用のゼリーなどの甘いものも好物なので、おやつ程度に与えましょう。
カメレオンモドキは脱水に弱いので、飲み水は非常に重要となります。
水入れに水を入れて飼育ケージ内に設置しますが、それ以外に飼育ケージ内に霧吹きし、壁面や観葉植物などに付着した水滴を舐めることが出来るようにしましょう。
飼育ケージ内の湿度を保つためと水分補給に霧吹きは重要!
カメレオンモドキに限らず、樹上棲のトカゲは植物などについた水滴を舐めるように飲む種類が多く、水入れから直接飲むのが苦手な子も多いそうです(笑)
そして、個体によっては、水場の中でフンをする子もいるようなので、水入れは常に清潔にしましょう♪
その他も詳しい飼育方法や飼育道具などの使い方は、こちらを参考にしてください!
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カメレオンモドキ まとめ
カメレオンモドキ、見た目もユーモラスでなんかそこが可愛く感じますね~♬
カメレオンとそっくりな見た目と、目の動きだったり体の色をかえるだったり面白いですね!
カメレオンモドキの仲間が初めて日本に輸入されたのは1990年代。
展示目的か何かだったみたいです。
それからしばらくしてペットとして流通。
その後は、原産国のキューバが野生動物の保護に厳しいので、流通が不透明になったみたいですが、愛好家の努力により2010年ころには、欧米で繁殖された個体が少数ながらも日本に流通するようになったそうです。
最近ですよね(;’∀’)
現在は欧米からの繁殖個体がメインですが、今後は日本国内での繁殖例が増えると良いですね♪
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