こちらもとても愛らしいヤモリです♬
クリクリとした黒目がちな瞳にやられちゃいます(笑)
そんなニシアフリカトカゲモドキについて、値段や寿命などの特徴やモルフ、飼育方法についてまとめてみましたので、気になる方は必見です!
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ニシアフリカトカゲモドキの寿命や特徴やモルフとは?!
ニシアフリカトカゲモドキは名前の通り、主にトーゴを中心とした西アフリカに生息しています。
真っ黒な瞳が印象的ですが、じ~っとその瞳を見てみるとヒョウモントカゲモドキ同様に縦長の瞳孔があります。
更によく見ると、瞼に白いラインがありその内側には黒くなっていて、大きいお目目をさらに大きく見せています♪
まるで人間のメイクのような効果ですね(笑)
そんなニシアフリカトカゲモドキの特徴をもっと詳しく解説いたします!
ニシアフリカトカゲモドキの寿命や特徴
ニシアフリカトカゲモドキのもう一つの特徴は、ぷりぷりとした太い尾。
英名が「Fat-tail Gecko」。
太った尾。
実はこの太い尾には、栄養を蓄えておく機能があります。
栄養がしっかりと取れている個体は、ぷりぷりとした太い尾になり、栄養が足りなくて弱っている個体、もしくは栄養を蓄えるに至らない幼体、病気にかかっている個体の多くは尾が痩せていることが多いので、健康のバロメーターでもあります。
荒っぽく扱ったり幼体の頃に驚かせたりすると、尾を自切してしまいます(-_-;)
尾は再生しますが、元の形には戻りません。
というか、ヤモリちゃんに大変なストレスを与えたということに変わりはありませんので、驚かせたり、シッポを乱暴に掴んだりしないようにしましょう!
基本的な体の色や模様は、胴部分い太い横じまのバンドが入り、色は茶色~こげ茶色の濃い部分とベージュ~オレンジと言った薄い色の2色交互になっています。
面白いのが、ニシアフリカトカゲモドキの大半は決まった場所で排泄するところ。
トイレをする場所は意外と範囲が広いので、ケージが狭いと同じところに排泄してくれない可能性があります。
寿命についてなのですが、2005年ころまでは5~10年と言われており、2015年ころから急に10~25年という説が多く広まったようです。
推測でしかありませんが、当初は野性下での寿命で、飼育が頻繁に行われるようになり、飼育下での寿命が長いことがわかってきたからだと思われます。
- 【乾燥地上棲】【夜行性】
- 生息地:アフリカ大陸中西部沿岸国
- 大きさ:20~25㎝
- 寿命:10~20年(飼育下)
- 性格:のんびり、おっとり(人に馴れている場合は特に)、臆病、神経質な面もあり
- 餌:コオロギなどの昆虫類、無脊椎動物
- 相場:1~5万円
- 適温:昼は28~32℃、夜間23~28℃前後
ニシアフリカトカゲモドキのモルフ
こちらは画像が大人の事情でご用意できませんでしたので、ほんのちょっと参考まで(笑)
バンデッド
こちらは野性個体に一般的にみられるモルフで、ニシアフリカトカゲモドキのノーマルと言えばこの柄を指します。
特徴はマホガニーの地色にランプブラックの横縞模様が入ります。
ストライプ
↑の画像が多分ストライプかと思われます(笑)
野性個体にも見られるモルフで、バンデッドの柄とプラスで背中に白い線がタテに入ります。
白い線が入るか入らないかはランダムだそうで、遺伝性ではないようです。
アルビノ
黒色色素であるメラニンがないモルフで、縞模様の部分が灰色に、地色がオレンジ系の色になります。
キャラメルアルビノ
黒色色素がない点はアルビノと同じ。
地色はアルビノと比べハッキリとした色にはならず、ややスモーキーな印象に。縞模様がキャラメル色になるモルフです。
パターンレス
こちらは単純に縞模様がないモルフです。
体色は薄い茶色から濃い茶色まで様々な変異があります。
ゴースト
何やら恐ろしそうな名前ですが(笑)
黒色色素が減少した個体の事を言います。
全体的にぼんやりとした色合いの淡いモルフです。
オレオ
なんだかおいしそうなネーミング(笑)
黄色色素がない個体をこう呼びます。
地色が白く縞模様がくっきりと黒くなり、やはりそうなのかっ!!!
って感じですが、お菓子のオレオに似た柄になるモルフです!
ズール―
西アフリカにすむ「ズール―族」が製作するビーズ織に似た柄のモルフ。
ホワイトアウト
地色が白っぽくなり、黒の模様が入るモルフで、バンド模様が崩れることが多い。
スティンガー/ゼロ
なんだか戦隊もののヒーローのようなネーミングです(笑)
縞模様の中央部分が前後に伸びて十字のようになり、前後の縞模様とつながった模様のモルフです。
ストライプの形質を持つものをゼロ、そうでないものをスティンガーと呼びます。
グラニット
ニシアフリカトカゲモドキは個体によって地色の部分に、ランプブラック(色の種類)の斑模様が入ります。
その模様の数が多かったり大きかったりするものをグラニットと呼びます。
アベラント
ニシアフリカトカゲモドキの縞模様は個体によって形にばらつきがあります。
その中で縞模様が極端に崩れて、とぎれとぎれになっているものを、アベラントと呼びます。
タンジェリン
ニシアフリカトカゲモドキの地色は灰色に近いものから、赤茶色に近いものまでバリエーションがあります。
特に赤みの強いものをタンジェリンと呼びます。
アプリコット
地色の黄色みが強いものをアプリコットと呼びます。
ニシアフリカトカゲモドキの飼育方法とは?!
ニシアフリカトカゲモドキの飼育にはあまり大がかりな設備は必要ありません。
最低でも、
飼育ケージ
水入れ
パネルヒーター
床材
シェルター
があれば大丈夫です♬
では詳しく解説します!
飼育ケージ
ニシアフリカトカゲモドキの飼育に必要な飼育ケージは、プラケースでも十分です。
トカゲの飼育ケージの大きさの基準は、体長の約2倍以上の幅の飼育ケージか、樹上棲ならば高さが約2倍以上となります。
ニシアフリカトカゲモドキは地上棲なので幅が約2倍以上のものを選びましょう!
飼育ケージは床から離れた場所に置きましょう。
床は冷えやすいのと、世話のしやすさを考えると、腰から胸の高さに置くと良いでしょう。
直射日光やエアコンの風が当たる場所は避けてください。
家に連れ帰ってきてすぐの時は、特に静かな環境を用意してください!
床材
床材は爬虫類用の土など、キッチンペーパーとペットシーツが使えます。
お手入れが楽なのはペットシーツ。
排泄物の水分や霧吹きした際の余分な水分を吸収してくれるので飼育ケージ内が蒸れにくく、サッと交換できるので手軽で衛生的です。
ペットシーツよりさらにコスパを追求したければキッチンペーパーがおすすめ。
キッチンペーパーは厚めに敷くとペットシーツと同様の効果が期待できます!
でも一番は土です。
保湿力が高くニシアフリカトカゲモドキが好む多湿な環境を再現しやすいからです。
乾燥すると起こりやすい指先の脱皮不全も、土を湿らせて足元から保湿してあげることで防ぐことが出来ます!
水入れ
倒れない安定性のあるもので浅めを用意しましょう!
シェルター
ニシアフリカトカゲモドキは基本は臆病なので、安心できる場所を作ってあげることが重要です。
多湿な環境を好むのでケージ内は湿ったほうがいいでしょう。
その場合はウェットシェルターをオススメします。
ウェットシェルターは素焼きのシェルターで、上部に水を入れるくぼみがあります。
そこに水を入れるとシェルターに水分が浸透し、シェルター内が適度に湿度を保つことが出来ます。
シェルターの大きさは、全身がちょうど隠れ、さらに中で方向転換できる程度の大きさを選びましょう!
紙箱や植木鉢の破片などを利用も出来ます。
パネルヒーター
飼育ケージの底(外側)にはパネルヒーターを敷いてください。
ヒーターの上に飼育ケージを置くということになります。
ヒーターの面積は飼育ケージの3分の1程度の大きさを選びましょう。
飼育ケージの全体がヒーターの上に乗ると、温度が上がりすぎたり、トカゲちゃんが暑いと感じても逃げ場所が無くなってしまうからです。
パネルヒーターだけだと冬場の温度管理が厳しい場合は、赤外線のパネルヒーター、「暖突」という種類をおすすめします。
飼育ケージ内の温度は、24~28℃程度にキープ。
食べたものを消化するときや体調不良の時には体温を上げてあげることがベストなので、飼育ケージ内の一部を35℃程度になる場所を作ってあげましょう!
湿度を保つには、1日1回は霧吹きすると良いです。
床材が少し湿ったくらいがちょうど良いでしょう。
冬場などの乾燥する時期は様子を見ながら回数を増やしてみましょう。
爬虫類飼育において、飼育ケージ内の温度と湿度はとても重要になります。
なので、飼育ケージ内に温湿度計を設置。
トカゲ(ヤモリ)の飼育に必要な道具に関しては、こちらを参考にしてみてください!
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餌
餌はコオロギなどの昆虫がメインとなります。
種類や与え方はこちらを参考にしてください♪
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ニシアフリカトカゲモドキ まとめ
ニシアフリカトカゲモドキはとても可愛いですし、飼育に必要な道具もあまり必要ないので、温度や湿度管理さえしっかりと守って入れば、比較的飼いやすい種類かと思います♪
しっかりと基礎を学んで、準備万端にしてからニシアフリカトカゲモドキちゃんを迎えてあげてくださいね~♬
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