クレステッドゲッコーことオウカンミカドヤモリですが、ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)に次ぐ勢いでペットとして人気です♬
体のわりに頭部が大きくて、初心者でも比較的飼育が簡単ですし、性格が大人しいのでハンドリング(ふれあい)も出来ます!
そんなとても可愛らしいクレステッドゲッコーの、種類と飼育方法と必要な飼育道具などをご紹介いたします♪
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の特徴
クレステッドゲッコーは通称「クレス」の相性で親しまれています。
クレスの特徴と飼育方法をこれからご紹介していきます!
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の特徴
まずは基本情報から。
基本的な情報はこちらをご覧ください♪
他の可愛いヤモリも紹介しています!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
和名は「オウカンミカドヤモリ」で、頭に王冠のような突起があるのでそのような名前になりました。
性格が大人しくて温厚なのでハンドリング(ふれあい)が出来る樹上棲ヤモリで、特有の指先に張り付く感覚も楽しめますよ♪
瞼がないので舌で目をなめて綺麗にします。
ペロッと舌を出すしぐさがまた可愛いんです♡
野性での生態があまり判明していないクレステッドゲッコーですが、流通量は多くペットショップでも比較的安い値段で販売されています。
生息地あるニューカレドニア産の野性のクレステッドゲッコーは輸出が規制されているので、出回ることはありませんが、飼育が簡単で繁殖が多くされている種類のヤモリなので、ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)同様に国内外のCB個体が多く出回っています。
※CB個体とは簡単に言うと野性ではなく繁殖された個体の事
CB個体が出回っているので、お値段も安くてノーマルタイプであれば1万円くらいで手に入ることもあります。
クレステッドゲッコーの種類(モルフ)
繁殖が盛んな種類なので、いくつかのモルフがあります。
モルフとは同じ種類で柄が違うなかで遺伝が確認された品種の事を指します。
体の模様の種類と思ってください♪
種類によっては呼びなが違うのも特徴ですね~。
お値段もモルフによって違いがあります。
モルフについてすこしご紹介しますね♬
パターンレス
「ソリッド」とも呼ばれるモルフで、模様がほとんどなく背中もお腹も同じ色の単色なのが特徴。
お値段はクレスの中でもベビーであれば1万円ほどで購入可能です♬
バイカラー
模様がなく、背中とお腹の色が違うものをバイカラーと言います。
バイカラーもお値段の安いモルフでアダルトだと2万円ほどで売られていることが多いかも。
ピンストライプ
画像はモザイクスーパーピンストライプ。
背中に太いラインが入っているのが特徴。
タイガーピンストライプ
タイガーピンストライプは、背中のラインとその他に背中からお腹にかけて、トラ柄が入っているのが特徴です。
ストライプではないものは普通に「タイガー」と呼ばれています。
クレスは樹上棲なので、樹皮に似た体色や模様をしています。
タイガーは樹皮に似た体色と模様をしてますので、タイガ―はクレステッドゲッコーの基本のモルフとなります。
タイガーは流通量が多く、同じクレスの中では値段が安く1万円ほどで手に入ります。
タイガーからはさらに色々なモルフが作られているので、これまた楽しいですね♪
ダルメシアン
こちらはその名の通り、犬のダルメシアンのように黒い斑点模様が無数に入っています。
斑点がはいっている範囲が広く、斑点が100を超えると「スーパーダルメシアン」と呼ばれます。
ファイヤ
背中や体の側面にに炎のような模様が入っているモルフの事を言います。
とても綺麗なので人気の高い種類です。
お値段は意外と高くなく、普通のファイヤで15,000円ほど。
画像はファイヤをさらに品種改良させた、「スーパーハーレクイン」です。
パンプキン
その名の通り体表の色がパンプキン色が特徴です。
レッド/グリーンストライプ
こちらはMIXされたモルフですね♪
体表はレッドでグリーンのラインが入っているのが特徴。
その名の通りです(笑)
ブリックスクリーム
色がクリーム色でとても綺麗なモルフです。
その他にもいろいろとモルフの種類はありますよ♪
きっとこれからも増えていくんでしょうね~。
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)飼育方法
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は樹上棲なので、同じ人気の地上棲ヤモリのヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)とは、飼い方が違ってきますので注意してくださいませ♪
基本的に他の樹上棲ヤモリと同じ設備で飼育できますよ~。
詳しいヤモリの飼育方法はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の家作り
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は樹上棲のヤモリなので、高さのあるケージが必要になります。
飼育ケージの高さの目安は、飼育するヤモリの体長の約2倍以上の幅か高さが必要になります。
樹上棲では高さが2倍以上になるので、クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)を飼育するなら、
飼育ケージの高さは40㎝以上のものを選んでください!
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の家作りにポイント
- 飼育ケージ:30×30×45㎝くらいの爬虫類ケース
- パネルヒーター:ケースの外側の側面に設置
- 床材:ヤシガラ土、キッチンペーパーなど
- 霧吹き:壁や床材を湿らすのに必要
- 止まり木:流木やコルク、植物で立体的にレイアウト
- 温度:約25℃(暖かい場所と涼しい場所を作る)
- 湿度:約60~70%
1つ注意したいのが「フロッピーテール」。
登る場所が少ないと、ガラス面に頭を下にして長時間張り付き、フロッピーテ―ルという「尾曲り」「腰曲がり」になると言われてますので、飼育ケージやレイアウトに注意しましょう!!!
オススメのケージはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オススメのパネルヒーターはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こちらは温度を自動で調節してくれます!
設置場所は側面に。
オススメの床材はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
天然ヤシ100%使用なので成体が誤食しても安心で、消臭力に優れ使用後は燃えるゴミとして廃棄できます!
他は温湿度計やエサ入れ、流木などの止まり木ですが、こちらを参考にしてくださいませ♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)飼育ポイント
水のやり方
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は壁面の水滴を飲むので、毎夜1回ケージ内のガラス面や植物の葉に水滴がつくように霧吹きをしましょう!
乾燥は苦手ですが蒸れにも弱いので、朝に水滴が乾く程度を目安に霧吹きすると良いでしょう。
床材も適度に湿らすことで湿度を管理しやすくなります!
1日1回でケージ内がすぐに乾いてしまう場合は、朝と夜の2回霧吹きすると良いですよ!
餌と餌のやり方
野性のクレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は、小さな虫や昆虫、ナメクジ、カタツムリに他、小さなトカゲやその幼体などを食べます。
生餌で飼育する場合はコオロギがオススメです。
ピンセットでコオロギを掴み口の前にもっていってあげれば大抵は食べるでしょう。
個体によってはこの方法では食べない場合もあります。
その場合は、コオロギの体液をクレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の口につけて、
餌だと認識させてください。
コオロギや昆虫ばかりだと、カルシウムが不足しクル病になってしまうので、餌を与えるときは餌昆虫にカルシウムパウダーをまぶしてから与えましょう!
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は、果実も好んで食べます。
その傾向は成体になるとより強まりますので、コオロギなど虫が苦手な方は、人工飼料がおすすめです。
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は人工飼料でも飼育することが出来ます!
オススメの餌はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こちらは完熟マンゴーとミールワームを豊富に配合。
下に絡みやすく食べやすいペースト状で乾きにくいので長時間美味しく食べられます♪
作る手間もなくパックから必要なだけ出してすぐに与えることが出来、このクレゾル100%で長期間飼育が可能。
これを主食として、おやつ程度にコオロギを与えると良いでしょう!
ベビー期はより昆虫配合割合が高い、レオパゲルがオススメです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
この人工飼料の与え方は、スプーンにのせてクレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)のお口にもっていくと、ペロペロと舐めてくれます。
でもいきなりの人工飼料が無理な場合もあります。
その場合は最初はコオロギなどを与え、少しづつ人工飼料を与えて馴らしていきましょう!
無理は禁物ですよ!
給餌量と与えるタイミングですが、幼体は毎日、成体は1~2日置きに夜に与え、朝に残っている餌を取り除く。
成長期と産卵後はよく食べ、脱皮前後、発情期、産卵前はほぼ食べなくなります。
掃除
掃除はガラス面や床についた排泄物を見つけたら綺麗にすること!
脱皮
様態は2週間に1回、成体は1~2か月に1回脱皮します。
乾燥していると脱皮不全を起こすので、湿度管理には注意が必要です。
皮が残っている場合は、湿らせた綿棒などで優しく剥がしてあげましょう。
脱皮した皮は食べてしまうことが多いそうです(笑)
注意点
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は、他の樹上棲のヤモリの中では動きが遅いので、ハンドリングすることも可能ですが、強く握ったりしてストレスを与えると自切して尾を切ってしまいます。
クレスはレオパと違い切った尾は再生しませんので注意してください!
ハンドリングはいきなりできるものではないので、訓練が必要です。
ハンドリングについてはこちらで詳しく解説しています。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
尾の自切やヤモリの体の仕組みなどはこちらをご覧ください
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は、比較的初心者でも飼いやすい種類の愛らしいヤモリです!
でも、ヤモリやトカゲの特徴や詳しい基本的な飼い方を学ぶことも重要です!
クル病などトカゲがなりやすい病気もありますので、基本をしっかりと学び、ペットにしたクレステッドゲッコーを、大事に飼育して欲しいです♬
それらの記事はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
コメント
キョーリンさんのWebの素材をパクリまくってますよね。削除した方がいいですよ。
https://www.kyorin-net.co.jp/extra/ex_about_07.html
k様
この度はご忠告、ありがとうございます。
先ほどアドバイス通り、削除いたしました。
他の方が使用していたので、大丈夫なのだと思っていましたが、
まだまだ認識が甘かったです。
k様のお心遣いに感謝です!
まだまだ至らない点がありますが、
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!