オーストラリアでポピュラーなハスオビアオジタトカゲの亜種であるキタアオジタトカゲ。
アオジタトカゲの分類はややこしいのでその辺は省略(笑)
そんなキタアオジタトカゲの特徴や飼育についてご紹介していきます!
キタアオジタトカゲの特徴と生態
- 【昼行性】【地上棲】
- 生息地:オーストラリア北部
- 大きさ:40~60㎝(最大75㎝という記録あり)
- 寿命:15~20年ほど
- 値段:6万円~
これからキタアオジタトカゲの特徴や生態と人間との関係についてご紹介していきます!
キタアオジタトカゲの特徴
キタアオジタトカゲは頭部が大きく、体には明瞭で鮮やかな斑紋があります。
背面には明褐色の横縞に、体側面に黒と黄色もしくはオレンジ色の横縞が入る個体が多い傾向にあります。
そして他の亜種と比べて、目の後ろの黒いラインが薄く、ほとんど認められない個体が多いみたいです。
私だけかな?なんかツチノコに似ているというか、実在するならこんな感じかな~って思うのは(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
ヨーロッパやアメリカで人気があるそうで、品種改良も盛んにおこなわれており、飼育しやすい種類と言われています。
アオジタトカゲの種類についてとスキンクの種類についてはこちらを参考にしてください。
キタアオジタトカゲの生態
キタアオジタトカゲは身の危険を感じると、噴気音を出しながら大きく青い舌を出して、見せつけるかのように口を大きく開け敵を威嚇します。
口を大きく開けますが、噛みついたりはしないそうです。
マツカサトカゲに似た生態のようで、色々な環境に生息し、オーストラリアの公園や庭先、道路などでも見かけることが多いとのことです。
食性は雑食性で昆虫類や小動物、果実などを食します。
繁殖形態もマツカサトカゲ同様に胎生で5~15頭の幼体を産みます。
オーストラリアは野生動物の保護のため、国外への持ち出しは厳しく管理されており、キタアオジタトカゲは厳重に国外への持ち出しを禁止されています。
ですが、欧米などの古くからの飼育者が繁殖を進めており、日本でも流通しています。
オーストラリアでもペットとして人気のトカゲで、初心者にもオススメなトカゲと言えます。
マツカサトカゲの詳細についてはこちらを参考にしてください。
キタアオジタトカゲの飼育
ここからはキタアオジタトカゲに適した環境と飼育ポイントや餌についてをご紹介していきます!
キタアオジタトカゲに適した環境と飼育ポイント
基本、アオジタトカゲの乾燥を好むタイプの飼育に準じます。
キタアオジタトカゲの全長が45㎝ほどまでなら横幅が90㎝の爬虫類専用の飼育ケージでOKですが、それよりも大きい場合は横幅が120㎝ある爬虫類専用の飼育ケージを選びましょう。
お値段はしますが、蓋がしっかりと閉まるタイプで前開きの扉、通気性などの面から見ると爬虫類専用の飼育ケージがベストです。
ほぼ地上でしか活動しませんので、飼育ケージには高さがあまり必要ありません。
飼育ケージ内の基本温度は25℃程度で、バスキングスポット(ホットスポット)は32℃前後、夜間は20℃程度に保つようにします。
基本温度を保つには、保温器具を使用します。
そして昼行性のトカゲなので、紫外線の照射と日向ぼっこ用にバスキングライトが必要です。
日向ぼっこする場所をバスキングスポット(ホットスポット)と言い、飼育ケージ内の左右どちらかに寄せて設置するともう片方の温度を25℃程度に保ちやすくなります。
保温器具やライトを管理してくれる爬虫類専用のサーモスタットもあると便利です。
その他に温・湿度計も必須。
爬虫類飼育において、飼育ケージ内の温度と湿度管理は重要になりますので、毎日温度や湿度をチェックする習慣をつけましょう。
乾燥系なので床材はバークチップやヤシガラなどをホコリが立ちにくい素材が便利です♬
ヤシガラの場合は粉砕したタイプではないほうがおすすめ。
圧縮タイプがあるので、ヤシガラの場合はそちらを使用するといいでしょう。
圧縮タイプはぬるま湯に浸してほぐした後、ヤシガラが固くだまになるくらいまで水を絞りほぐして床材に使用すると丁度良い湿度が出来上がります。
床材はやや厚めに敷いてあげます。
5㎝ほどあれば十分かと思います。
その他に、シェルターや小さめで倒れない程度の重さがある水入れが必要。
爬虫類専用のシェルターであまり大きめな物がないので、その場合はココナッツマットを筒状にして設置してあげると良いですよ~♬
アオジタトカゲの飼育を参考にすることをオススメします。
アオジタトカゲの餌
アオジタトカゲは雑食性なのでコオロギやデュビア、果実茹でた野菜を主に与えます。
個体によってはフトアゴヒゲトカゲ専用フードも食べますので、試してみる価値はあり。
人工フートは栄養バランスが優れていますので食べてくれたら給餌が楽♪
ですが毎日同じ食べ物ばかりにならないように、ある程度ローテーションを組んで与えましょう。
フトアゴフードやイグアナフードにも色々ありますので、食いつきの良い人工フードを探し当てましょ!
餌についてこちらも参考にすることをオススメいたします。
キタアオジタトカゲのまとめ
いかがでしたか~???
キタアオジタトカゲは初心者でも飼育しやすいので、是非、適した環境を作ってお迎えしてあげてくださいね~♬
そしてアオジタトカゲのフンは滅茶クサいので、匂いが気になる方はこちらも参考にしてください♪
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