サルバトールモニターの特徴や生態と飼育【まとめ】

トカゲの飼育方法

トカゲの種類、特徴、飼育方法を総まとめ。

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サルバトールモニターは別名「ミズオオトカゲ」と言い、人馴れしやすい大型のトカゲとして人気があります。

 

水辺の環境を好む生態と大型なので、飼育するにはしっかりとした環境を整えなくてはいけません(;’∀’)

今回はそんなサルバトールモニターの特徴や生態、飼育についてご紹介していきます♪

 

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サルバトールモニターの特徴や生態

 

サルバトールモニター

 

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これからサルバトールモニターの特徴や生態をご紹介します!

飼育してみたい対象を知ることは重要ですよ♪

サルバトールモニターの特徴

 

モニターは大型トカゲによく使われている名称ですが、何故モニターなのか?

それは樹の上から獲物を眺めている姿から。監視者(モニター)と付けられたそうです。

 

そんなサルバトールモニターは大型のトカゲの中でもかなりの大きさ!!!

 

全身は細かいウロコで覆われていて、通常は黒色や黒褐色のような黒っぽい地色に黄色の点状や輪のような斑紋が並びます。

目から後方に伸びる黒の帯が見られます。

 

成長するに従い模様は薄くなり、全体的に黒っぽくなるため「ブラックデビル」という異名もあります。

体長は平均で150~200㎝になり、飼育下でも200㎝を超えることが多いそうです(;^_^A

 

オスはメスよりも体調が大きくなります。

大きな個体は全長が250㎝を超え、最大だとスリランカで全長が321㎝だと報告されているんだとか( ゚Д゚)

ですが、通常はそれほど大きくならないそうです(笑)

 

生後1か月で20㎝になり、半年で50㎝、1年で80㎝、1年半で100㎝を超えるそうです。

 

子供の頃はほっそりとした体形ですが、成長するとともに胴体は太くなり爪は長く丈夫で鋭く、四肢は力強くて指が長く、尾も太くなり、全体的にたくましくなります。

 

東南アジアに広く分布しており、生息地域によってモルフ(体色)が異なります。

寿命は飼育下で15~25年くらい。

 

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サルバトールモニターの生態

 

サルバトールモニターは、東南アジアから南アジアにかけてに広く分布しています。

簡単にオオトカゲまたはマレーオオトカゲなどと呼ばれることもあり、中国の広西・海南。雲南省などにも生息しています。

 

昼行性のトカゲなので日中に活動し、主に原生林やマングローブが茂る湿地などにも生息していますが、サルバトールモニターは様々な環境に適応していて、時にのうちや都市部などにも出没しています(;^_^A

 

ですが、植物や水のないところでは見られないそうです。

そして、サルバトールモニターは東南アジアから南アジアにかけて広く分布していますが、ほとんどは海抜100mくらいの低地に生息するのだとか。

 

サルバトールモニターの別名ミズオオトカゲの名前でもわかる通り、河川や海岸などの水辺の近くに生息しており、好んで水中に入ります。

 

泳ぎはもちろん上手で長い尾は水中での推進力を得るのに役立っています。

ボートのオールのような役割なんですね♪

 

更にすごいのが、潜水能力にも優れていて、なななんと!!!

30分近くまで水の中にとどまることができると言われているのです!!!

 

水での能力が高いのはわかりましたが、では陸上ではどうなのかってことですが、陸上でも体の大きさのわりに動きは敏捷!

 

頑丈な四肢と爪を使って木に登ることもでき、大型のヘビなどの敵に襲われたときも気に登り逃げますが、木の上から水の中にダイブすることも!

 

食性は肉食で、魚やカエル、ヘビなどの爬虫類、カニなどの甲殻類、鳥やその卵、小型のげっ歯類(ネズミなど)も食べます。

 

なんと、カメやワニの子供や卵も襲うことがあるのだとか( ゚Д゚)

 

サルバトールモニターは臭覚にも優れているようで、腐肉を探し出して食べることもあるそうで、本当に肉なら何でも食べるというたくましさを持っています。

 

魚などを食べるときは、哺乳類の肉食動物のように前足で獲物を押さえつけて、鋭い歯で肉を引き裂くようにして食べます。

期待を裏切らないワイルドさですね~♬

 

繁殖について

 

繁殖期は4~10月ころで地域により差があります。

雨季のない地域では決まった繁殖期が見られないそうです。

 

メスは1年に40個程度の卵を何回かに分けて産みますが、体の大きいメスほど産卵数が多くなります。

巣は白アリの塚や樹木の空洞などを利用したり、地面に穴を掘ることも。

 

産卵に適した場所では複数のメスが利用することもあるのだとか。

産卵後の卵は木の葉などで覆われ数か月ほどで孵化します。

 

オスは全長100㎝、メスは50㎝に成長したころに性成熟すると言われており、飼育下での寿命は15~25年とかなり幅がありますが、野性下ではこれよりももっと短いそうです(;’∀’)

 

そして驚くことに、サルバトールモニターはタイのバンコクなどの都市部で野性化しているようです。

 

元来は性質が荒いので大丈夫なのか?!なんて思いまいすがタイの都市部では公園や道路などを平気で歩き回りますが、非常に大人しくて人馴れしているそうです(笑)

 

人間を襲うことはないので、上手に共存しているといってもいいかもしれませんね♪

 

タイのバンコクに行ったときは見かけなかったな~。

残念です(;´д`)トホホ

 

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サルバトールモニターと人間とのかかわり

 

1700年代後半から知られているサルバトールモニター。

東南アジアから南アジアまで幅広く生息しているので、昔から各地で色々な面で利用されています。

食用や薬用とされたり、革製品にされたりもします。

 

サルバトールモニターからできた革製品は最高品種とて知られるようになり、乱獲が進み森林開発や水田の造成などにより生息数が激減しました(-_-;)

 

残念ながら現在はサイテスⅡ類に記載され、取引が制限されています。

ですが、ペットとしての人気が出てきて、各国から日本にも輸入されるようにもなっています。

 

なんか人間って酷いね……………….._| ̄|○

 

サルバトールモニターは水田の近くにも生息していて、水田の畔(あぜ)を壊すカニなども食べるだけでなく、作物を荒らすネズミなども食べるため、そのような地域では有益な動物とされています、

 

ペットとしては、飼育されている個体によっては人に馴れるものもいますが、元来は気性があらいと言われ、人に噛みついたり尾を振り回したりして攻撃してくることもありますし、力も強く顎も強力なので注意が必要(-_-;)

 

性格は一概には言えないのですが、頭は凄く良くて環境に順応する能力が高く、人に馴れる個体も多くいたりします。

 

ですが、馴れるとは言ってもネコちゃんワンちゃんのようなふれあいを求めるのではなくて、人の声に反応したり、トイレの場所を覚えたり自分の名前を覚えたり、ピンセットから餌を食べたり、人に触られても暴れないといった意味で人に馴れるっていう感じなので、注意は怠ることが出来ません。

 

サイテスについてはこちら

サイテスとは?ワシントン条約と爬虫類に関する疑問にお答えします!

 

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サルバトールモニターの飼育

 

サルバトールモニター

 

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ここからは飼育のポイントと餌やお風呂についてご紹介します!

飼育ポイント

 

サルバトールモニターは1年半で100㎝くらいにまで大きくなりますので、幼体を飼育する際もある程度広さのある飼育ケージを用意したほうがいいですよ~。

 

爬虫類専用飼育ケージは前扉が多いのですが、爬虫類は上部から世話をするとストレスを感じやすいからそういう仕様になっているんですね~。

市販の前開き扉の飼育ケージを使用すると、人間に馴れてくれるのも早いと思います。

 

爬虫類の飼育で重要な部分で共通しているのが温度管理と湿度管理。

 

サルバトールモニターは低温に弱いため、保温器具を設置は必須で、日中はバスキングライトを照射してバスキングスポット(ホットスポット)を作る必要があります。夜は消します。

 

保温器具やライトはワット数が少ないと体を温めることが出来ないので、ワット数には注意が必要です。

 

バスキングスポット(ホットスポット)の適温は35度前後に保ち、その他の場所は28~30度くらい。

この2つの場所の温度には差をつけましょう!

 

体を温めたいときはサルバトールモニター自身がバスキングスポット(ホットスポット)に行き体を温めて、少しクールダウンしたいときはその他の場所に行って涼めるようにするためです。

 

生息地では夜間の温度差があるので、夜は26℃程度にまで温度を下げましょう。

 

人に馴れやすく頭が良いトカゲではありますが、大きく成長してからでは遅いので、小さな頃から人間に馴れさせることが重要になります。

 

飼育ケージと用意したらまずは人間に馴れさせるために、ケージ越しに顔を合わせたり手をかざしたりして人の動きに馴れさせます。

 

様子を見ながらすこしづつケージ内に手を入れるのですが、初めは手を入れるだけから始めます。

 

餌をピンセットで与えてみたりしながら少しづつ体を触ったりもしてみます。

次第に嫌がらなくなったら、飼育ケージ内で個体を救うようにして持ち上げ腕によじ登らせると落ち着きます。

 

それでも暴れたりしなくなれば、飼育ケージの外に出して腕にのせたりしてハンドリングしても大丈夫!

ですが、飼育ケージから出すときは部屋のドアをちゃんと閉めるなどの対策が必要です。

いきなりビックリして逃げ出す可能性もあります(-_-;)

 

このハンドリングのように人間に馴れさせないと、飼育ケージの掃除などするときに捕まえることが困難になりますので、最低限ハンドリング出来るようにするのがベスト!

 

ハンドリングを成功させるためには、トカゲのストレスにならないように少しずつ様子を見ながら、気長に続けることが大事!!!

 

ハンドリングの方法はこちらを参考にしてください♪

トカゲをペットにしなつくようにするには?目指せハンドリングへの道!

 

必要な飼育道具についてご紹介していますので、こちらにも目を通してね♪

オオトカゲの飼育方法や特徴とは?!必要な飼育道具もご紹介!

 

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餌について

 

体が小さい時期にはコオロギやデュビア、ミールワームなどを毎日食べるだけ与えて体をしっかりと成長させてあげましょう!

 

成長に合わせてピンクマウスやスーパーなどで売られている小魚、豚肉、鶏肉など餌のサイズを大きくしていきます。

最終的には飼育している個体の好みに合わせて与える餌を決めていきましょう!

 

150㎝を超えてきたら餌の頻度1週間に2回ほどに減らします。

大きくなると肥満になりやすくなりますので、その予防でもあります。

 

肥満防止にはマウスやラットは2割程度に減らし、スーパーなどで売っている手羽先、ささみ、内臓系、牛ハツはつなどを与えると体型を維持しやすくなりますよ♪

 

ちなみに冷凍のマウスやラットを与えるときはちゃんと解凍してからですよ!

 

そしてそれらの餌だけではサルバトールモニターの健康を維持するための栄養が足りないので、爬虫類専用のカルシウム剤を餌にまぶしてから与えるように!

 

デュビアやミールワームなど爬虫類専用の餌についてはこちらを参考にしてみてください♪

トカゲの餌の種類一覧と食べない時の対処法とは?

 

お風呂について

 

サルバトールモニターは別名ミズオオトカゲですから、水が大好きだったりします♪

フトアゴヒゲトカゲの温浴のようにサルバトールモニターにもお風呂に入れることをオススメ!

 

というのも、モニター(オオトカゲ)の仲間はもともと匂いがキツイ(;’∀’)

糞の量も多いので体がう〇ちまみれの事が結構あります(笑)

 

なので2~3週間に1度でいいので、38℃程度の温度のお湯のお風呂に入れてあげると清潔に保つことが出来ます♪

 

お風呂に入れることで、爪先などの脱皮不全を防げるだけでなく、血行が良くなり糞を促すこともできます。

ですが、幼体時は意外とすぐに体温が上がってしまうので注意しましょう!

 

脱皮不全などについてはこちらを参考にしてください♪

爬虫類の病気と治療法や予防方法とは?

 

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サルバトールモニター まとめ

トカゲ

いかがでしたか~???

オオトカゲはかなり大きくなりますので、小さいうちは人間に馴れさせるために飼育ケージでの飼育をオススメしますが、大人になったら体に見合った大きさの飼育ケージは市販されていません(;’∀’)

自作するか特注するか、1部屋を丸ごと与えるかのどれかになります。

オオトカゲの基本的な飼育についての記事を参考にしてみてください!

飼育ケージや保温器具、床材などの細かい説明をしています!

オオトカゲの飼育方法や特徴とは?!必要な飼育道具もご紹介!

トカゲ
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皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
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