レースモニターは地上と樹上のどちらにも適応した大型のトカゲで、オーストラリアに生息する約500種のトカゲの中でもペレンティオオトカゲに次ぐ大きさだと言われています♪
今回はそんなレースモニターについて特徴や飼育方法などをご紹介いたします♪
レースモニターの特徴とは?!
これからレースモニターの特徴などご紹介します!
和名はレースオオトカゲと言い、結構そのまんま( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
レースモニターの特徴
オーストラリアのクイーンズランド州南東部、メインバリア山脈周辺をを除くニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州の不倫ダース山脈周辺に生息しています。
全長はオスで150~180㎝、メスは120~150㎝ほどにまでなり、体重は3,6kg~4,5kgにもなります。
レースモニターの皮膚は黒っぽい青みを帯びたような灰色をしており、体全体を覆うように黄色の斑紋が縞状に入り、この黄色い模様は幼体の頃のほうがハッキリとしていて、成体では黒味が強くなりますが腹部や首の下側などは模様のほうが地の色よりも多く面積を占めているので黄色くなっています。
また、地域変異が大きい特徴があり、ニューサウスウェールズ州の個体群は喉や明色斑が青みが借る個体が多いです。
レースモニターは長い首と尾を持ち、四肢の先端には長い指と黒っぽい色を舌鋭い爪を備え、この爪が滑り止めの役割を果たし、様々な環境での移動を容易にしています。
ペット用のトカゲとして流通しているケースも僅かにありますが、本来の生息地であるオーストラリアでは輸出を禁止しています(;^ω^)
レースモニターの生態
レースオオトカゲはオーストラリアの東部に分布しており、海岸近くの乾燥林や降雨林などの木立のある様々な環境に生息し、何と都市部にも生息するそうです( ゚Д゚)
こんな迫力ある美しいトカゲが都市部を歩いていたら、かなりビックリですね~(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
さらに地上でも樹上でも活動しますが、樹上傾向が強く幼体時はその傾向がより顕著になります。
危険を感じると気をらせん状に登って逃げます。
追いつめられると口を開けてうなり声をあげたり、後ろ足で直立し威嚇することも。
どの姿も見てみたいですね♪(不謹慎かな….)
哺乳類、鳥類やその卵、雛、爬虫類、昆虫、同種も含む動物の死骸などを食べます。
繁殖形態は卵生。
メスをめぐりオス同士で噛みついたり引っかいたり、儀式的な取っ組みあい(コンバット行動・コンバットダンス)をするなどして激しく争い、この争いによって命を落とすこともあります(;^_^A
オスは頸部をふりながらメスに近づき、メスの体側面を舌で刺激してからメスの上に乗り交尾を迫ります。
そして、白アリのアリ塚などに1回に6~12個の卵を産み、産卵後に白アリが活動して穴をふさぎます。
まるで卵を孵化するまで隠すような共同作業みたいですね(笑)
卵は6~8週間で孵化し、母親が塞がった穴を再びあけて幼体を外へ出すと言われています。
- 【昼行性】【地上棲】【樹上棲】
- 生息地:オーストラリア東部
- 大きさ:150~180㎝
- 寿命:不明だがオオトカゲの寿命は長いので10年以上と思われる
- 性格:優しくておっとりさん♬
- 餌:哺乳類、鳥類やその卵、雛、爬虫類、昆虫、同種も含む動物の死骸など
- 値段:100万以上( ゚Д゚)
レースモニターのモルフ
レースモニターには面白い模様を持った種類がいます!
簡単に2種類のモルフの画像をご覧ください!
ベルズフェイズ
太く大きく分かれる白黒のゼブラ柄が特徴的♪
タイガーフェイズ
まるでトラ柄のような細目な白黒のバンドが美しいのが特徴♪
レースモニターの飼育環境
これからレースモニターに適した飼育環境をご紹介いたします♪
飼育ケージ
まず一番に考えないといけないのが飼育ケージ。
かなり大型になりますので、その文大きな飼育ケージが必要になります(-_-;)
オオトカゲは基本的に運動量が多い種類が多く、満足な広さを用意するとなると最低でも6畳の部屋丸ごと与えないといけません(;’∀’)
レースモニターは最低でも150㎝まで成長しますから、小さなころは市販の爬虫類専用飼育ケージを使い飼育し、大きくなったら放し飼いするしかありません(;’∀’)
それか自作するか特注するかですが、そんな大きな飼育ケージを置ける部屋を持っている人でないと無理ですから~~~!!!
日本の住宅事情を考えると、いずれは放し飼いがおすすめ!
レースモニターは大人しい性格をしていますので、ベビーの頃からしっかりと人間に馴らしておくと後々楽になりますよ♪
じゃあ、どうやって人間に馴らすのか???
それはハンドリングが出来るように訓練すること!
ハンドリングについてはこちらの記事をご覧ください♪
トカゲをペットにしなつくようにするには?目指せハンドリングへの道!
温度・湿度管理
飼育ケージ内や飼育部屋の基本的な温度は25~28℃前後に保ち、バスキングスポット(ホットスポット)の温度は35℃、夜間は20℃前後まで落とします。
部屋での放し飼いの場合(成体)はクーラーなどで全体の温度を調整し、バスキングスポット(ホットスポット)にはバスキングライトを最低2個使用してバスキングスポット(ホットスポット)を照らし35℃になるようにします。
小さいうちは飼育ケージで飼育しますので、飼育ケージ内のバスキングライトは1つ。
爬虫類は変温動物なので自分で温度調節をすることが出来ません!
だから、バスキングスポット(ホットスポット)は飼育ケージ内に温度勾配をつけ、生体が好きな場所に移動できるようにするにはとても大事なんですね~♬
夜間はバスキングライトは消灯してくださいね!
保温はエアコンなどを使うか、保温器具(パネルヒーター、保温電球など)を使用します。
レースモニターは昼行性のトカゲなので、紫外線ライトも必要になります。
イメージとしては太陽光の紫外線を人工的に作ってあげ、ビタミンに必要なカルシウムを吸収しやすくするためには必須になります。
そうすることでクル病予防出来ます。
湿度は温度管理と同様に重要になります。
湿度管理しやすいように、飼育ケージ内や飼育部屋に全身が浸れるくらいの大きな水容器に水を入れて設置してあげます。
水容器は大きなタッパーなどホームセンターで何かしらあるのでそれを利用しましょう!
そうした水容器を設置することで湿度が保ちやすなり、脱皮不全なども防ぐことが出来ます。
飼育部屋だとそれだけでは湿度が保てないようであれば、加湿器など導入しましょう♪
こまめに霧吹きなどで湿らせる程度に飼育ケージ内など霧吹きしてもいいですよ!
飼育ケージでの飼育なら湿度管理は床材の種類でもやりやすくなりまよ~。
オススメの種類はパームマットやヤシガラ。
飼育部屋だと人工芝やペットシーツなどがおすすめ。
レースモニターに適した湿度は調べても出てきませんでした(-_-;)
でも幅広い環境の下で生活しているトカゲなので、オオトカゲの基本的な温度や湿度で大丈夫です。
餌についてもオオトカゲ同様の餌で大丈夫です♬
こちらの記事を参考にしてみてください♪
オオトカゲの記事
レースモニター まとめ
いかかでしたか~?
と~っても大人しいので、きちんと子供のころから人間に馴れさせておくと、コミュニケーションも取れますし、放し飼いしても大丈夫なので、初心者のかたも意外と飼いやすいかもしれませんが、なんせ価格がね~(;’∀’)
お金に余裕のある方は是非、ペットにして可愛がってくださいね~♬
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