【カブトトカゲ】の特徴や種類・飼育|小さな恐竜の魅力とは?!

スポンサーリンク

カブトトカゲは1990年代から流通し始めたトカゲで、現在は3種類が流通しています。

クリクリしたお目目にギザギザしたカッコいいフォルムが魅力があります。

今回はそんなカブトトカゲの種類や特徴、飼育についてご紹介していきます♪

スポンサーリンク

カブトトカゲとは?!

トカゲ

SPIN☆
SPIN☆

ここではカブトトカゲについて特徴や生態、種類をご紹介していきます♪

カブトトカゲの特徴や生態

カブトトカゲはトカゲ科のカブトトカゲ属に分類されるトカゲで、ニューギニアやビスマーク島、ソロモン諸島などに10種類ほど分布しています。

主に流通しているのは、アカメカブトトカゲ、モトイカブトトカゲの2種類で、シュミットカブトトカゲも少ないながらも流通例があります。

10種類もいながら、流通しているのがほぼ2種類なんて驚きです(;^_^A

カブトトカゲは本当に特徴的なビジュアルで、ミニミニ恐竜のようでいてくりくりとした目が可愛らしく、世界中に根強いファンがいますが、生態や分類、種類によっては正確な生息地でさえ詳しいことは分かっていません(;’∀’)

地表棲で夜行性のトカゲで、体長は約20㎝ほどにしか成長しません。

カブトトカゲは見た目だけが特徴的なのではなく、発声器官をもっており、鳴くことでコミュニケーションを取っていると言われています。

爬虫類のほとんどの種が発声器官をもっていませので、と~っても珍しい特性ですね~♬

カブトトカゲはまだ流通量が増えてから間もない方なので、飼育方法がハッキリとは確率されていません(;’∀’)

まだまだ本来の寿命まで飼育するのは難しいみたい……………。

ちなみに寿命は5~10年と言われています。

小型の種で飼育方法も確立されていないという面で、一度体調を崩してしまうと治らないことも多いので注意しましょう!

値段は意外と高くはなく、1万円前後で購入が可能です、

ペットとして人気が高く流通量も増えてきてます。

スポンサーリンク

カブトトカゲの種類

SPIN☆
SPIN☆

ここからはカブトトカゲの種類を3種類ご紹介していきます♪
何と言っても情報が少なくて困る~(;’∀’)

カブトトカゲの種類1、アカメカブトトカゲ

トカゲ

別名:メベニカブトトカゲ

クリクリした目と、歌舞伎役者のような目の周りの赤い隈取が印象的なカブトトカゲ♡

別名もそのまんまですね(笑)

そんなアカメカブトトカゲですが、カブトトカゲの中で最初に流通し始めた種類になります♪

生息地はニューギニア島北部に分布し、全長が16~20㎝ほどの地表棲の夜行性で、日中は熱帯雨林の落ち葉や倒木の下などに潜んでいます。

野性下では昆虫や節足動物などを捕食し、繁殖形態は卵生。

1回で1~3個の卵を、数回に分けて産卵します。

背部分は黒く、腹部は灰白色、目の周りは色鮮やかな朱色が入るのが特徴ですが、これはある程度成長した個体だけで実は幼体にはないんですね~。

頭部は大きく兜のように張り出していて、背や尾には大きなトゲ状のウロコが並んでいます。

カブトトカゲの特徴の項目でも述べましたが、発声器官があり、危険を感じると「ギッ!!!」と声を出すことが。

さらに、体を硬直させて擬死(死んだふり)をすることもあります。

それもまた可愛いですが、彼らにとっては生き抜くための手段なので可愛いなんて不謹慎ですよね(;^_^A

カブトトカゲの種類2、モトイカブトトカゲ

別名:ニューギニアカブトトカゲ、シロメカブトトカゲ

別名のシロメカブトトカゲでわかる通り、目の周りが赤くないだけで、そのほとんどがアカメカブトトカゲとビジュアルが一緒ですね~♬

ニューギニア島に分布し、全長は16~18㎝ほどでアカメカブトトカゲより気持ち小さめで、体格も華奢なように感じます。

野性下ではアカメカブトトカゲとあまり変わらないんですが、民家の近くの廃材置き場などで見つかることがあるそうで、アカメカブトトカゲよりも幅広い環境に適応していると受け取っても良さそうです。

アカメカブトにとても似ていますが、体色は茶色で目の周りの赤はなく、背中のトゲ状のウロコは鋭く外側に張り出しており、発声器官もあるのでアカメカブトトカゲ同様声を出すことがあります。

スポンサーリンク

カブトトカゲの種類3、シュミットカブトトカゲ

画像が見つけられませんでした(;’∀’)

シュミットカブトトカゲは2015年頃に流通し始めた新しいトカゲです♬

ソロモン諸島のガダルカナル島やその周辺の小島にも生息すると言われていますがいまだ詳細は不明で、全長は7㎝とと~っても小さな種類です。

画像が用意できなくて申し訳ありませんが、見た目はアカメやモトイカブトトカゲの仲間とは思えないビジュアルですが、良~く見ると頭部がヘルメットのように角ばっているように見え、背中にも大型のウロコが並んでいたりします。

野性下ではいまだに生体が不明な部分が多くいのですが、生息地であるガダルカナル島では最も普通のトカゲとされています。

日本で言うとニホンヤモリのようなものですね♪

夜行性の地表棲で多湿な熱帯雨林の林床で生活し、クモなどの小動物を捕食しています。

ちなみにシュミットカブトトカゲは他のカブトトカゲとは違い、例外的に繁殖形態が胎生で、幼体1頭を出産します。

スポンサーリンク

カブトトカゲの飼育について

SPIN☆
SPIN☆

ここからはカブトトカゲの基本的な飼育ポイントなどをご紹介していきます!

飼育ケージ

まだまだ飼育方法が確立されて後は言い切れないカブトトカゲなので、今のところ分かっている情報をご紹介いたします♪

アカメやモトイカブトトカゲはあまり活発な種類ではありませんので、1~2匹くらいなら幅が60㎝ほどの爬虫類専用の飼育ケージを用意しましょう。

水槽でもOK!

トカゲの飼育ケージの大きさの基準は体長の約2倍以上ですので、カブトトカゲは幅が40㎝くらいでもいいじゃないか!!!

な~んて思っちゃいますが、飼育ケージ内の4~5割の部分に多湿な環境を作り、残りをカラットさせるには少し大き目な方がいいんです。

しかも日中はほとんど多湿エリアに設置したシェルター(隠れ家)に引きこもってますが、夜間は意外と動きまわっていたりします。

湿度を好みますが、蒸れは嫌いますので、通気性の良い飼育ケージ選びが必要で、先ほどご紹介した飼育ケージは蓋(天井)がステンスメッシュになってますので安心です♬

シュミットに関してはまだまだ情報が不足していて、他の2種よりは乾燥に弱そうだとの情報があります。

なので、飼育ケージ全体に湿らせた水苔やピートモスなどを敷き詰めて、植木鉢や市販のウェットシェルターを設置。

スポンサーリンク

湿度管理について

多湿を好む種なので、床材はあったほうが湿度管理しやすいので、湿度を保ちやすい床材を選びます。

ヤシガラや水苔など水分を吸収する床材を使用することでカブトトカゲにあった環境を作ることが出来ます。

カブトトカゲの飼育者はテラリウムソイルを使用している方が多いみたいです!

床材全てに言えますが、糞尿は見つけ次第すぐに周りの床材と共に除去し、足りない部分に追加。

1か月に1回は全ての床材を交換し、ついでに飼育ケージ内も綺麗に掃除しましょう!

飼育ケージの4~5割部分は100%に近い湿度にしますので、霧吹きなどは左右のどちらか半分側にたっぷりと水分を含ませ、その他は少し床材が湿ったくらいに霧吹きしたりします。

ですが、1つ注意しないといけないのが、飼育ケージ全体がジメジメすると皮膚病になるので注意です!

飼育ケージ内には湿度計を2個設置し、それで湿度をチェックし足りないようなら霧吹きするようにしましょう!

湿度計が2個なのは、湿度が高い場所とそれ以外の場所の湿度をそれぞれ計測するためです♬

湿度が高い場所にはウェットシェルターを設置しましょう!

湿度が低い場所にもシェルターや流木とフェイクグリーンで隠れる場所を作ってあげてもいいですね!

シェルターの大きさは少し窮屈になるくらいがベストなので、成長に合わせてシェルターの大きさも変えていきましょう!

湿度にも関係しますが、カブトトカゲは水に浸かることが多いので水入れは少し大き目のものを用意しましょう!

個体によっては動いている水しか飲んでくれないこともあります(;’∀’)

そうした場合は飼育ケージ内の壁面に霧吹きをして水滴を垂らして飲んでもらうか、水入れにエアレーションやドロップ式の給水機などを試してみましょう!

温度や照明

飼育ケージ内の温度は25~28℃くらいにしましょう!

高温や蒸れに弱いのでしっかりと温度管理をしてください!!!

保温ですが、プレートヒーターや保温球のように一部を暖めるようなものではなくて、エアコンなど飼育ケージを置いている部屋の温度で管理する方が良いみたいです。

ですが、地域によっては冬場は寒いですし、夜間はエアコンやストーブはOFFにしていることがほとんどなので、その場合は「暖突」で温めるのも一つの手です。

夜間のみ使用するなど工夫しましょう♪

もし保温器具や照明を使うならこちらも持っているとと~っても便利です!

温度や時間を設定するだけで保温や照明器具を簡単にコントロールしてくれます!

そしてカブトトカゲは夜行性なので照明は必要ないと思いますが、爬虫類用の蛍光灯などがあっても良いかもしれません。

熱源となるバスキングライトなどは使用しないほうが良いでしょう。

スポンサーリンク

カブトトカゲは野性下では主に昆虫を食しています。

飼育下でもコオロギやデュビアなどの生餌を与えるのが良いですよ~。

餌を与えるときはクル病などの病気を予防するために爬虫類専用のカルシウム剤を餌昆虫にまぶしてから与えましょう!

カルシウム剤には主に2種類存在します。

カルシウムのみのタイプとビタミン入りのタイプ。

カルシウムのみのタイプは毎回餌昆虫にまぶして与え、ビタミン入りは週に1回ほど与えましょう!

そしてアカメやモトイカブトトカゲは個体によって人工飼料も食べる場合があります。

キョーリン レオパゲル 60グラム (x 1)
キョーリン
¥859 (¥14 / グラム)(2024/11/23 01:29時点)

餌は個体にあった大きさのコオロギを与えるようにしましょう♪

給餌間隔ですが、幼体なら毎日、成体なら2~3日に1回、食べるだけ与えましょう!

食べ残したコオロギなどはトカゲを齧ったりする場合がありますので、ちゃんと回収してください!

コオロギやデュビア以外にミールワームも食べますが、ミールワームは栄養価が低くて脂肪が多いので与え過ぎると脂肪過多になってしまうことがあります(;’∀’)

人間で言うとスイーツってところでしょうか(笑)

なのでミールワームはおやつ程度に与えましょう( *´艸`)

クル病に関してはこちらを参考にしてください♪

爬虫類の病気と治療法や予防方法とは?

スポンサーリンク

カブトトカゲ まとめ

トカゲ

いかがでしたか~???

カブトトカゲって可愛いですよね~♬

ファンがいるのもうなずけます!!!

そして生き物を飼育するうえで気になるのが匂い問題(;’∀’)

臭い対策はこちらを参考にしてください♪

トカゲ
スポンサーリンク
SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

コメント