名前の通りカメレオンにそっくりなモリドラゴンの仲間であるカメレオンモリドラゴン。
今回はカメレオンモリドラゴンの特徴や生態などの魅力と飼育についてご紹介していきます!
カメレオンモリドラゴンの特徴や生態
- 別名:カメレオンフォレストドラゴン、カメレオンアングルヘッドトカゲ
- 生息地:マレーシア、インドネシア
- 大きさ:40㎝前後
- 寿命:約8年
- 値段:5,000~15,000円
これからカメレオンモリドラゴンの特徴や生態など魅力についてご紹介していきます!
カメレオンモリドラゴンの特徴
カメレオンモリドラゴンはその名の通りカメレオンに似ており、環境や気分によって体色を変化させていきます。
その能力は数秒以内に体色を明るい色から濃い茶色に変えることが出来るそうです。(色は例え)
見てみたいですね~!
そして成熟したオスは通常緑からミントグリーンまで様々な明るい体色をしており、鮮やかなコントラストの黄色の斑点と頭のすぐ後ろに大きなトゲ状のウロコ(クレスト)が見事に発達しています。
メスもありますが、オスのほうがより顕著です。
顔は鼻ぺちゃな感じで角ばって見えるのも愛嬌があって可愛いですが、顎の下のたるんだ皮膚も特徴的かもしれません。
カメレオンモリドラゴンの生態
カメレオンモリドラゴンのオスは信じられないくらいに縄張り意識が強く、侵入する相手を追い払うため、大きなたわみを伸ばして背中をアーチ状にして、足を延ばし目を大きく見開き威嚇します。
これも見てみたいですね( *´艸`)
飼育下でもその片鱗は見られるそうで、怒ったりする一面があるそうで、意外と気が荒い一面を見せることもあるのだとか。
カメレオンモリドラゴンは他のモリドラゴンと同様に熱帯雨林に生息し、昼行性で樹上生活をしていますが、ときたま地面に降りて行動していることもあるようです。
一見アグレッシブに感じますが、あまり行動的ではないのでは?という意見もあったりします。
オスの縄張り意識の強さで見せる威嚇の表現は、求愛でも同じ行動をすることがあり、頭を細かく痙攣したように動かしたりもするみたいです。
海外サイトにて書いてありましたが、定かではありません(;’∀’)
体の大きさはオスのほうが大きくなり、オスは最大120g、メスは最大100gに達します。
繁殖形態は卵生で、メスは卵を産む間カムフラージュの為か、体色を茶色にする傾向があります。
とにかく初心者の方には向いていないトカゲでもあるようで、立ち上げにはかなり苦労するようです(;’∀’)
新しい環境に馴れて、餌をきちんと食べてくれるようになれば、意外と丈夫なので順調に飼育できるようです。
まずはしっかりと爬虫類の基礎から学ぶと良いと思います。
カメレオンモリドラゴンの飼育
カメレオンモリドラゴンに適した環境と飼育ポイントをご紹介していきます!
カメレオンモリドラゴンに適した環境
まずは飼育ケージですが、最大でも40㎝ほどになりますので、高さが90㎝は欲しいところです。
爬虫類専用の高さのある飼育ケージがなかなかないのでこのようなアイテムが良いかと(;’∀’)
こちらはネコちゃん用ですが、背面と左右の側面に透明なビニールなどで囲ったりして、アレンジするのもオススメです♬
そしてレイアウトには止まり木も用意して設置してあげましょう!
バスキングスポットは木の上にバスキングライトが当たるように作ってあげます。
その他の場所には木陰のように少しくらい場所も作ってあげていください。
フェイクグリーンなどを使って木陰を演出するのも素敵ですね♪
その他の飼育環境や飼育ポイントはモリドラゴンに準じますのでこちらの記事を参考にしてください!
餌
餌についてもモリドラゴンの準じます。
モリドラゴンの記事には書いてませんが、多くの爬虫類は代謝性骨疾患(クル病)にかかりやすく、カメレオンモリドラゴンやモリドラゴンも例外ではありません。
そのためには餌昆虫には毎回カルシウム剤をまぶしてから与えてください。
カルシウム剤には2種類あり、カルシウムのみとビタミン入りのタイプがあります。
ビタミンD₃は適切なカルシウムの吸収を促進するために必要ですが、摂取しすぎるとクル病に似た症状を引き起こしますので、週に1度ビタミン入りのカルシウム剤を与えましょう。
そして、餌は与えるごとに餌のアイテムを変えるとベスト!
トカゲちゃんも毎回同じ餌は飽きちゃいますから~(笑)
クル病についてはこちら
餌についてはこちらを参考にしてください♪
カメレオンモリドラゴン まとめ
いかがでしたか~???
飼育環境はしっかりと作ってあげることが爬虫類を飼育するうえで重要になりますので、爬虫類の基礎から学ぶことをオススメいたします~!
個体差があったり、住宅環境などによってもベストな飼育が違ってきたりすると思いますので、基礎はしっかりと、そして臨機応変に試行錯誤していきましょう♪
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