トゲトゲした尾にオッサンみたいな顔が魅力のゲイリートゲオアガマ。
イグアナよりも小さいので、カッコいいトカゲを飼育してみたい方にはピッタリです♬
今回はそんなトゲオアガマの仲間のゲイリートゲオアガマの特徴や生態、飼育についてご紹介していきます!
ゲイリートゲオアガマの特徴や生態
- 【昼行性】【地上棲】
- 別名:サハラトゲオアガマ
- 生息地:アフリカ北部のアルジェリア南部、マリ東部、ニジェール北部など
- 大きさ:30~40㎝ほど
- 寿命:約20年
- 値段:10,000~15,000円ほど
これからゲイリートゲオアガマの特徴や生態をご紹介いたします!
ゲイリートゲオアガマの特徴
乾燥系の中型トカゲの代表種でもあるトゲオアガマの1種です。
幼体時は白っぽい地色に褐色のバンドとオレンジ色のスポットが入り、成体になると赤みがかったオレンジ色から緑色や明るい黄色が体表に表れ非常に美しい、そしてポップな感じになります♪
顔つきはおっさん顔なので、ギャップがありますが、そこもまたゲイリートゲオアガマの魅力かと思います(笑)
尾は恐竜のようにトゲトゲしていてカッコいいので、これまた顔とのギャップ萌え( *´艸`)
お腹はぽっちゃりで可愛らしいですしね(笑)
美しい体色の赤、黄色、オレンジ、緑などの色味を飼育下で高めることが出来たら最高です!
しっかりと飼育して、この美しい体色を維持したいものですね~。
そして、ゲイリートゲオアガマは平均30㎝ほどなので、そんなに大きい飼育ケージは必要がないため、生涯飼育ケージでの飼育が可能で、草食性なので比較的飼いやすいと言われています♪
ゲイリートゲオアガマの生態
トゲオアガマは砂漠や荒野などに生息し、地上棲で深い巣穴を掘って生活しています。
昼行性で夜間は巣穴の中で休んでいます。
春には8~20個ほどの卵を産み、33~35℃の温度下では50~70日ほどで孵化し、幼体は4~6㎝ほど。
完全な植物食性と言われていますが、幼体時はコオロギなども食し、成長するとともに植物食性が強くなります。
ゲイリートゲオアガマの飼育
ここからはゲイリートゲオアガマに適した飼育環境やポイントについてご紹介していきます!
飼育ケージ
まずは一番初めに決めないといけないのが飼育ケージ。
ゲイリートゲオアガマは最大でも40㎝ほどに大きくなりますので、最低横幅90㎝以上の飼育ケージが必要になります。
水槽でも飼育が可能ですが、発情期などに暴れることもあるので、頑丈な爬虫類専用の飼育ケージをお勧めします。
砂漠に生息していますが、意外と蒸れに弱いので通気性の良い飼育ケージが必須。
ゲイリートゲオアガマは、かなり高温の場所と涼しい場所を作ることが飼育のポイントとなるトカゲなので、幅が90㎝あれば十分かと思います♪
温度管理
砂漠に生息するゲイリートゲオアガマですが、現実の砂漠地帯は昼夜の温度差が激しいので飼育下でも昼夜の温度差を再現する必要があります。
飼育ケージ内の二中の基本温度は26℃にし、夜間は20℃の設定すると良いでしょう!
飼育ケージ全体の温度管理には、散光型の保温球や暖突というパネルヒータータイプを使用すると効果的に温めることが出来ますよ♪
そして、日中はバスキングスポット(ホットスポット)=日向ぼっこする場所も作らないといけません!
バスキングスポット(ホットスポット)直下の温度は45~50℃の高温が必要( ゚Д゚)
バスキングスポット(ホットスポット)には岩やレンガなど置いてあげるといいですよ~。
バスキングスポット(ホットスポット)は飼育ケージの左右どちらかに寄せて設置すると、反対側はクールスポットになってGOOD!
クールスポットは基本温度にしましょう!
飼育ケージ内で暖かい場所と涼しくなる場所を同時に作り、暑いときは涼しい場所に移動出来るようにしてあげましょう♪
もし、トゲオアガマちゃんがバスキングスポット(ホットスポット)からず~っと離れない場合は、温度が足りない証拠なのでライトのワット数を上げたり、バスキングライトの数を増やしたり、メタハラなどを使ったりしましょう!
さらに、ゲイリートゲオアガマの美しい体色を育てるためと、健康な状態を維持するためには紫外線の照射が必要です。
強い紫外線を出すライトや蛍光灯、も悪しくはメタハラを使用して紫外線を照射してください♪
小さい頃は1つでも足りますが、大きくなると紫外線ライト1つだと足りなくなるかもしれません(;’∀’)
かなりお高いけどメタハラを導入するか、紫外線ライトを2~3個用意するかしましょう!
紫外線が足りなくなるとクル病という病気になる可能性もありますので注意しましょう!
保温器具や照明などの管理は爬虫類専用のサーモスタットという便利な器具がありますので、そちらも一緒に購入することを推奨します( ̄ー ̄)
クル病についてはこちらを参考にしてください♪
その他
床材はサンド系の床材かペットシーツなどがおすすめ。
ゲイリートゲオアガマは野性下では巣穴を掘って休んだりしてますので、その代わりにシェルターを設置してあげましょう!
隠れる場所を作ることでストレスを軽減することが出来ます。
餌
幼体時はコオロギなどの昆虫を食べますが、成長するとともに植物をメインに食べます。
スーパーなどで売られている野菜や果物をメインに与えましょう!
個体にもよりますが、鳥の餌やリクガメ用の人工フードや、フトアゴフードなども食べることがあります。
人工フード食べてくれると、少し楽になりますよ~♬
ゲイリートゲオアガマの飼育についてはトゲオアガマの飼育方法をベースにしてください♪
トゲオアガマ10種類と特徴や飼育|爬虫類界のおっさんを知ろう!
ゲイリートゲオアガマ まとめ
いかがでしたか~???
あくまでトゲオアガマの基本的な飼育方法をベースにして、こちらの飼育ポイント通りにしてくださいませ♪
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