タイトルにも書いてますが、アカメカブトトカゲはまるで歌舞伎役者のような目の周りの赤い隈取が特徴的なカブトトカゲの仲間です♪
今回はそんなアカメカブトトカゲの特徴や飼育についてご紹介していきます!
アカメカブトトカゲの特徴や生態
- 【地表棲】【夜行性】
- 別名:メベニカブトトカゲ
- 生息地:ニューギニア島
- 大きさ:16~20㎝
- 寿命:5~10年
- 値段:1万円前後
これからアカメカブトトカゲの魅力と特徴や生態、人間との関係などをご紹介します!
アカメカブトトカゲの魅力
アカメカブトトカゲの魅力は何と言っても全体的にトゲトゲしていて小さな恐竜のようでカッコいいところと、トレードマークといっていい目の周りの赤い隈取です♬
上目づかいもと~ってもキュート♡
飼育は比較的飼いやすいと言われ、値段も手ごろですし、夜行性なので飼育に必要な道具にあまり費用が掛からないところも嬉しいところ。
ですが、なんせ夜行性なので日中はほとんどシェルターに隠れて姿を見ることが出来ない_| ̄|○
とても臆病な性格なんですね~(笑)
活発に動き回るトカゲが好きな方には向いてないかもしれませんが、意外とこやつら脱走するときは俊敏だったりします(;’∀’)
前向きな言い方をすると、控えめ(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
控えめですが、個体によっては人間に良く馴れて、飼い主の姿を見るとシェルターから出てきたりするみたいなので、そうなったら嬉しいですよね~♬
アカメカブトトカゲの特徴
アカメカブトトカゲは全長が16~20㎝ほどに成長し、和名の通り成体になると目お回りが朱色やオレンジ色になります。
頭部はまるで鎧兜をかぶっているかのようにカクカクしていて、胴体や四肢のウロコも大型で全体的にトゲトゲしていてカッコいいビジュアルでもあります。
尾には鉤状になった鱗が並び、トカゲには非常に珍しい発声器官を持っており鳴くことがあります。
モトイカブトトカゲも同様。
「ギーッ!」という鳴き声と、死んだふりしたり、死んだふりからの猛ダッシュでの逃走もしたりします(笑)
アカメカブトトカゲの生態
熱帯雨林の林床に生息し、地表性で夜行性のトカゲなので日中は落ち葉や倒木の下などで休んでいます。
飼育下ではシェルターなどに引きこもっていたりします(笑)
食性は動物食性で、昆虫類、節足動物、カエルの幼体などを食べます。
繁殖形態は卵生で、1回に1~3個の卵を数回に分けて産みます。
アカメカブトトカゲと人間との関係
アカメカブトトカゲはパプアニューギニアの切手のモチーフにもなったことがあるほど現地では有名なトカゲです♬
ペットとして飼育されることもあり、日本にももちろん輸入されています。
過去には「死に種」と言われ、非常に弱った野性個体が多く流通していた時期があり、1年飼育できればありがたい程度のトカゲだったようです(;’∀’)
ですが、最近はCB個体化(繁殖個体)も進んでおり、さらには輸送状態が良くなったので野性個体でも比較的飼育がしやすくなってきた感じです。
以前は高温に弱いとされていましたが、極端な高温はともかく、逆に低温には弱いようです。
そして皮膚が露出しているためん乾燥には非常に弱い面があります。
まだ繁殖の確率までは行っていませんが、国内でも飼育下での繁殖例は出てきています。
今後に期待ですね♬
アカメカブトトカゲの飼育
ここからはアカメカブトトカゲの適した飼育環境や餌についてご紹介していきます!
飼育環境
モトイカブトトカゲもそうですが、アカメカブトトカゲも臆病なので、ほとんどの時間を暗くてじめッとしたシェルターなどに引きこもっています(笑)
選ぶべき飼育ケージは爬虫類専用のケージで60㎝くらいの幅のものを選びましょう!
カブトトカゲは暑すぎや寒すぎは苦手なので、飼育ケージ内に適切な温度勾配を作ってあげることが飼育ポイント。
そして、本種はあまり立体行動をしないと思われていますが、飼育ケージ内で岩山を作ったり、シンプル目な流木など設置すると餌を探しに登ったりしますので、是非レイアウトに加えてみてください♪
飼育ケージ内の温度ですが、日中は25~28℃に設定し、夜間は23℃前後に設定します。
照明などはレオパ同様に夜行性のトカゲなので、紫外線灯やバスキングライトは不要です。
湿度についてはこちらも重要で、70%以上(ベストは100%に近い湿度)の場所と、それより湿度が低い場所(60%~70%)を作ってあげてください!
本種は意外と皮膚が非常に薄いので乾燥にはと~っても弱いです(;^_^A
60%台でもアカメカブトトカゲにとっては乾燥した環境なんですって!!!
湿度の保ち方は床材にヤシガラや水苔、テラリウムソイルなどを使用するといいですよ~♬
湿度の高い場所と低い場所の2か所が必要ですが、高い場所にはウェットシェルターなどを設置してあげましょう!
低い場所には流木など設置するとバランスいいですね!
流木を利用してフェイクグリーンの葉などでシェルターになるような場所を作ってあげてもいいですね♪
その際に注意したいのが、広すぎるシェルターよりも少し窮屈なくらいがベストなんだとか。
大きすぎるシェルターだと多分隅っこのほうで小さく丸くなっていると思います( ̄ー ̄)
餌
幼体時も成体時も基本は昆虫食。
体長の大きさに合ったサイズのコオロギやデュビア、ワーム類を与えます。
カブトトカゲは短い手足に比べ頭部が大き目なので、意外と大き目の餌も食べることが出来ます♪
生餌を与えますが、置き餌だとちゃんと食べたかわからないので、コオロギやデュビが逃げられない容器に入れたり、コオロギは後ろ足を除去したりしておきます。
個体によっては人工フードも食べてくれますので、そうなると楽ちんですね♪
その他の詳しい飼育や餌についてはカブトトカゲの記事を参考にしてください♪
【カブトトカゲ】の特徴や種類・飼育|小さな恐竜の魅力とは?!
アカメカブトトカゲ まとめ
いかがでしたか~???
かなり湿度が必要になってくるので、どれだけ湿度が十分に保てるのかが飼育の鍵となりそうです(;^_^A
是非チャンスがあれば飼育してみてください♪
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