マタマタの飼育と特徴や生態|枯れ葉のような亀を徹底解明!

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マタマタってっぽくない名前ですよね~。しかも見た目も枯れ葉っぽくて体は平べったくて、怪獣のようでもありとても気になるカッコいいカメです。

そんなマタマタは実は飼育できるんですよね~。意外です(笑)

 

ここではマタマタの基本情報の特徴や生態、そして飼育についてご紹介していきます!

マタマタはヘビクビガメ科の亀です。その他のヘビクビガメ科のカメはこちらをご覧ください。

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マタマタの基本情報

 

マタマタ

Wikipediaより

 

 

  • 生息地:エクアドル、ガイアナ、コロンビア東部、スリナム、ブラジル北部、仏領ギアナ、ペルー東部、ボリビア北部
  • 最大甲長:44.9㎝
  • 寿命:平均10年
  • 食性:動物食性
  • 値段:3万円前後

 

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マタマタはヘビクビガメ科のマタマタ属のカメで、マタマタだけで構成されていますよ~。

 

マタマタの特徴

 

マタマタのという名前はかなり変わっていますよね~。「マタマタ」とは現地の言葉で「皮膚」を意味します。

マタマタの特徴でもある、たくさんの枯れ葉が集まったような見た目からそう名付けられ多様です。

 

顔つきも他のカメとは違い天狗の鼻のような吻端の突起、頭も甲羅も体全体が平べったいところ、皮膚も甲羅も枯れ葉が集まったようなビジュアル、全てにおいて特徴的です♬

その変わった見た目もあり、昔から人気が高いんです!

 

その一風変わったビジュアルは、川の底に沈んでいる落ち葉やごみなどに擬態するためと思われます。

平たい体は石や流木などの隙間にするッと隠れることが出来ます。

頭は甲羅の中に隠すことが出来ないので、首を曲げるように横向きに隠れるようになっており、つぶらな瞳とまるで笑っているかのような口も魅力です。

 

長い首を伸ばしてまたまた(駄洒落じゃないよ!)長い鼻を水上に出して空気を吸います。

 

そして面白いのが、オリノコ川水系とアマゾン川水系で生息するマタマタの形態は違うんだそうで、一般的にはオリノコ川水系の個体群は背甲(背中の甲羅)が明色でお腹もわかりやすい模様などはなく、アマゾン川水系の個体群は背甲(背中の甲羅)は暗めでお腹はハッキリとした黒斑が広範囲にあります。

背甲の色味だけでもかなり違いますよね~。

 

 

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マタマタの生態

 

マタマタは緩やかな流れの河川や沼地などで生活し、夜行性でほとんど陸に上がることはなく繁殖の時以外は陸にはあがりません。

いつも水の底でジッと動かずそばを通る魚などを水ごと飲みこんで捕食します。

その他の亀とは違い、歯がなくて顎の力が弱いので水ごと獲物を丸呑みするんです。

怪獣のような見た目だから、さぞかし顎の力が強くてギザギザな鋭い歯を持っていそうなので意外です(笑)

 

いつも水底でジッとしていて泳ぎ回らないのですが、実は泳ぎが苦手なんですよ~。だからジッとしているんですね!

 

そんなマタマタは個人でも飼育が可能で、飼育下繁殖の例が非常に少ないので流通するのは主に野性個体になります。

野性個体はマタマタに限らず、飼育環境に馴れるまで大変です。ストレスで体調を崩したり寿命が縮むこともあり得ます。

初心者には難しいかもしれませんが、これから飼育方法などもご紹介しますね。

 

 

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マタマタの飼育方法とは?

 

Wikipediaより

 

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この画像見ると、一体なんの画像なのか一瞬ではわからないですよね(;’∀’)

これ、マタマタの頭です~(笑)

マタマタは飼育は出来ますが、かなり大きくなりますし水槽もその分大きくなり、さらには水の量も増えるので初心者にはちょっと厳しいとは思いますが、参考までにご覧ください♪

 

 

水槽

 

マタマタは最大で約45㎝にもなります。

体の大きさに合わせて水槽を大きくしていきますが、最終的に120㎝以上の幅の水槽が必要になります。120㎝幅でも良いですが肥満の原因になったり個体によってはストレスになったりする可能性もなきにしもあらず。人間にはわからないですが(;’∀’)

 

 

ガラス製の方が良いのですが、120㎝以上の幅の水槽ではアクリル水槽しか見つかりませんでした(;’∀’)

 

ほぼ水棲のカメなのでたくさんの水量が必要になります。水深は首を伸ばして呼吸できる程度にして流木などを入れてあげるとベスト。特に幼体は流木入れてあげてください。

 

 

 

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温度管理

 

マタマタは高温を好みますので水温は26~30℃に保つことが大事です。

陸には上がりませんが浅瀬で日光浴をするため、バスキングライトと紫外線ライトが必要です。

紫外線ライトは人間でも他の動物でもそうですが、骨を丈夫にしたりカメなら甲羅の生育にも関係してきます。

 

バスキングライトは防滴タイプを選んでみました。ワット数は水槽の大きさに合わせてチョイスしてください。

 

紫外線ライトは防滴タイプがなかったので、水滴などが付かないような場所に設置するようにします。

 

これらのライトはいわゆる電球のみなので、本体がそれぞれ必要になります。

 

これだけでは水温が保てない場合は水中ヒーターを使うと便利です。温度調節してくれるサーモスタットが付いているタイプで、水槽の大きさに合わせたものを選んでください。

 

 

水の管理

 

大事な水の管理ですが、マタマタは流れが穏やかな弱酸性の水を好みます。

どうやって弱酸性にするのか???こちらのアイテムがオススメ。

 

さらに、マタマタはたくさん食べてたくさんウンチし、脱皮もしますので水質が悪化しやすいです(;^_^A

元気で何よりですが、水の交換も大変になりますのでろ過フィルターを使うと便利です。

 

ろ過フィルターは上部フィルターがおすすめですが、フレームのないガラス水槽の時はずり落ちたりすることがあるので外部フィルターを選びましょう。

週1回はスポンジを綺麗にします。水槽の大きさに合わせて選んでください。

 

 

飼育水の交換頻度ですが、週に1回は三分の二ほどの水を交換し、2週間に1回は全部の水を交換し水槽内部も綺麗に掃除します。

マタマタに限らずですが、水質の悪化には弱いので汚い水のままだと皮膚に異常が起きてしまったり、体に水カビが付着し、それが原因で衰弱して死んでしまうこともあるので注意!!!

 

水を抜くときにカメちゃんの甲羅についている苔などを柔らかいスポンジで落としてあげてくださいね~♬

放置するとこびりついてなかなか落とすことが出来なくなります(;’∀’)

 

この他にも必要な道具がありますが、こちらを参考にしてください。

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マタマタは突然死が多いそうです(;’∀’)

なので餌の与え過ぎはよくありませんので、腹八分目で週に2~3回与えます。

肥満は人間と同じでよくないんです!

 

与える餌ですが、マタマタは人工フードに餌付きにくいので、生きた金魚、メダカ、エビなどを中心に与えます。

餌として購入した小魚は、別の水槽に入れて1週間ほどしてからマタマタに与えます。

理由としては病気を持っていた李、栄養状態が良くなかったりすることがあるから。これ意外と大事。

 

人工フードを与えるならこちら、沈下タイプの餌です。

 

人工フードは種類がたくさんあります。水棲カメ用の沈下性のタイプを選びましょう。メーカーが違うだけで食いつきが違ったりします。人間と同じく好みがあるので何種類か試してみましょう。

それでもだめなら全て生餌しかありません(-_-;)

 

カメの餌についてはこちらも参考にしてください。

カメの餌おすすめは?!カメの餌の選び方をしっかりと学ぼう!

亀が餌を食べない原因とは?!対処法をご紹介!【食欲がない亀専用】

 

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マタマタのまとめ

 

カメまとめ

 

かなり大きくなるマタマタ。見た目がカッコいいので飼育してみたくなりますが、水槽が大きくなるのと、人工フードに餌付きにくいなどなど大変なことも多いです。

さらにはほとんど動かないので動きを楽しむことは期待できません(笑)

小さいうちはいいけど、体が大きくなると水槽も大きくなり、水量も増え重量が大変なことになり、置き場所を間違えると悲惨な目に遭いますので、飼育したい方はしっかりと管理できるかをよく考えてから家族として迎えましょう!

 

 

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SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

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