ハナガメの特徴や生態|特定外来生物に指定され飼育不可のカメ

 

ハナガメは甲羅の模様が花のように見えるので中国名や和名の由来とと考えられている、魅力あるカメです。

ですが、2016年10月に「特定外来生物」に指定され、飼養、保管、運搬、放出、輸入など禁止されていますが、手続きをして許可が得られれば飼育が可能です。※条件付き

ここではそんなハナガメの特徴や生態、特定外来生物手続きに関する情報をご紹介いたします。

 

その他のイシガメはこちら。

 

スポンサーリンク

ハナガメの特徴や生態

ハナガメ

Wikipediaより

  • 生息地:中国(海南省、広東省、江蘇省、浙江省、香港、広西チワン族自治区)台湾、ベトナム北部と中部、ラオス(分布する可能性あり)
  • 最大甲長:27㎝
  • 食性:雑食性
  • 寿命:不明(イシガメの平均寿命は20~30年)
  • 値段:1500円前後(今は買えません)

ハナガメの特徴

 

ハナガメの最大甲長は27㎝で、オスよりもメスのほうが大きくなります。

背甲はやや扁平をしており、上から見ると中央より少し後ろで一番幅が広くなる若干細長い楕円形をしています。

椎甲板には断続的なこぶ状のキールが3本入り、老齢個体では消失することもあります。

背甲は暗黄色や暗褐色、褐色、黒色で、キール(盛り上がり)やキールのあった場所に明褐色や橙色の斑紋が入る個体が多く、3本のキールに沿って各甲板の中心には明色の斑紋があり、縁甲板は尖りません。

 

背甲と腹甲のつなぎ目のは発達しており、腹甲は大型で細長い形をしています。

腹甲や橋は黄色からクリーム色をしており、各甲板には大きな暗色の斑があります。

幼体では同心円状や眼状になります。

この斑紋が花のように見えることから中国名「花亀」や和名の由来と考えられています。

 

頭部の大きさは小型で、吻端は少し突出しており、上顎の先端は突出または凹むことはありません。

後頭部は小型のウロコで覆われ、上顎を覆う角質(嘴)はわずかにですが鋸状の突起が存在します。

 

頭部は暗黄色や灰褐色、暗褐色、黒色で、頭部から頚部にかけて左右に8本以上ずつの淡黄色~黄緑色の細いストライプ模様が走っています。四肢にも同様のストライプが入ります。

 

四肢はやや細くて前腕部に幅広く丸みを帯びている大型のウロコが重ならないで並んでいます。

指の間には指の先端まで水かきが発達します。

 

幼体には肋甲板にキールがあり、後部縁甲板の外縁がややノコギリ状に尖ります。

成長に従い、肋甲板のキールが不明瞭になり、縁甲板の突起は消えていきます。

 

オスはメスに比べ背甲が細長くて甲高が低く、オスは尾が太く長く、メスは尾が細く短いです。

 

スポンサーリンク

 

ハナガメの生態

 

ハナガメは低地にある底が軟らかく、流れが緩やかな河川や池沼、湿原などに生息し、底が砂泥で小規模な止水域を好みます。

半水棲のカメですが、岸辺や中洲、倒木や岩の上などで日光浴を行うことを好み、亜熱帯に生息しているので野生下では冬眠はしません。

 

食性は雑食性ですが、幼体時は動物食の傾向が強く、暖かい季節やメスの成体は植物食の傾向が強くなります。

水草なども多く食べますが、飼育下では果実なども食べてくれます。

 

繁殖形態は卵生で、春に45×20㎜程の大きさの卵を1~2回に分けて、1回につき5~20個を産卵します。

卵は飼育下では約2か月で孵化した例があり、孵化した幼体は背甲が35㎜程で緑色が強く、各甲板の斑紋はオレンジ色で、背甲の縁辺が黄色になっており、とっても美しいです。

オスは生後2年半以上で甲長が12㎝以上、メスは生後6年以上で甲長が20㎝以上で性成熟します。

 

ハナガメと人間との関係

 

ハナガメは生息地では食用になることもあります。

 

そして残念なことですが、生息地の破壊や食用の乱獲などによって生息数が減少しています。

2005年には中華人民共和国がサイテスⅢ類に掲載。

 

ペットとしても飼育され、かつては主に幼体が日本にも輸入されていました。

サイテス(ワシントン条約)に掲載以降、流通量が減りましたが、日本国内での飼育下繁殖個体も流通していました。

 

日本では寒冷地を除き成体なら屋外で越冬も可能だったので、屋外の池で飼育されることもありました。

幼体は低温や水質悪化に弱くて、真菌による皮膚病にかかりやすい傾向があるので、流木やレンガ、市販の水棲カメ専用のプラスチック製の浮島などで体を乾かすための陸地を用意して、日光浴させたり、屋内での飼育の場合はバスキングライトが必要です。

 

日本では2016年10月に特定外来生物に指定され、飼養、保管、運搬、放出、輸入など規制されました。

クサガメやニホンイシガメ、ミナミイシガメとの主幹雑種も該当します。

 

スポンサーリンク

特定外来生物のハナガメのこと

ハナガメ

 

SPIN☆
SPIN☆

もしかしたら気が付かずにハナガメを飼育していたりするかもしれません。

そんな時は申請手続きが必要ですが、申込期限は既に終了しています(;’∀’)

ですが、期限後に申請し許可された例もありますので、一応その辺についてご紹介します!

ハナガメは申請手続きすれば飼育できるのか?

 

これは一概には言えません。

環境省のHPではこのようになっています。

 

外来生物法では、愛がん(ペット)・観賞の目的で、特定外来生物を飼養等(飼養・栽培・保管・運搬)することは、原則として禁止されていますが、特定外来生物として規制される前から愛がん(ペット)・観賞目的で飼養等している場合は、規制されてから6ヶ月以内に申請を提出することにより、許可を得られれば、その個体に限り飼養等し続けることができます。

出典:環境省ホームページ

 

なので、今現在は新しくハナガメを飼育することはないかと思いますが、もしかしたら知り合いから譲渡されたりなどあるかもしれませんし、自分が飼育しているカメがハナガメなのかどうかわからない方もいると思います。

その場合、どうすれば良いのか?

以下でご紹介します。

 

自分が飼育しているカメがハナガメなのかわからない場合

 

まずは上でご紹介したハナガメの特徴に、自分の子が当てはまっているかどうかを確認。

そしてかも「なんかハナガメっぽいかも」と思われた場合は、ペットショップや爬虫類を診てくれる動物病院などで判断してもらいましょう。

 

もしハナガメだったら、申請の期限はとうに過ぎていますが、期限後にハナガメと気が付いた方が無事に申請手続きが出来て許可が下りた例がありますので、以下のサイトを参考に問い合わせてみると良いでしょう!

ハナガメ・タイワンハナガメを飼っていませんか?

 

新たに特定外来生物を飼育したい方

 

飼育が基本禁止ですから、ペットショップなどで販売はしていないかと思います。

ですが、知り合いから譲渡されたとかなどで飼育しないといけなくなった場合もあるかと思います。

 

新たにハナガメを飼養したい場合ですが、環境省HPでは、

 

外来生物法では、飼養等(飼養・栽培・保管・運搬)をすることは原則として禁止されていますが、学術研究、展示、教育、生業の維持等の目的で行う場合については、主務大臣の許可を得ることで飼養等をすることが可能です。

出典:環境省ホームページ

 

ですが、ペット目的は書いてありませんでした(-_-;)

さらに、

 

特定外来生物として規制された後に、新たに愛がん(ペット)・観賞の目的、又は新たに開始された業活動に関しては、生業の維持の目的で飼養等をすることはできませんので、ご注意ください。

出典:環境省ホームページ

 

書いていません(;’∀’)

なので、引き取る前に電話などで問い合わせしましょう!

上の引用の出典のところから環境省のHPへ行けます。

申請手続きの方法なども書いてあります!

 

スポンサーリンク

特定外来生物のハナガメのまとめ

カメまとめ

 

特定外来生物。

ハナガメちゃん達には罪はない…………….。

 

もし自分が飼っている子がハナガメと判明したら、面倒でも電話で問い合わせてみましょう!

申請の書類作成は大変そうでしたが、可愛い愛ガメちゃんのため。

頑張りましょう!

カメ
スポンサーリンク
SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

爬虫類探偵SPINの部屋

コメント