ハナブトオオトカゲは別名ワニオオトカゲやクロコダイルモニターなどと呼ばれ、最も危険なオオトカゲと言われるほど。
ペットとしての飼育は一般の方にはまず無理なので飼育方法はご紹介しません( ̄ー ̄)
人間が噛まれて死亡した記録もあるハナブトオオトカゲについて迫ります!
ハナブトオオトカゲの特徴や生態
ここではハナブトオオトカゲの特徴や生態をご紹介いたします♪
ハナブトオオトカゲの特徴
最大全長がなななんと!!!475㎝に達するかなり大型のトカゲです( ゚Д゚)
世界最長と言われています!!!
ですが、胴体は意外と短くスリムなBODYをしているので、全長が同じ個体をコモドオオトカゲと比べるとコモドオオトカゲのほうが体重は重いそうです。
和名の通り口先は丸く太く、口先が尖っているほかのオオトカゲとは顔つきが違いますよね~♬
尾は非常に長く全長の3分の2以上を占めるそうです。
鼻孔は楕円形で、吻端よりに開きます。
体色は黒地に黄色い斑点が全身に入りますが、幼体時は黄色い斑点が大人よりも多く、美しい模様をしており、この斑点が熱帯雨林の木々に紛れて外敵から身を守る役割をしています。
ハナブトオオトカゲの生態
ハナブトオオトカゲは、ニューギニア島にしか生息していない島固有のオオトカゲになります。
主にニューギニア島のマングローブ林や熱帯雨林に生息し、普段は木の上で生活しています。
体が大きいと登る木も太くて丈夫じゃないとダメそう(笑)
樹上棲だから体のわりにスリムな体型をしているのでしょうね♪
ちょっとうらやましい…………..( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
足の爪は鋭くて曲がった形状をしているので、木にしっかりと掴まることが出来、長い尾を枝に巻き付けて体を支えたり、尾を上手に使い水中を泳いだりすることもできます。
ハナブトオオトカゲは肉食性で、昆虫や鳥、小型の哺乳類、死んだ動物の肉などかなり幅広いものを食します。
その為か、真っすぐ鋭い歯を持っており、肉をそいだり引き裂いたりするのに適しています。
大きな体ですが、動きは素早いそうです(;’∀’)
性格は攻撃的で、ブタや犬が襲われたり、人間が噛まれて死亡した記録もあるそうです( ゚Д゚)
世界最長のオオトカゲであるハナブトオオトカゲは、ベビーもビッグ!!!
飼育されていたハナブトオオトカゲの産卵記録では、一度に4~12個の卵を産んで、孵化にはなんと200日程度もかかります!
孵化に半年以上かかるからなのか、孵化したベビーちゃん達はすでに40㎝以上の大きさなんだとか(+_+)
孵化した子供にも黄色い斑点が全身に点在し、斑点が小さく多いため大人より美しいと言われています。
どうやら全長が150㎝ほどになると性成熟し繁殖が出来るようになります。
生まれた手のベビーは40㎝ですよ~(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
ハナブトオオトカゲ以外のオオトカゲについてはこちら
オオトカゲの種類おすすめ7選!特徴や寿命・価格などをご紹介♪
ハナブトオオトカゲは最も危険なオオトカゲ!!!
ここではハナブトオオトカゲが何故、最も危険なオオトカゲなのかをご紹介していきます!
可愛い顔してるんですけどね(;’∀’)
ハナブトオオトカゲは危険?!
ハナブトオオトカゲは攻撃的な性格で、動物園の飼育員さんに長~い尾をたたきつけて攻撃することもあるんだとか(;’∀’)
動物の肉をそぎ取る鋭い歯も持ってますし、咬まれたら人間はひとたまりもありませんね(-_-;)
前述しましたが、人間が噛まれて死亡した例もありますから………………。
鋭い歯も危険ですが、実はハナブトオオトカゲの際だの武器は長い尾にあります!!!
全長の3分の2を占める長い尾を鞭のようにしならせてたたきつけるその威力は相当なもので、直撃を食らったら大怪我をする恐れもあります((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ペットとして飼育できないの?
コレ、気になるところですが、ハナブトオオトカゲはペットとして飼育することは可能ではありますが、流通量が少なく非常に高価だったり、攻撃的で神経質な性格をしているので、ペットとして飼育するにはかなりの覚悟が必要なんです(;^_^A
ペットとして飼っているハナブトオオトカゲに噛みつかれて、指を骨折した人もいるんだとか(;^ω^)
飼育下では200㎝ほどにしか成長しませんが、それでもかなりの広さのスペースが必要。
飼育するなら触らないといけない場面も出てきます。
鞭のようにしなる長い尾の攻撃、鋭い歯による噛みつき攻撃にも要注意!!!
気に摑まるための曲がった鋭い爪にも注意!
こういうことから、ハナブトオオトカゲは人間に危害を及ぼす可能性があるため、動物愛護法で特定動物に指定されていますので、ペットとして飼育するには都道府県知事の許可が必要となります。
さらには地方自治体の許可も必要です!!!
なのに~、なぜ飼育できちゃうのさ~(。´・ω・)?
個々の判断に任せますってことでしょうね(苦笑)
何やら特定動物に指定される前は、普通にショップで5~8万円程度で売られていたそう( ゚Д゚)
現在は比較的高価で20万円ほどでほんの少し流通しているようです(;’∀’)
ハナブトオオトカゲ まとめ
いかがでしたか~???
ハナブトオオトカゲは世界最長のトカゲであり、危険なトカゲでもありますが、その美しい模様と可愛いお顔についつい飼育してみたい!!!と思う方もいらっしゃるでしょう。
確かにハナブトオオトカゲは攻撃的な性格と言われますが、個体差もあり、大人しくて人間になれる子もいるみたいです。
でもそれって、飼ってみないと性格わかりませんし、飼育してみて狂暴だからといって気軽に捨てたり、譲渡したりできませんから、飼育はお勧めできません( ̄ー ̄)
それはプロ(動物園)にお任せしましょ!!!
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