まるでファンタジーの世界から飛び出してきたかのような、トゲトゲしたカッコいいモロクトカゲ。
これ、フィギアか何か?生き物?生きてる?
な~んて思っちゃうほど( *´艸`)
ポケモンのキャラクターに出てきそうなモロクトカゲの特徴や生態、そして飼育が出来るのかについてご紹介していきます!
モロクトカゲの特徴や生態
画像を見てビックリでしょ~( *´艸`)
まるで作り物のように見えますよね~(笑)
そんなモロクトカゲの特徴や生態をご紹介していきますよ~!!!
モロクトカゲの特徴
モロクトカゲの体調は15㎝ほどと意外と小型です。
全身に円錐形のトゲトゲが並んでいるのが特徴で、和名での別名が「トゲトカゲ」といい、英名の「Thorny lizard」または「Thorny devil」も「トゲ」に由来するそうです。
首の背中側の両端には大きなこぶ状の突起があり、この突起は外敵に襲われても偽の頭部として機能させたり、飲み込まれないためだと考えられています。
このトゲトゲは、アメリカツノトカゲと混同されることがあるのだとか。
見た目は全然違うんですが(;^ω^)
このトゲは腹部にはなく、まだら模様があり、個体によって異なる形をしているので、個体識別に利用されています。
体色は褐色のまだら模様になっており、の漠にたいしての保護色となっています。
迷彩柄と同じ効果ですね♬
なんと、この体色は暑いときは明るく、涼しいときは暗く変化するんです!
明るい体色になるのは熱をこれ以上吸収しないため、暗くなるのは逆に熱を集めるためなのでしょうね~。
そして、移動する時は体を前後に揺らしながらゆっくりと歩く特徴的な歩き方をします。
これが、可愛いのなんのって( *´艸`)
こんなゆっくりで敵に摑まりやすいでしょ~(笑)
きっとそのためのトゲトゲなんでしょうね~。
見た目はトゲトゲしてますが、性格は大人しいそうです♡
さらには、全身の皮膚に細い溝が走っていて、この溝は全て口へとつながっているんだとか。
何のための溝なのか?
それは、毛細血管現象で水を吸い上げ、体が少しでも濡れると水が口へと集まるようになっているんです!
なんかハイテク~( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
なので、わずかな雨や霧からも効率よく水分を補給することができ、水の摂取が難しいサバクに適応しているんですね~。
モロクトカゲの生態
モロクトカゲは、オーストラリア中部から西部にかけて生息し、ウルル周辺の砂漠で生活しています。
乾燥した地域の砂地で生活していますが、砂漠と聞くと草木が何もない場所を想像しちゃいますが、モロクトカゲの生息地は乾燥地帯に生えている植物の周辺などになります。
夜間やもっと気温が上がる日中は巣穴の中や草などの物陰に隠れ、火が登った直後から午前中に活発に活動します。
餌は小さなアリで、日中は1分簡易40匹ほどの食べるそう。
1日だと5,000匹のアリを食べると記録されていますが、専食するのは非常に小さなアリだそうで、重量に換算すると大した量ではありません。
昼行性でサバクに生息するトカゲなので、強い紫外線と高温を好み、開けた場所で日光浴をします。
繁殖形態は卵生で、現地の春から初夏にあたる9~12月が繁殖期で、地下数十センチの場所に3~10個の卵を産みます。
孵化した子供は自力で砂を掘り進み地上へと姿を現します。
孵化は90~132日。
孵化した子供は全長が63~65㎜で、親と同じように全身にトゲがあり、斑紋もあります。
想像したら滅茶苦茶かわいいですよね~♬
モロクトカゲの寿命は意外と長く、15~20年ですが、飼育方法が確立していませんので、飼育下での寿命はもっと短くなるかと思います(;’∀’)
モロクトカゲの飼育
モロクトカゲの飼育と言っておきながら、実はモロクトカゲは世界中でもほとんど流通しないそうです(;^_^A
そこんところも含め、ご紹介します( ̄ー ̄)ニヤリ
モロクトカゲは飼育できるの?
とても可愛くてトゲトゲがカッコよくて、大きさも小型なので飼育したくなりますが、先ほども言った通り世界的に見てもほとんど流通していません(-_-;)
なので、日本でも販売されることはないそうです…………..。
生息地であるオーストラリアが野生動物の輸出を禁じているからという理由なのですが、私の個人的な意見なのですが、餌はどうする?って感じです。
餌は小さなアリを食べています。
でも小さなアリなら何でもいいわけではないそうです(;’∀’)
そうなると大量のアリはどこから手に入れる???
売ってませんし、採取するにしてもどの種類のアリを食べるのかわかりませんし。
一般的なトカゲの餌となるコオロギを食べてくれるなら問題ありませんが、なにせ流通しないので、そこらへんの情報がありません(*_*)
ですが、最近モロクトカゲに似ていなくもない、アメリカツノトカゲの飼育技術が進んでいるようなので、モロクトカゲの代わりにアメリカツノトカゲを飼育するのも手かもしれませんよ~♬
でも~、ツノトカゲの飼育は非常に難しいらしいので、初心者には無理です~( ;∀;)
爬虫類の餌について、こちらも参考にしてみてください。
モロクトカゲを飼育できたとしたら…………。
もしモロクトカゲを飼育することが出来たなら………………。
という前提でお話しますね。
その場合は、飼育ケージは90~120㎝幅のものが適しています。
通常のトカゲの飼育ケージの大きさの目安は、地上棲のトカゲだと全長の約2倍の幅になりますが、モロクトカゲの場合はそれ以上必要ということになります(;’∀’)
飼育ケージに敷く床材は砂系のものを使用します。
モロクトカゲは巣穴に隠れていたりしますので、穴を掘れるくらいの厚さに砂を敷き、日陰となるシェルターを設置してあげます。
床材の表面は乾いた状態にし、深部はやや湿り気のある状態を作ります。
もうこの部分だけでも難しいです。
飼育ケージ内の基本温度は25~28℃、バスキングスポット(ホットスポット)の温度は28~35℃にし、夜間は20℃を下回らない程度に維持します。
バスキングスポット(ホットスポット)用のバスキングライトと強い紫外線を照射する紫外線(UV)ライトが必要です。
その他に保温器具も用意します。
個体差にもよるかもしれませんが、もしかしたらコオロギの幼虫など食べてくれるかも。
でも大量に用意しないと(;^ω^)
色々調べると、ツノトカゲの飼育を参考にしてもOKみたいです♬
モロクトカゲのまとめ
も~、飼育できないのは残念~_| ̄|○
似たようなアメリカツノトカゲは飼育が難しいようですし。
何年かしたら、もう少し飼育についての情報が増えていけば、いつかは初心者でも飼育できる日が来るのかもしれませんが、爬虫類って未知な部分が多かったりしますから、自分の飼育スキルをあげていくしかありませんね~。
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