可愛いペットのヤモリが餌を食べないと不安ですよね(-_-;)
今回は、そのトカゲの餌の記事よりもっとヤモリ向けに情報をご紹介していきます。
餌の種類はもちろん、与え方や量などの情報もヤモリ向けにご紹介します♪
トカゲの餌と食べない時の対処法はこちら
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ヤモリの餌の種類と虫以外の野菜やゼリーなど
ヤモリは基本的に「動物食」。
野性下では昆虫類やクモなどの無脊椎動物を捕食しています。
例外的に樹液や蜜、熟れた果実を舐める種類もいますよ~♬
それではご紹介いたします!
コオロギ
トカゲを飼育する際にポピュラーな餌昆虫です!
大まかに2種類のコオロギが販売されています。
黒または褐色で大型のフタホシコオロギと、黄褐色で小柄なイエコオロギが流通しており、フタホシコオロギは動きが鈍く消化もやや良い反面、共食いによるロスや低温に弱いなどの特性があります。
生餌の場合はコオロギも飼育しなければいけないので、考慮に入れておかないといけませんね!
一方、イエコオロギは丈夫でストックしやすい反面、動きが早くて外皮がわりと硬く一長一短。
自分の手に入れやすいもの、飼育する種類によって使い分けるとよいです!
飼育個体によっては餌食いに差が見られることもあります。
ヤモリは自分の頭より大きなエサは食べませんので、サイズを選ぶ際は、飼育しているヤモリの頭の幅以下のものを与えるようにしましょう!
その他の昆虫
専門店などでは、コオロギ以外にも様々な餌昆虫が市販されています。
デュビアやレッドローチなどのゴキブリ類、ゴミムシダマシの幼虫であるミールワームやジャイアントワーム、蚕の幼虫シルクワーム、ハチノスツヅリガの幼虫であるハニーワーム、ワラジムシ類、ショウジョウバエなどが挙げられます。
サイズや動き、色、ストックのしやすさなど、それぞれ特徴があります。
ゴキブリ類はコオロギよりも大型の種類がいたり、丈夫でストックしやすいですが、動きが素早かったり物陰にすぐ隠れてしまったり、壁面を登るものもいます。
ワーム類は安価で餌食いも良いのですが、栄養価が偏りやすいのと消化されにくいという点も。
シルクワームは栄養価も高く、消化も良い動きの遅い餌ですが、ストックしにくい面があります。
栄養価の大変高いハニーワームも良い餌ですが、与え過ぎに注意しなければならないことと、壁面を登ってしまうので投げ込み式の給餌には向いていません。
カルシウムの豊富なワラジムシはストックしやすく、ショウジョウバエは小型種の幼体などに重宝します。
それぞれの特徴を踏まえて、何種類か用意してあげるといいですよ!
ピンクマウス
昆虫類のほかにはピンクマウスを用いるケースもあります。
ヒョウモントカゲモドキやツギオミカドヤモリ、産卵期のメスなどに重宝する餌です。
虫以外の野菜やゼリーなど
熟れたバナナやモモなどの果実や、昆虫用ゼリーはヒルヤモリやミカドヤモリ、マルメヤモリが好みますが、やはり昆虫類と併用して与えてください。
昆虫ゼリーは餌用コオロギをおびき寄せる効果もあります。
樹上棲種には枝の間にセットしておくと、枝を伝って地面からコオロギが登ってきやすくなります。
なお、ツギオミカドヤモリは成長するにつれて果実食の割合が高まるそうですよ♪
虫が苦手な方はツギオミカドヤモリちゃんをペットになんてどうですか?
人工飼料は数は少ないものの、ミカドヤモリやマルメヤモリなど果実を食べる種類に有効で、専用の製品も市販されています。
どうしても昆虫が苦手という場合は試してみても良いかもしれませんね!
人工飼料だけで飼育、繁殖しているケースもあるそうです!!!
お次もかなりオススメ!
虫が苦手な方もチャレンジしてみる価値はあるかも!
オススメポイントは、
- 昆虫を主食とするトカゲ・ヤモリの為に、ミルワーム・シルクワームを高配合!これだけで健康に育てることができる!
- 簡単便利♪
キャップを開けてしぼり出すだけでそのまま与えられます。ぷるぷるした形状で食べやすい半ねりタイプです。 - 抜群の嗜好性
はじめての給餌でも高確率で餌付きます。(弊社試験では昆虫を与えていたヒョウモントカゲモドキの約80%) - 安心の総合栄養食
ミルワーム、シルクワームといった昆虫原料を豊富に配合した総合栄養食で、本製品だけでヒョウモントカゲモドキの繁殖に成功しています。(弊社山崎研究所にて) - 昆虫を食べる爬虫類全般に
コオロギやミルワームを食べるヤモリ、トカゲ全般にご使用いただけます。 - 安全なレトルト加工
レトルト殺菌済みですので病原菌や寄生虫を含みません。また、合成保存料も使用しておりませんので安心して給餌できます♪ - フンのニオイが減少!
生餌の給餌に比べ、フンのニオイが減少します。また水槽などにこびりつきにくいフン形状となり、掃除が簡単です♬
その商品がこちら!
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カルシウム剤を餌にまぶすと食べない場合
当ブログを見てくださったユーザー様のヤモリちゃんが、餌昆虫にカルシウム剤をまぶして与えると食べてくれないとのご相談がありましたので、ここに追記させて頂きます♪
餌昆虫にカルシウム剤をまぶして与えると、食べてくれない原因は色々あります。
まずは、まだ飼い始めたばかりなので環境になれていない場合。こちらはゆっくりと時間をかけないといけません(;’∀’)
ですが、色々試してみるのも良いかと思います。
そして爬虫類は色彩を識別する能力に優れているため、白いカルシウム剤をまぶして与えると色が白くなってしまうので食べてくれないこともあり、さらにはカルシム剤には独特な匂いがあるため、それを嫌う子もいます。
カルシウム剤をまぶして与えて食べてくれない場合は、カルシウム剤を飲み水に混ぜて与えるのも一つの手です。
パウダーのカルシウム剤を混ぜてもダメな場合は、飲み水に混ぜて与えるリキッドタイプのカルシウム剤がありますよ~。
色が原因の場合は、赤や緑などの色が付いたカルシウム剤がありますので、そちらを与えてみてください。
こちらはほんのりとした緑色なので、どれくらいの効果があるのか…………….。
個体によっても差があるのでなんともいえません(;’∀’)
赤のタイプとかもあるようですが、私の探し方が悪いのか見つからない……….。(すいません….。)
独特な匂いが苦手な子には、ストロベリーの香り付きのカルシウム剤があるので、そちらを試してくるのも良いかと思います。
何が原因かがハッキリわからないと思うので、是非色々と試してみてくださいね~♬
ヤモリの餌の頻度や与え方など
ご紹介してきた与える餌昆虫の種類は、飼育しているヤモリちゃんに合わせて選んだり、いくつかの種類の餌をローテーション組んで与えると良いですよ♪
ヤモリ(トカゲ)も人間と一緒で、同じ食事ばかりだと飽きてしまうんですよ~( *´艸`)
昆虫の与え方
昆虫の与え方ですが、餌昆虫そのものに餌を与えることであらかじめ栄養価を高めておく、ガットローディングをしたり、カルシウム剤やビタミン剤を餌昆虫にまぶしてから与えるダスティングをするようにします。
ガットローディングは、生餌を購入してもすぐに全部食べるわけではありませんから、必然的に餌昆虫も飼育することになります。その際に餌昆虫に与える餌も必要になりますので、餌昆虫に与える餌にも注意しなければなりません。
コオロギには葉野菜や専用フードを与えます。
栄養価の低いワーム類には必ずガットローディングを行いましょう!
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餌の与える量や給水の仕方
ヤモリに与える餌の量は、種類やサイズによっても異なりますが、おおむねほとんどのトカゲ類よりも代謝が低い傾向にあり、1日か2日置きに消灯後、食べるだけ与えるのが適しています。
飼育環境に慣れてくれば、明るいうちでも食べるようになる子もいます。
飼育ケースの扉を開けて餌昆虫を放り込む「投げ込み式」が一般的ですが、ワーム類やワラジムシなどすぐに床材に潜ってしまう種類には、エサ入れから与えると良いですよ~♬
陶製の内側がツルツルして登れないものが便利です!
ピンセットで餌をつまんで与えることが出来る場合は、1度にどれくらい食べるかを把握しやすく、日々の餌やりも楽しいですよね~♬
最初からピンセットで食べることに馴れた個体は、投げ込み式では反応してくれないこともあります。
ピンセットに馴れた個体には、冷凍やフリーズドライタイプの餌昆虫を小刻みに揺らすことで食べさせることもできます。
虫が苦手な方はこれなら我慢できるかも!!!
なお、冷凍餌を与える場合は、十分に室温に戻すまでしっかりと解凍してから与えましょう!
給水
全ての生物にとって水は重要な要素。
ヤモリも例外ではありません!
ヤモリは水容器から水を飲むのではなく、水滴を1滴ずつ舐めるように摂取する種がほとんどです。
消灯後、壁面やレイアウト品などにたっぷりと霧吹きし、飲ませてあげましょう。
湿潤な森に棲む種類には、保湿もかねて朝夕たっぷりと霧吹きをしてください。
乾燥を好む種には数時間後に蒸発する程度にさっと霧吹きします。
ヒョウモントカゲモドキなどは水入れからもよく水を飲みます。
幼体は脱水に陥りやすいので水入れを常備し、霧吹きしてあげましょう!
オーストラリアの砂漠地帯に棲む種はあまり霧吹きせず、数日に1度、壁面に霧吹きするくらいで構いません。
蒸れを嫌うイシヤモリの仲間などはこれくらいの間隔でよく、水分は主に餌昆虫から摂取しています。
餌昆虫が十分水分を得られていれば、霧吹きの間隔は長めで大丈夫というわけです!
なお、水容器は湿度を上げる効果も期待できます。
乾燥する時期や湿度を保ちたい場合には、植物の鉢植えに給水したり、大き目の容器を設置すると湿度を上げる効果が期待できます♪
ヤモリの餌 まとめ
いかがでしたでしょうか?
トカゲの飼い方や餌の種類などがベースになっていますが、ヤモリ用にもプラスアルファで情報があったので、ご紹介してみました~♬
ちなみにヤモリの種類やその特徴なども知っておくと、より与える餌や与え方、給水方法がわかるのでこちらの記事も参考にしていただければと思います!
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コメント
私も最近赤ちゃんヤモリを捕まえて飼っています!
エサのことなどすごく詳しくかいてありいろいろ勉強になってます!
他のサイトでカルシウムがいるとかいてありコオロギにかけてあげようとするのですが、カルシウムをかけるとそのコオロギだけ食べません
なので霧吹きにカルシウムを溶かしてやっているのですがみずにカルシウムを溶かしてはダメとかないですかね?(ヤモリに害がとか…)
すみません長々ともし出来れば教えてほしいです!
こんどうすい様
コメントありがとうございます♪
水にカルシウム剤を混ぜて与えても大丈夫ですよ~。
害もありません。
飲み水に与えるリキッドタイプのカルシウム剤もありますので、そちらの商品はご覧いただいたこちらの記事に追記してご紹介していますので、少しでも参考になればと思います~。
まずは飲み水に混ぜてみてからですが、色々と試してみてください!
こんどうすい様のヤモリちゃんがすくすくと元気に育ちますように✨
ありがとございます!!
すごく勉強になります!!!!
またわからないことあると思いますとでよろしくおねがいします!
すごく小さいヤモリですので心配で…笑笑
爬虫類?はカエルしか飼ったことがなくて…余り詳しくないです笑笑カエルは2年冬越したんですけど死んじゃいました(;_;)
ホントにありがとうございました!!またよろしくおねがいします!(^^)(^^)
たくさんすいません
やっぱりヤモリはたくさんさわらない方がいいですよね?
しょうもない質問ですみません
さわっちゃだめっと思うのですが可愛くてさわっちゃいます…よく噛まれます…すみませんしょうもなくて!
こんどうすい様
お役に立ててうれしいです♬
カエルちゃん、凄いじゃないですか!!!
2年も!!!
こんどうすい様の生き物に対する優しさが伝わってきます!
私もまだまだ勉強しないとですが、また私でもお役に立てればと思います♪
こんどうすい様
そうですね~。
可愛いからどうしても触りたくなりますよね(;’∀’)
でも、あまり触らないほうがベストではあります~。
犬や猫と違って、感情がわからないのが爬虫類を飼育するうえでも難しい…………。
触られてもジッと大人しくしているのは、我慢しているからなんですって。
だから、かなりストレスがかかっていると予想されます。
ですが、まだ赤ちゃんなので小さいうちから人間に馴れさせることが出来るとも言えますね~。
全く触らないということはできませんし、飼育ケージのお掃除だったり、
ヤモリちゃんの体に異常がないかチェックしたりする必要があるときなどは、
ある程度は人間に触られるのを馴れてもらわないといけない場面もあったりしますし……….。
そこらへんは難しいですが、触りすぎないように少し我慢してください(笑)
可愛くてかまいたくなる気持ちがよ~くわかります( *´艸`)