【カニンガムイワトカゲ】の特徴や生態と飼育について|寿命や大きさなどご紹介

カニンガムイワトカゲイワトカゲの仲間の中で最もポピュラーな種です。

イワトカゲらしくトゲトゲしており、可愛いお顔が魅力です♬

今回はそんなカニンガムイワトカゲについて特徴や生態と飼育についてご紹介していきます!

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カニンガムイワトカゲの特徴や生態

カニンガムイワトカゲ

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ここからはカニンガムイワトカゲの特徴や生態、人間とのかかわりについてご紹介していきます!

カニンガムイワトカゲの特徴

カニンガムイワトカゲは最大全長53㎝で、全身はトゲトゲした突起状のウロコに覆われ、特に尾部分のウロコが発達しています。

胴体中央部の斜めに列になった背面のウロコの数は36~44にもなります。

左右の鼻孔板は接しておらず、尾は全長の約二分の一程度かもしくは尾のほうがやや長いみたいです。

生まれた直後の容態は12㎝ほどになります。

  • 【昼行性】【地上棲】
  • 生息地:オーストラリアのクイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州
  • 大きさ:40~50㎝
  • 寿命:10~20年
  • 性格:やんちゃ(活発に動く)
  • 餌:雑食性で果実、野菜、昆虫類、節足動物、小型爬虫類、小型哺乳類など
  • 値段:3万円前後~(変動あり)
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カニンガムイワトカゲの生態

カニンガムイワトカゲはオーストラリアの固有種で、山地にあるやや湿度の高い岩場に生息しています。

昼行性で岩の隙間を巣穴にし、2~17頭ほどの群れを形成して生活します。

オス同士は激しくケンカをしますので、複数同じ飼育ケージで飼育する際はオスは1匹にしましょう!

ハーレムですね(笑)

食性は雑食性で、主に果実を食べますが、昆虫類や節足動物、小型哺乳類、小型の爬虫類なども食べます。

繁殖形態は卵胎生で1~3月の間に1回につき2~8頭の幼体を産みます。

卵胎生とはメスが卵を体内で孵化させて子を産むという繁殖形態の事です♬

人間との関係

カニンガムイワトカゲはイワトカゲの仲間の中ではポピュラーで、もちろんペットとしても飼育され日本にも輸入されています。

オーストラリアは野生動物の輸出を禁止しているので、過去に動物園での展示用や研究用に海外に持ち出された個体から、飼育下での繁殖個体が流通しています。

飼育下での繁殖例が多いので、イワトカゲ属の多種に比べて流通量が多いです。

野性では群れを作って生活しますが、オス同士は激しく争うので、オスの複数飼育は出来ません。

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カニンガムイワトカゲの飼育方法

カニンガムイワトカゲ

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ここからはカニンガムイワトカゲに適した飼育環境や飼育ポイントについてご紹介していきます!

飼育ケージ

まずは飼育ケージ選びからなのですが、カニンガムイワトカゲは全長40~50㎝ほどになりますので、最終的には幅が90㎝以上高さ奥行45㎝以上の爬虫類専用飼育ケージがオススメです。

飼育ケージが小さいと、尾や背骨が曲がってしまうことがあるので注意が必要です(;^_^A

野性下では群れで生活してますので、多頭飼いすることもできます。

その際はオスは1匹だけにしましょう!

その場合は飼育ケージももっと大きいモノにしないといけませんので、3匹くらい飼育するなら横幅が120㎝以上のものを選んでください!

私としては、活発に動くカニンガムイワトカゲなので、1匹でも120㎝くらいの広い飼育ケージで飼育してあげたいかな~と思います。

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温度管理・照明

飼育ケージ内の温度管理は湿度管理と同じくかなり重要!!!

二中の基本温度は26℃程度にし、バスキングスポット(ホットスポット)直下では35~40℃くらい、夜間は20~25℃くらいに設定しましょう!

基本温度は散光型の保温球や暖突という遠赤外線のパネルヒーターを使用し、バスキングスポット(ホットスポット)にはバスキングライトを使って飼育ケージ内の一部に高温の場所を作ります。

夜間はバスキングライトは消灯します。

飼育ケージ内の温度によっては保温球や暖突をON/OFFして調整しましょう!

そして、昼夜の温度差やバスキングライトの点灯や消灯を自動で管理してくれる爬虫類専用のサーモスタットと言う器具がと~っても便利です!

ですが、カニンガムイワトカゲはかなり丈夫なので、アダルトなら日中はバスキングライト以外必要ないとも言われます(;’∀’)

でもそれは地域にもよりますので、上記した通りの設定温度を保つことが重要です!

温度管理と一緒の項目にしましたが、紫外線ライトも必須です。

照明の意味もありますが、紫外線を照射するライトを使用します。

昼行性のトカゲは野性下で日光浴をしますが、その際太陽の紫外線も浴びています。

それを飼育下でも再現してあげないといけません。

紫外線を十分に浴びることが出来ないと、クル病などの病気になってしまったりします(;’∀’)

クル病などの病気についてはこちらを参考にしてください♪

爬虫類の病気と治療法や予防方法とは?

湿度管理

イメージ的に乾燥した環境を好みそうですが、実はやや湿った環境を好みます。

床材はハスクチップやヤシガラなどを敷いて、最低1日1回は床材が占める程度に霧吹きします。

飼育ケージ内の湿度は50~70%を保つようにしましょう!

床材のほかに、水入れを設置して飲み水としてだけでなく、飼育ケージ内の湿度を保つ効果もあります。

水入れの水は毎日取り換えましょう!

さらにシェルターを飼育ケージ内に設置してあげましょう!

それは隠れる場所を作ってあげるだけでなく、ウェットシェルターを使用すると、飼育ケージ内の湿度も保ちやすくなります。

ウェットシェルターのは市販の素焼きタイプがおすすめ。

丈夫の窪みに水を入れることでシェルター内の湿度を高めに保つことが出来ます。

湿度が低いと脱皮不全などを起こす危険がありますので、湿度管理はと~っても大事!!!

でもね。40~50㎝ほどになると、市販のウェットシェルターがない(;’∀’)

ベビーからセミアダルトくらいまでは市販のものを使用し、アダルトになったらウェットシェルターでなくても自作するなどしてシェルターを作ってあげましょう!

石などを組んでもいいのですが、石の設置には注意が必要です(;^_^A

床材の上に石を置くと生態がその下に穴を掘って押しつぶされたり、石が崩れて危険なので、その際は床材を敷く前に石を組んだりしましょう。

平らな岩などはバスキングスポット(ホットスポット)直下に設置してあげてもGOOD!!!

その際も床材を敷く前に岩を設置しましょう!

シェルター代わりに流木などを組んだりしてもいいですよ!

でも成体が傷つくようなトゲや突起などがあれば、ヤスリなんかで削って滑らかにしてあげて!!!

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カニンガムイワトカゲは雑食性なので、色んな餌を与えないといけません(;’∀’)

何でも食べるということは、偏った餌ばかり与えてはダメということでもあります!

ベビー時には肉食性の強い餌を与えます。

コオロギなどの昆虫をメインにし、野菜や果物、昆虫ゼリーなどを補助的に与えて!

若い個体用のフトアゴフードを見ずでふやかして与えてもGOOD。

成長するにつれて草食性の強い雑食性になりますので、最終的には野菜や果物、人工フードの割合を半分に増やしていきます。

人工飼料だとモンキーフードや成体用のフトアゴフードもいいですよ~♬

これらを踏まえて、イワトカゲの飼育を参考にしてください♪

イワトカゲの種類5選!特徴や飼育方法をご紹介いたします♪

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カニンガムイワトカゲ まとめ

 

トカゲ

 

いかがでしたか~???

他のイワトカゲとは少し違う部分がありますね~♬

特に餌なんかは。

 

ベースはイワトカゲの飼育方法を参考にしてみてください!

トカゲ
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SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

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