キボシイシガメの特徴と生態|甲羅模様が美しいカメの飼育方法

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キボシイシガメは小型で可愛らしいカメです。

一番の特徴である甲羅の星をちりばめたような斑紋がとても綺麗です。

ここではそんなキボシイシガメの特徴や生態、飼育方法をご紹介していきます!

 

その他のイシガメはこちら。

 

 

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キボシイシガメの特徴や生態

キボシイシガメ

Wikipediaより

 

  • 生息地:アメリカ(イリノイ州北東部、インディアナ州北部、ウエストバージニア州北部、オハイオ州北部、サウスカロライナ州東部および一部、ジョージア州東部、デラウェア州、ニューハンプシャー州南部、ニューヨーク州南部、ノースカロライナ州東部および一部、バージニア州東部、バーモント州南部、フロリダ州北部、ペンシルベニア州東部および西部、マサチューセッツ州、メイン州南部、メリーランド州、ロードアイランド州)、カナダのオンタリオ州南部、ケベック州南西部(絶滅した可能性あり)
  • 最大甲長:14,3cm
  • 食性:雑食性
  • 寿命:平均20年ほど
  • 値段:1~5万円ほど

 

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これからキボシイシガメの特徴や生態をご紹介いたします!

 

キボシイシガメの特徴

 

キボシイシガメは黒地に黄色の斑点が美しい小型の水棲ガメですが、黄色い斑は成長するに従いその数が増えていきます。

ピークを過ぎると斑紋の数が減少したり消えたりすることもあります。

 

頭部や首、四肢の下面が黄色からピンク色の染まっています。

持っと詳しく特徴を説明していきますね。

 

キボシイシガメはカナダの個体群のほうが大型化します。

オスよりもメスのほうが大きくなり、オスの最大甲長は12,2cm。

 

背甲は扁平で甲板には筋状のキール(盛り上がり)がなく、成長環も不明瞭です。

背甲の色は黒や黒褐色をしており、甲板の一部が透明で骨甲板の表面の黄色い斑紋が透けて見えることから和名の由来となっています。

 

腹甲の色は黄色や薄橙色で甲板ごとに大型の暗色の斑が入りますが、老齢の個体では斑紋が繋がって腹甲が黒くなる個体もいます。

頭部の大きさは中型で、吻端は突出しておらず、上顎の先端は凹んでいます。

 

四肢はやや頑丈で頭部や首、四肢、尾の背面の色は黒や黒褐色、暗灰色をしており、黄色い斑点が入ります。

顎を覆う角質(嘴)の色は薄橙色、淡黄褐色で、後頭部にはやや細長い黄色の斑や破線状の黄色い縦縞模様が入ります。

 

頚部基部や頭部、四肢腹面は橙色。

オスの成体は腹甲の中央部より後方が浅く凹んで、尾は太く長い。

下顎の色が黄褐色や黒で、虹彩や強膜は褐色です。

 

メスは腹甲の中央部より後方が凹んでいないかわずかに盛り上がっており、尾は細く短い。

幼体やメスの成体は下顎が黄色やオレンジ色をしており、虹彩は淡黄色やオレンジ色です。

 

孵化後は一般的に3年~5年ほどで甲長が7~9㎝ほどに成長すると性成熟し、繁殖が可能になります。

5~7月にかけて産卵し、1回の産卵で3~8個の卵を産みます。

生み落とされた卵は50日前後で孵化します。

 

 

 

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キボシイシガメの生態

 

キボシイシガメは自然下では底質が泥や粘土質で流れの緩やかで小規模の河川や池沼、湿原、湿性草原、湿地林などに生息しています。

 

水深が浅くて植物が茂った止水域やその周辺を好み、水深1m以上の場所や水流の早い場所で見られることは稀です。

 

半陸棲(半水棲)で昼行性。

基本的に葉水棲傾向が強いですが、日光浴を行うために陸地に上がることも多い。

 

食性は雑食性で、魚類や両生類、昆虫、クモ、甲殻類、動物の死骸、果実、水草、藻類などを食しています。

食事は水中でも陸上でも行います。

飼育下では偏食する個体もいます。

特に野性個体。

 

そして発情したオスはメスを追いかけ交尾を迫り、メスの負担が大きくなるので単独での飼育をオススメします。

 

モリイシガメと人間との関係

 

残念なことですが、開発による生息地の破壊、水質汚染、ペット用の乱獲などにより生息数が減少しています(-_-;)

 

アメリカでは分布する多くの州で法的に保護の対象となっています。

2013年にサイテスⅡ類の掲載されました。

 

もちろんペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されていました。

過去には野性個体が少数ですが流通しており、主にヨーロッパから飼育繁殖個体も流通していました。

日本国内では飼育下での繁殖個体の流通量が増加。

 

 

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キボシイシガメの飼育

キボシイシガメ

Wikipediaより

 

SPIN☆
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ここからはキボシイシガメの飼育方法と餌についてご紹介していきます!

 

キボシイシガメの飼育環境

 

キボシイシガメは小型なので、ミドリガメなどのカメの飼育セットで飼育することが可能です。

ですが、理想としてはちゃんとしたガラスの水槽がおすすめ。

大きさは甲長の約3倍の幅の水槽を選びましょう。

 

幼体時は、先ほども述べましたが、簡易な飼育セットでもOK!

ある程度大きくなったら、成長後の甲長を予測して水槽の大きさを選びます。

 

キボシイシガメの最大甲長は約14㎝なので、最低でも幅が45㎝の水槽になります。

活発に動いている姿を見たいなら少し大き目の60㎝タイプを選ぶと良いでしょう。

 

小さいうちならこちら

 

大きくなったらこちらがオススメ。

ろ過装置も付属しています。

 

キボシイシガメは日光浴を結構頻繁にします。

水槽にはバスキングライトと紫外線を照射する紫外線ライト(UV)が必要です。

 

キボシイシガメに適した温度は、25~30℃と言われています。

意外と高温にも弱いので、30℃を超えないよう注意します。

 

水温はベビーなら28℃、アダルトなら26~28℃に保ち、陸場は28~30℃くらいになるようにバスキングライトを調整します。

 

水槽内は水場と陸場を設けます。

陸場にバスキングライトを当てます。

キボシイシガメは冬眠しますが、飼育下での冬眠は難しかったりします。

 

こちらを参考にしてください。

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飼い始めの頃は、購入したショップの環境と似たようなレイアウトにしたほうがベストです。

細かいですが、水位や陸地の高さなどのレイアウトが変わってしまうと、環境の変化に適応できず、ストレスや溺れてしまうことも(-_-;)

少しずつ新しい環境に馴れさせます。

 

最終的には水槽の半分くらいの水深にし、陸場は水面から少し出るくらいの高さに調整します。

カメが登りやすいようにです。

水深の目安ですが、小さいうちは甲長の倍くらいにしてください。

成長したらもっと深くします。

 

ろ過フィルターはなくても問題ありませんが、フンの量が多いので水が大変汚れやすいです(;^_^A

水は常に綺麗な状態にしないとダメなので、フィルターがあると水替えの頻度が少なくて済みます。

 

その他の飼育に必要な道具や方法はこちらを参考にしてください。

半水棲の項目を見てください♪

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キボシイシガメの餌

 

市販のカメ専用の人工飼料でOK!

水カメ用を選んでください。

 

人工飼料にも種類がありますので、飼育している子の好みを把握しましょう!

偏食する子もいますので、購入したショップからあらかじめ何を食べていたかなど聞いておきましょう。

 

比較的昆虫やエビなどを好むようですよ~。

これらはおやつ程度に与えます。

 

餌についてはこちらを参考にしてください。

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キボシイシガメのまとめ

カメまとめ

 

いかがでしたか?

小型なのであまり大きい水槽が必要ないので、そういう面でも飼育しやすいかと思います♪

飼育する際は終生可愛がってあげてくださいね~!!!

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SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

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