【スジクビヒメニオイガメ】首のスジ模様が特徴的なニオイガメの特徴と飼育

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スジクビヒメニオイガメは、ヒメニオイガメの亜種の1種で、オオアタマヒメニオイガメとよく似ていますが、首のスジ模様がハッキリと入っているのが本種になります。

小型で頭が大きいので、とても可愛らしいフォルムが魅力的♪

そんなスジクビヒメニオイガメの特徴や生態、飼育についてご紹介していきます!

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スジクビヒメニオイガメの特徴と生態

スジクビヒメニオイガメ

Wikipediaより

  • 生息地:アメリカ合衆国のアラバマ州、ジョージア州北西部、テネシー州東部、ミシシッピ州
  • 最大甲長:12㎝
  • 寿命:30年前後
  • 食性:動物食傾向の強い雑食性
  • 値段:25,000円くらい~
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飼育下では甲長が10㎝程度で、模様が美しい人気のあるニオイガメです♬

スジクビヒメニオイガメの特徴

※特徴に関して専門用語みたいなのがありますが、青文字をクリックすると、図が見れます~。これを見るとより分かりやすいです♬

スジクビヒメニオイガメは、背中の甲羅(背甲)が若干ドーム状に盛り上がる個体や扁平な個体があり、上から見た甲羅のシルエットは幅広な楕円形をしています。

頭部はやや小型で、オオアタマヒメニオイガメとは違い、頭部が巨大化しません。

頭部には斑点や虫食い状の斑紋が入る個体が多く、首筋には縦じまの模様が入ります。

オオアタマヒメニオイガメとの違いは、背甲のキール(盛り上がり)が本種は1本のところ、オオアタマヒメニオイガメは3本入るところと、首筋に明瞭なスジ模様が多数入るか入らないかで区別されます。

頭はやや小型ではありますが、頭の大きさだけではちょっと判別は難しいかもしれません(;’∀’)

もしかしたら私だけかもですが(笑)

幼体時には背甲の真ん中あたり、人間で言うと背骨あたりにある椎甲板にのみキールが入りますが、成長するに従い消失します。

幼体時の背甲の地色が薄いオレンジ色や黄褐色の地色に、細かい斑紋や筋状の模様が多数入ります。

お腹側の甲羅の腹甲は他のニオイガメと同じく小さめで、各甲板の間には灰色の皮膚が見えます。

孵化直後の幼体は、腹甲の色が黄橙色をしています。

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スジクビヒメニオイガメの生態

生息域は温帯~亜熱帯まで幅広い水環境に生息し、オオアタマヒメニオイガメと違い、やや水の流れが早い場所を好みます。

岩や浮石、流木が多い場所で、沈水物を隠れ家にしたりし、他のドロガメ類と同じように泳ぎ回ると言うよりかは、水底を歩き回りながら動きます。

食性は動物食傾向の強い雑食性で、小型の巻貝や水棲昆虫などの動物食を中心に食べ、昆虫類、節足動物、甲殻類、動物の死骸、果実、水生植物、藻類なども食べます。

繁殖形態は卵生で、春頃から繁殖が始まり、特に4~7月に産卵します。

産卵場所は、水辺の近くの草原や林の中にある倒木の下などに、浅めな穴を掘ってそこに卵を産みます。

1回に1~5個の卵を、1年に2~5回に分けて産卵します。

卵は、温度によって違いますが、一般的には61~119日で孵化し、孵化した幼体の甲長は2~3㎝。

性成熟は、オスが甲長5.5~6㎝(生後3~9年)で、メスが甲長8㎝(生後5~9年)になります。

スジクビヒメニオイガメの流通

流通は、オオアタマヒメニオイガメの流通が多く、スジクビヒメニオイガメの流通量は少なく、さらにヒラタニオイガメと混同されて流通することもあります(;’∀’)

ヒメニオイガメは性格が荒く、特にオス同士で激しく争ったり、メスや幼体の攻撃するので、単独飼育がおすすめです。

スジクビヒメニオイガメの流通は少ないですが、近年は国内で繁殖に成功した例も増えてきているので今後に期待したいですね♪

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スジクビヒメニオイガメの飼育

スジクビヒメニオイガメ

SPIN☆
SPIN☆

画像がボケボケですいません(;’∀’)

でも腹甲が小さめなのがお分かりいただけるかと思います~。

スジクビヒメニオイガメの飼育環境

スジクビヒメニオイガメの飼育に必要な水槽の大きさは、45㎝幅で奥行きが30㎝ほどあれば終生飼育が可能です。

初めは小さめで簡易なプラケースのようなものでもOKで、狭くなったら大き目なガラス水槽にチェンジするといいですよ~。

初めから大き目な水槽だと、水温管理など大変ですし、なるべく人間に馴れやすくするためにも体の大きさに合わせて水槽を変えるのがベストです。

なるべく60㎝ほどの幅の広めな水槽が私的にはオススメです。

何故なら、水深が深いところと浅いところを自然と表現でき、陸場も日光浴する場所(暑い場所)とそうでない場所を設けるスペースが出来、カメちゃんが生き生きと動く姿を見られるからです♬

水槽以外に必要なのが、紫外線ライトと日光浴する場所(バスキングスポット)に照射するバスキングライト、保温器具、底砂、フィルター、陸場に使う流木や岩、レンガなどになります。

バスキングライトは防滴タイプがオススメで、紫外線ライトは残念ながら防滴タイプが見つからないので、なるべく水槽から離して設置します。

カメちゃんが動いて、水滴がつかないようにするためです。

暑い電球に、冷たい水滴が付いたら破裂したりしますので(;^_^A

その他に砂底は、入れてもいれなくてもOKです!

もし砂底を入れるのなら、口に入らない大きさの粒のカメ専用の砂底を使用しましょう!

砂底を入れたほうが、カメちゃんが落ち着くらしいです~。

フィルターは必須!

フィルター設置は水質を綺麗に保つためと、水流を作ってあげることもできます。

なるべく水流が出やすいような設置場所やフィルターを選びましょう。

1つ注意したいのが、飼い始めは水深を浅くして、徐々に水深を深くしていきます。

ベビーの頃はもちろん、ある程度成長したカメちゃんでも、家に来るまでに水深が浅い環境にいた可能性もあり、いきなり水深を深くしてしまうと溺れてしまうこともありますので、徐々に水深を深くして馴れさせます。

その他にも必要なもの、水温などありますが、オオアタマヒメニオイガメと同様でOKなので、オオアタマヒメニオイガメの記事を参考にしてください。

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スジクビヒメニオイガメの餌

餌は水棲ガメ用の人工フードをメインに与え、副菜程度に巻貝やザリガニなど硬いものを与えます。

人工フードは水棲ガメ専用のタイプのなかで、沈下性を選ぶと良いですよ~。

水底を歩くように動くので、その方が餌を食べやすいです。

その他に小魚なども好きなので、ローテーションを組んで与えるといいですよ~♬

オオアタマヒメニオイガメは成体になると、堅いものをよく食べますが、スジクビヒメニオイガメはそこまでではないので、カメちゃんの様子を見ながら与えましょう!

与える頻度などはこちらもオオアタマヒメニオイガメの記事など参考にしてください。

その他の餌についてはこちらをご覧ください。

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スジクビヒメニオイガメのまとめ

カメまとめ

ほとんど飼育の環境はオオアタマヒメニオイガメと同じです~。

飼育下では10㎝程度なので、水槽もそこまで大きいのが必要ないのも嬉しいですし、比較的丈夫とも言われていますので、水棲ガメにチャレンジしてみたい方はオススメな種類かもしれませんが、なにせ流通量が少ないので、その辺が残念ではありますが、生き物を飼育するのは責任を伴いますので、水棲ガメは水質を清潔に保つという手間があり、その辺も考慮して終生飼育が可能か判断してくださいませ♪

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皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

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