トッケイヤモリは緑色の体に鮮やかなオレンジ色の斑紋が入ったとても奇抜なビジュアルで迫力もありヤモリの仲間の中では大型!
存在感抜群のトッケイヤモリを飼育してみたい方に、トッケイヤモリの特徴や飼育方法、飼育に必要な道具を解説いたします!
トッケイヤモリの特徴とは?!
トッケイヤモリは東南アジアに広く生息している、日本でも有名なヤモリです♬
もちろんペットとしても人気で、ワイルド個体(野性)はとても安く販売しています。
トッケイヤモリの雄は求愛の為に「トッケイ」と鳴きます。
結構な音量で鳴くので最初聞いたときは私もビックリしました(笑)
気性が荒いのでハンドリングしようとすると噛みつかれる可能性があります。
結構な強さなので咬まれると流血するかも( ゚Д゚)
でも繁殖個体なら人に馴れているのでハンドリングも出来ます。
トッケイヤモリの鳴き声を連続で7回聞くことが出来ると幸運が訪れると言われてます!
他のヤモリの鳴き声も聞けますよ~!
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トッケイヤモリの体の特徴
トッケイヤモリはワイルド個体(野性)のほかに、CB個体が流通しています。
CB個体とは簡単に言うと繁殖された個体のこと。
アルビノ個体なども販売されるようになりましたが、お値段は高め。
最近はホワイトキャリコなどの模様が変異したタイプも人気があります♪
でも、ノーマルな緑色のBODYに鮮やかなオレンジの斑紋も素敵ですよね~♬
体の色は温度や明るさによって変わるそうです。
夜は少し地味にグレーっぽく、日中の暑いときなんかは色が明るくなります。
トッケイヤモリの生態
トッケイヤモリはニホンヤモリと同じく、民家の近くに生息します。
人々にとっては身近なヤモリなんですね♪
気性は荒っぽいので、飼育するときは十分な注意が必要です。
さらにワイルド個体(野性)なら、人間に馴れていないのでその傾向は強いです。
飼育ケージ内の掃除は他の種類よりも大変かもしれません(;’∀’)
ハンドリングはワイルドは難しいかもしれません。
無理してハンドリングすると咬まれる可能性もありますし、何よりトッケイヤモリちゃんのストレスにもなりかねませんのでご注意を。
CB個体のような繁殖された個体は、人間にある程度馴れているので、ハンドリングはすぐに馴れると思います。
寿命は5年と意外に短いのですが、飼育下では大事にしっかりと飼育環境を整えてあげれば、それ以上生きることもあります。
なるべくなら長生きして欲しいですよね!
だからこそしっかりと特徴や生態、飼育方法などの基礎を勉強しましょうね!
ハンドリングはトッケイちゃんのストレスにならないように、少しづつ馴らしていかなければなりません。
トッケイちゃんをハンドリングしたい方は、こちらの記事をご覧ください!
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トッケイヤモリの飼育方法と必要な道具
トッケイヤモリを飼育する際に必要な道具は他の樹上棲のヤモリと基本同じです!
体が大きくなるヤモリなので、大き目な飼育ケージが必要になります。
そうですね~、あまり動き回らないヤモリなので、高さが45㎝でも大丈夫です。
大きく育てたい場合は高さ90㎝以上の大きな飼育ケージがおすすめ!
でも高さがあると幅など狭くてどこか妥協しないとダメなんですが(;^ω^)
飼育ケージが大きいので、置き場所もちゃんと確保できるかきちんと考えましょ!
これからトッケイヤモリ用に私がオススメするアイテムをご紹介いたします!
トッケイヤモリ おすすめ飼育ケージ
先ほどもお伝えしましたが、大きく成長しますので、かなり大き目な飼育ケージが必要となります。
更に、樹上棲のヤモリなので、壁など垂直な場所も登ることが出来ます。
飼育ケージに隙間があると脱走の可能性もありますので、管理のしやすさと脱走しないよう考えると、爬虫類専用の飼育ケージがおすすめ!
特に前扉タイプだと、餌をあげるときや飼育ケージ内の掃除もしやすくて便利です!
そして、トッケイヤモリは湿度のある環境を好みます。
でも蒸れには弱く体調を崩したりしますので、風通しの良い飼育ケージを選ぶと良いでしょう!
私がオススメする飼育ケージはこちら
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こちらは高さが約60㎝あり、幅も約90㎝あるので、高さは少し低いかもしれませんが、流木やコルクボードなど太目なものを立てかけ、更に観葉植物やフェイクグリーンなんかもあると、隠れ家にもなり、そのスペースは十分に確保できる大きさです。
観葉植物の代わりに大き目のシェルターを用意するのもいいですよ!
上部はステンレスメッシュ素材なので通気性もGOOD!!!
前扉タイプでロックも出来るので、安心安全、人間もケアが楽ちん♪
観葉植物は霧吹きをすると葉に水滴が付き、トッケイヤモリの水飲みにもなりますので見た目だけでなく便利ですよ!
やっぱり高さのあるケージを用意してあげたい方は、こちらをアレンジしてみると良いですよ~♬
ネコちゃん用ですし、四方全て通気性が良すぎるので、温度を保てないなどあるかもしれませんが、透明なビニールなどで背面と左右の側面を覆うなどの工夫をすることが出来ます。
しかもケージの大きさも色々選べますし、お値段も手ごろです。
トッケイヤモリ おすすめ保温器具
トッケイヤモリは東南アジアの暖かい地域に生息しているので、飼育の際は保温器具が必須になります!
おすすめは遠赤外線パネルヒーター。
用途としては、遠赤外線パネルヒーターは飼育ケージ内の室温を暖かくするため。
保温器具にはライト系もありますが、トッケイヤモリが飛びついて火傷する可能性もありますし、電球の取り換えも必要になります。
パネルヒーターは電球の取り換えの必要がなく、電気代も安くなります!
私のおすすめパネルヒーターはこちら
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こちらは自動で温度調節してくれるのでとても便利です♬
飼育ケージの外側の側面に設置してあげると良いですよ!
飼育ケージ内は年中25℃前後になるようにしましょう!
ヒーターではありませんが、昼行性のヤモリを飼育する場合は紫外線の照明を設置する必要がありますが、トッケイヤモリは夜行性なので紫外線ライトは必要ありません。
ですが、観葉植物を飼育ケージ内に設置した場合は、植物の光合成の為に紫外線の照明器具を設置する必要があります。
その場合は簡易なものでもいいので、昼間はライトをつけておくようにすると良いでしょう!
トッケイヤモリ おすすめ床材
トッケイヤモリにオススメの床材は、簡易なものですとペットシーツやキッチンペーパーで、排泄物を処理しやすいところが便利です♬
腐葉土やヤシガラなどを使用すると見栄えが良くなりますが、コバエやダニが発生する原因にもなるので、衛生上好ましくないという人もいますが、ヤシガラなどは湿度を保つことが出来るので便利だったりもします。
ペットシーツやキッチンペーパー以外のおすすめ床材はこちら
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こちらは消臭効果があり、天然100%なのでトッケイヤモリが誤食しても安心♪
使い終わったら燃えるゴミに出せます。
排泄物を見つけたら、その周りのヤシガラも取り除くようにしましょう。
そして1~2か月に1度はすべての床材を取り換えましょう!
そうすることでコバエやダニの発生は防げます!
トッケイヤモリ おすすめその他のアイテム
他にも必要なアイテムがあります。
トッケイヤモリは樹上棲なので、流木や止まり木などを立体的にレイアウトすることで、ストレスを緩和させ本来の生育環境を再現してあげることが重要です。
観葉植物もオススメですが、その場合は紫外線ライトが必要になります。
あまりアイテムを増やしたくない場合は、その代わりに大き目なシェルターを用意してあげましょう!
飼育ケージ内は多湿になるので、あく抜きしていない流木を設置するとカビが発生する可能性があるので、事前に鍋で煮込んだり、数日間水に浸しておくなど、アク抜きをオススメします。
もしカビやキノコなどが発生したら、木酢液を使うと良いですよ~♬
あと必要なのが、爬虫類飼育に必ず必要な温湿度計。
温度と湿度の管理は爬虫類飼育にとってとても重要です!
トッケイヤモリ おすすめの餌
トッケイヤモリの餌はコオロギやミールワームなどの昆虫が一般的。
トッケイヤモリのサイズが大きくなったら冷凍のピンクマウスなんかもいいですよ~。
1つ注意したいのが、トッケイヤモリに限らずですが、個体によってはピンセットからエサを食べないことがあります。
その場合は餌昆虫の生餌を与えましょう。
ピンセットで餌を食べてもらえるように少しづつ訓練するのもおすすめ。
その場合はトッケイちゃんのストレスにならないように、様子を見ながらにしましょう!
他のヤモリ同様、カルシウムが不足するとクル病になりますので、コオロギやデュビアなどにカルシウム剤をまぶしてから与えるようにしましょう。
頻度は2回に1回程度。
冷凍ピンクマウスを与えるときは、人肌程度に温めてから与えてください。
大きく成長するので、ミールワームをメインにすると栄養価が低いので、あくまでおやつ程度と考えておきましょう!
その他には爬虫類や昆虫ゼリーを入れておくと、ぺろぺろと舐めるしぐさが見れらます♪
人工飼料のガーゴイルフードでも飼育は可能ですが、人工飼料を食べないようであれば、コオロギやデュビアなどの昆虫食をメインに与えましょう。
人工飼料を食べてくれたら、栄養バランスもいいですし、餌昆虫を飼育しなくてもいいので楽でいいのですが(笑)
それが出来ない個体もいますから、飼ってみないとわからないですね(;’∀’)
水分補給は、湿度管理の際に霧吹きした水滴を舐めて摂取します。
夏場は1日1回、乾燥しやすい冬場は1日に2回程度、飼育ケージ内の壁や植物レイアウトに吹きかけると良いでしょう。
トッケイちゃんは水入れに水を入れても、そこから水を飲んでくれないので、毎日ちゃんと霧吹きしましょう!
もし毎日の霧吹きが大変な場合は、タイマー式のミストシステムを使用すると便利です♬
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トッケイヤモリ まとめ
トッケイヤモリはもともと気性が荒いので、人間に馴れていないワイルド個体(野性)の場合は、飼育ケージ内の掃除などでどうしてもトッケイちゃんを持ち上げなければならない時は、軍手などをするように手を保護しましょう!
無理に尻尾を掴むようなことはしないよう気を付けてください♪
トッケイヤモリに限らず、ヤモリの体の仕組みや、基本的は飼育方法を知っておくことは重要です。
基礎を学んでこそトッケイヤモリの飼育に役立つというものです( ̄ー ̄)
基礎を知りたい方はこちらをご覧ください♪
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