エボシカメレオンの飼育と値段や特徴、生態とは?飼いやすいって本当なのか?

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飼育が難しいと言われるカメレオンの中で、初心者でも比較的飼いやすいと言われるエボシカメレオン

正直言うと初心者がカメレオンを飼育するのは困難かと思われますが、ここではそんなエボシカメレオンについて特徴や飼い方、値段などをご紹介いたします!

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エボシカメレオンの特徴や生態、値段など

カメレオン

エボシカメレオンはアラビア半島西南部とイエメンに生息します。

高地にある湿度の高い森林で生活しています。

ですがアラビア半島に生息しているので、カメレオンの中では温度や湿度の適応幅は広いほうだと言えます。

それも飼育しやすいと言われる要因なのかもしれませんね~。

今回はエボシカメレオンについて深くご紹介していきます!

エボシカメレオンの特徴とは?

名前の由来にもなった烏帽子のような頭部のクレストは、他のメレオンには見られないほど立派に成長します。

メスはオスより烏帽子が高くありません。

成長のスピードが速く、生後1年でほぼ大人の大きさになります。

残念なことに寿命は約5年と短めです(;^_^A

体長はオスで65㎝くらい、メスで最大45㎝ほどに成長します。

爬虫類の中でも大型な種類なので、エボシカメレオンにとってストレスなく飼育するためには、かなり大き目な飼育ケージが必要になります。

そうなると部屋のどこに飼育ケージを置くのかなどの問題も出てきます。

エボシカメレオンを購入する際には、大きくなった後のこのもちゃんと考えて飼いましょう!

餌は動物食の傾向が強い雑食。

カメレオンにしては珍しく野菜や果物、植物の葉などを食べます。

植物から水分を得ることが出来るので、カメレオン飼育で難しいと言われる水やりが、このエボシカメレオンだとだいぶ楽でしょう♪

エボシカメレオンはもちろん体色も変化します。

基本的に緑色をしていますが、黄色やグレー、オレンジ色などの模様が入ります。

体色は気分によって変化すると言われています。

威嚇したり興奮したりすると体色を変化させ威嚇音を出します。

カメレオンを飼育していると、怒った時や怖がっているとき、ご機嫌な時などが体色でもわかってくるので、とても楽しかと思います♪

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エボシカメレオンの値段

エボシカメレオンは繁殖を行うこともでき、ブリーディングも進んでおり、流通量も多いので他のカメレオンに比べ値段が安くなっています。

ベビーなら約8,000円ほどです。

ですが安すぎる個体は状態が悪いこともありますので、購入する際は気を付けてください。

アダルトでも2~4万円ほどでこうにゅうができます。

アダルトはベビーに比べると体も丈夫なので、もし心配ならアダルトを購入することをお勧めします。

あまり高めではないですが、対処奥が綺麗な個体は高値で取引されることがあります。

爬虫類イベントなどでも販売していますので、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?

  • 【樹上棲】【昼行性】
  • 生息地:アラビア半島のサウジアラビア南部、イエメン
  • 大きさ:メス~45㎝、オス~65㎝
  • 寿命:約5年
  • 性格:繊細、気が弱い
  • 餌:コオロギ、バッタその他の昆虫、ピンクマウス、植物や野菜、果物
  • 値段:ベビー8,000~15,000円、アダルト2~4万円ほど
  • 適温:22~32℃
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エボシカメレオンの飼育方法と餌

エボシカメレオンは、アラビア半島のサウジアラビア南部やイエメンなどに生息しています。

アラビア半島は日中は気温が高く30℃前後まで上がり、夜になると20~10℃くらいまで気温が下がります。

エボシカメレオンを飼育する際は、これらの環境に合わせた温度管理が必要です。

飼育ケージ

トカゲの飼育ケージの大きさの基準は、飼育する種類の全長の約2倍以上の幅が必要とされています。

樹上棲のトカゲなら高さが2倍以上のものが必要になります。

そうなるとエボシカメレオンは、メスなら最大約45㎝なので2倍だと90㎝の高さの飼育ケージが必要です。

オスなら120㎝は最低でも必要。

エボシカメレオンは立体的な活動が活発な種類なので、ストレスを与えないように大き目で高さのある飼育ケージにしましょう。

またエボシカメレオンは高地の森林に生息し、そういった場所は風通しが良い場所なので、湿度や空気の流れがない場所を嫌います。

飼育ケージは側面や上部がメッシュだったり、メッシュに交換出来るタイプの通気性がいいものを選びましょう♪

エボシカメレオン自体の値段は高くありませんが、飼育に必要な道具を揃えると、結構な価格になってしまいますので、覚えておいてください!

なかなか高さのある飼育ケージがなかったりするので、飼育ケージを自作する方もいます。

初心者の方は飼育ケージをアレンジするか、ショップなどで爬虫類専用の飼育ケージの作りをよく見て、

更に爬虫類の飼育とトカゲの飼育方法についても学んでから自作すると良いでしょう。

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紫外線ライト・保温器具

まずは紫外線ライトから説明しますね♪

カメレオンは昼行性なので、飼育する際は紫外線ライトが必要になります。

野性下では紫外線を浴びてますので、その環境を作ってあげるんです。

紫外線を浴びないと脱皮不全やクル病といった病気になりますので、紫外線ライトは必須。

ですが、カメレオンは目が弱いので、光をずっと受けていると目が見えなくなってしまうことがあります。

なので紫外線ライトを設置するときは日陰になる部分も作ってあげましょう。

高さに余裕がある点を生かし、止まり木などはなるべくライトから離れた低めな場所に設置し、観葉植物や100円ショップで売っているような葉っぱなどで、木陰の場所を作ってあげましょう。

紫外線ライトと保温球をはめ込む本体が必要になります。

2つ必要になりますよ~。

紫外線ライトはこちら

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こちらはソフトに紫外線を照射します。

次に保温器具なのですが、バスキングライト(ホットスポットライト)という種類があります。

これは日光浴する場所を飼育ケージ内に作り、そこにスポットのように当てて日光浴場所(ホットスポット)の温度を高めるアイテムです。

ようは飼育ケージ内に部分的に温度の高い場所を作るためのライトです。

エボシカメレオンは暖かい場所に移動して体温を上げることで、消化を促したり体調を整えたりします。

飼育ケージ内全体を温める保温器具とは別にバスキングライトを用意して、ホットスポットを作りましょう!

バスキングライトはこちら

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こちらは生体が視認できない光なので、夜間でも点灯することが出来ます。

冬場などの夜間に飼育ケージ内の温度が保てないようなら、夜間も点灯したりして温度管理をします。

これだけで温度が低くなってしまう場合は、このほかに保温器具が必要になります。

その場合オススメなのがパネルヒーターです。

ホットスポットは葉っぱなどで作った木陰とは違う場所に作ること!

なるべくなら左右に分けて作りましょう。

その間を行ったり来たり出来るように、流木やツタなどで道を作ることも大事です。

ホットスポット場所の温度は30℃前後で32℃を超えないようにします。

そしてどの位置にホットスポットを作るのかは、バスキングライトを設置し、温度を測りながら位置を決めるようにすると良いですよ~♬

パネルヒーターなどの使い方などはこちら

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これらの紫外線ライトや保温器具を便利に管理する装置があります。

それはこちら

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タイマーでスイッチをON/OFFできます。

とても便利なので初心者の方はこちらも購入したほうがべスト!

換気扇・換気扇用サーモスタット

こちらは飼育ケージが大きいので、飼育環境である部屋の風通しが良くないのであれば、水槽ファンを利用してケージ内の空気を循環させましょう。

こちらはセットで使いましょう!

空気をケージ内に送るのではなく、外側に向けて設置するのがポイント!!!

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床材

エボシカメレオンはどちらかというと乾燥した地域に生息しているので、どんな床材でも大丈夫です。

どうしても大き目の飼育ケージになりますので、キッチンペーパーや新聞紙、ペットシーツなどだとお手入れも楽ちん♪

見た目が気になる方はヤシガラなどがおすすめ。

でもかなり大きい飼育ケージなので、底の部分はあまり目につかないかと思います(笑)

そしてエボシカメレオンは基本的に樹上棲なので、ほとんど地上に降りてくることはありません。

水入れなど

カメレオンは動いている水じゃないと水だと認識しません。

すなると脱水症状になってしまいます。

餌が舌にくっつきにくくなったりもしますので、餌を食べれなくなる可能性もあります。

ドリップ式のものや水入れにエアレーションを入れて動かすなどしましょう。

脅かすようですが、ドリップ式やエアレーションでも水を飲まないことがあります。

どうしても水を飲まない場合はスポイトなどで水を口元に垂らす、目の前でポタポタと水滴を落とすなどして飲ませてください。

水に関してもカメレオンの基本的な飼育方法を見ていただけると、わかりやすいかもしれません!

私がオススメなのがこちら

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こちらは飼育ケージ内に小さな滝を作る装置です。

水も循環するので、1日1回水を取り換えてあげるだけで済みます。

こちらだけでは水を飲んでくれない場合は、フェイクグリーンの葉を、ところどころにグルーガンでくっつけてもいいですよ~♬

とある方のブログで作り方を紹介しています。

こちらを参考にしてみて!

凄いから~♬

ウォーターフォールアレンジ方法

霧吹き・温湿度計

カメレオン

飼育ケージ内の湿度は40%くらいがベストでしょう。

脱皮前に湿度が低いと脱皮不全になってしまうことがあります。

注意しましょう!

1日1回霧吹きで飼育ケージ内に水を噴射しましょう。

ケージ壁面や観葉植物などに吹きかけてください。

軽く水滴がつく程度でその水滴がたまに流れたりするとよりGOOD!

乾燥する時期などは1日に朝晩2回霧吹きしましょう。

温度もそうですが、湿度も湿度計を使って湿度を確認しましょう!

こちらは温度計と湿度計が一緒になったタイプ。

飼育ケージ内のホットスポットじゃない場所の壁面にペタッと貼りましょう。

裏に吸盤が付いてます!

こちら以外にもう一つ温度計が必要です。

それはホットスポット用。

ホットスポットの温度を確認するためのものです。

こちらも爬虫類専用の温度計がありますのでそちらを飼育ケージ内の、ホットスポットそばの壁面に貼りましょう!

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エボシカメレオンはカメレオンの中でも珍しく、昆虫の他に野菜や果物を食べます。

野菜や果物は必ず与えなければいけないというわけではありません。

たまにおやつ程度に与えましょう。

植物の葉も食べるので、観葉植物を入れておくと食べてしまうことがあります!

昆虫の種類ですが、コオロギかデュビアがおすすめ。

ミールワームも保存が楽なので爬虫類の餌によく使われますが、これらをローテ―ションを組んで、飽きがこないようにしてあげましょう!

コオロギなどは飼育ケージに数匹入れておくか、ピンセットを使って与えるかしましょう。

カメレオンは動くものしか餌と認識しませんので、ピンセットで与える際は、動いているかのように目の前で動かしてあげましょう。

与える餌の量ですが、生後1年くらいまでは毎日食べるだけ与え、生後1年過ぎたころから少しづつ餌の頻度を減らし、最終的には2~3日に1回にしましょう。

カメレオンは繊細なので、ストレスを感じていると餌を食べなくなったりします。

餌を変えてみるとかそれでもだめなら、何かストレスになる要因がないか調べ、改善しましょう!

爬虫類の餌はカルシウムとリンが1:1になるのが理想と言われていますが、コオロギやデュビアはカルシウムの量が少ないので、生餌にカルシウム剤をまぶしてから与えるようにしましょう。

ミールワームはコオロギやデュビアよりもっとカルシウムが少ないです!

エボシカメレオンが大きくなったらピンクマウスも食べることが出来るようになります、ピンクマウスはピンセットから与える必要があるので、日ごろからピンセットで餌を食べるように馴れさせましょう!

野菜は小松菜やチンゲン菜などの葉野菜やトマトやキャベツなどを与えます。

バナナやイチゴも試してみてもいいかもしれませんね~♬

カメレオンの基本的な飼育方法と餌の詳細はこちら

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エボシカメレオンの飼育 まとめ

 

まとめ

 

いかがでしたか~?

もう一つ注意して欲しいことがあります!

エボシカメレオンのオスは縄張りをつくる習性があります。

 

オス同士を同じ飼育ケージで飼育したり、隣のケージなど目に見える場所にオスがいるとストレスを感じます。

 

ガラス面に写った自分の姿を見ても威嚇したりするので、これまたストレスに(;’∀’)

 

オスとメスを一緒の飼育ケージに入れて飼育する場合は、オスがメスをイジメていないか、その逆もあるかないか良くチェックしましょう!

 

一番は単独飼育!

ストレスのない環境で飼育してあげるには、色々と労力が必要。

 

人に見おろさせるような場所に飼育ケージを設置しないでくださいね!

見下ろされることがまたストレスになりますよ~♬

カメレオン
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SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

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