イエローヘッドモニターと間違えられやすいカミンギーモニター。
ミズオオトカゲの亜種な中では飛び切り綺麗な黄色と黒のコントラスト。
美しい黄色い大型のトカゲの飼い方と特徴や生態などをご紹介していきます♪
カミンギーモニターの特徴・生態
ここではカミンギーモニターの特徴や生態をご紹介していきます!
しっかりと知識に入れて飼育に役立てましょう!
カミンギーモニターの特徴
カミンギーモニターの別名はミンダナオミズオオトカゲと言います♪
聞きなれない「ミンダナオ」という言葉ですが、生息地であるフィリピンのミンダナオ島が由来と考えられますね~♬
カミンギーモニターの全長は210㎝ほどにまでなり、CB個体(繁殖された個体)の大きさはかなりばらつきがあるようで、150㎝くらいからアダルトが販売されていたりします。
ミズオオトカゲの1亜種のなかでもかなり特徴的な種類みたいで、流通量も少ないみたい(;’∀’)
カミンギーモニターの最大の特徴は何と言っても、美しい黄色のBODY!!!
ベビー時はそこまで黄色が強くないのですが、成長するに伴い黄色が鮮やかになり、特に頭がと~っても綺麗な黄色になります♪
でも頭が黄色のオオトカゲと聞くと、イエローヘッドモニターって思っちゃいますが、イエローヘッドモニターの黄色の色味はどちらかというとクリーム色に近い黄色か黄緑っぽい黄色。
う~ん。うまく伝えきれませんが(笑)
カミンギーモニターの黄色はレモンイエローって感じでと~っても鮮やか!
性格は神経質で荒いと言われていますが、人間にベタ馴れするという個体の話も聞きますので、個体差が激しいかもしれませんね~(;^_^A
カミンギーモニターの生態
カミンギーモニターはフィリピンのミンダナオ島などに生息し、砂漠のような乾燥地帯から熱帯雨林にまで様々な環境に生息するたくましいオオトカゲです♬
ミンダナオ島はフィリピンのルソン島に続いて2番目に大きい島だそうで、赤道直下の熱帯地方になります。
ほとんどのオオトカゲの仲間と同じく昼行性で、地上棲ではあるようですが、木に登ったりもするので、半樹上棲なのかな???
そこまでハッキリしているわけではありませんが、たまに木に登るよ!って感じですね(笑)
餌は肉食性なので、小型の哺乳類などなどを食べます。
- 【昼行性】【地上棲】
- 生息地:フィリピン(スールー諸島、サマール島、ボホール島、ミンダナオ島、レイテ島)
- 大きさ:~210㎝ほど
- 寿命:10年以上~
- 性格:神経質でやや荒い
- 餌:小型哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類、甲殻類、動物の死骸など
- 値段:10万円~
カミンギーモニターの飼い方
ここからはカミンギーモニターの飼い方についてご紹介するよ!
飼育環境
210㎝近くにもなるカミンギーモニターなので、小さい頃は良いですが、大きくなると市販の爬虫類専用の飼育ケージは売ってません(;’∀’)
そうなると自作するか特注して作ってもらうか、部屋に放し飼いするかになります。
部屋に放し飼いって言っても、1部屋カミンギーモニターに与えるって感じになります(笑)
最低でも180㎝の幅と80㎝くらいの高さと奥行き欲しいな~。
ギリギリ150㎝幅と60㎝の高さと奥行きかなぁ。
飼育ケージ内には登り木などもレイアウトしてあげてくださいね♬
大きな平たい岩なんかもバスキングスポットにいいかもしれません。
バスキングスポットはホットスポットともいい、トカゲが日光浴をする場所だと思ってください!
日光浴するには太陽光が必要ですが、代わりにバスキングライトを使いバスキングスポットを照らします。
このバスキングライトは日中のみ点灯します。
バスキングライトは照明器具になりますが、その他にも紫外線ライトや保温のためのライトなど沢山の種類があります。
市販の飼育ケージで最初は飼育し、大きくなったら放し飼いか大きな飼育ケージに移動する感じになりますが、床材はペットシーツや新聞紙(味気ないね(;’∀’))、人工芝などが便利ですよ~♬
ミズオオトカゲの仲間なので水浴びも大好き♪
なので飼育ケージや飼育部屋にはカミンギーモニターの体全体が浸れるくらいの大きさの容器が必要になります!
個体にもよりますが、水の中でトイレすると思います~(笑)
でも他の場所が汚れないから、ある意味清潔かもですね!
水は汚れたらすぐに取り換えてね!
その他はほとんどオオトカゲの飼育方法と同じなので、そちらを参考にしてください♪
餌について
モニター全体に言えることですが、モニター(オオトカゲ)の主な死因は肥満による内臓疾患と言われています。
ではどれくらいで肥満なのか?
1つの目安が歩いているときにお腹が地面に触れているかどうかです(;^_^A
餌はげっ歯類(マウスとか)は素晴らしい餌なんですが、必要以上にカロリーがあるんです。
野性下なら運動量で消費出来ますが、飼育下ではあまり運動量消費が期待できません。
幼体時は昆虫類を中心に与え、生体にはささ身、マウス(控えめに)ヒヨコ、ウズラなどを与えるのがオススメだと言われますが、飼育者の中には魚類も与えたりしてるみたいです!
それらにカルシウム剤とビタミン剤をまぶして与えて、餌だけでは足りない栄養素を補います。
餌の種類は、小型哺乳類、鳥類、魚類、昆虫類、甲殻類など食しますから、肥満にならないように気を付けて色々与えてみましょう♪
カミンギーモニターのまとめ
いかがでしたか~???
カミンギーモニターの基本的な飼い方は、オオトカゲとほぼ一緒なので、オオトカゲの飼育についての記事や、トカゲの基本的な飼育方法や餌などについても目を通しておくと便利ですよ♪
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