今回はトカゲの中でもかなり特徴のある、カメレオンの種類を9種、私の独断と偏見で厳選し、寿命や簡単な特徴などをご紹介いたします!
カメレオンの身体能力の凄さがわかる記事はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カメレオン9種類の寿命や特徴
カメレオンはトカゲの仲間で、体を変色させたり舌を伸ばして獲物を捕獲する姿が特徴的で、爬虫類好きじゃなくても知っているほど有名!
爬虫類が好きになったきっかけがカメレオンの方もいるかもしれませんね~♬
爬虫類初心者の中にはカメレオンをペットにしたいと考えている方もいらっしゃるかも。
でもカメレオンの飼育は、今でこそ飼育方法が確立されてきているとはいえ、まだまだ飼育が難しいので初心者にはハードルが高い(;’∀’)
まずはカメレオンの事をたくさん知ることも大事!
ここではカメレオンの種類をご紹介いたします!
色んなカメレオンがいて面白いですよ~♬
カメレオンの種類1、エボシカメレオン
エボシカメレオンはカメレオンの中で最も飼育がしやすい種類だと言われています。
名前の「エボシ」とは日本の「烏帽子」のように見えることから付けられました、このエボシのように見える部分ですが、オスの頭部が上へと伸びているんですね~♬
日本で流通しているのは、ほとんどが繁殖された個体です。
カメレオンの体の色は、環境や体長、気分などで変化しますが、エボシカメレオンは基本的に緑色の地に、白や黄色、褐色の帯が縦方向に入っていることが多いみたいです♬
そしてカメレオンの中で唯一と言っていいかな。
昆虫食だけでなく植物も食べるそうなので、飼育や個体次第では人工飼料なども食べてくれるようになるかもしれません。
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:イエメン
- 大きさ:45~60㎝(メスは一回り小さい)
- 寿命:約5年
- 性格:繊細、気が弱い(慣れないうちはあまり触らないように!)
- 餌:コオロギ、バッタ、その他の昆虫、ピンクマウス、植物など
- 相場:ベビー8,000~15,000円、アダルト2~4万円ほど
- 適温:22~32℃
エボシカメレオンの詳細はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カメレオンの種類2、パーソンカメレオン
パーソンカメレオンはマダガスカル北部から東部に生息しているカメレオン。
パッと見「パンサーカメレオン」と名前が似ているので、ごっちゃにならないように(笑)
私が最初そうだった~( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
体長は45~60㎝ほどでカメレオン科最重量種と言われます。
オスに吻端に1対の突起があります。
メスの体色は緑や黄色淡褐色で、オスは明るい青緑色で頭部と背中辺りは黄褐色、目の周りは黄色。
画像は脱皮直後なのか皮がところどころに残ってますね(笑)
しかも顔部分だけグレーで目がオレンジとは!!!
画像の件はおいといて(笑)
性格は大人しく個体差はありますが、人を攻撃するようなことは少ないとのこと。
そして飼い主を覚えるとも言われています。
エボシカメレオンほどではないですがカメレオンの種類の中では、飼いやすいと言われています。
くぎを刺すようですが、初心者には向いていないとも言われています(;’∀’)
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:マダガスカル北部、東部
- 大きさ:40~60㎝
- 寿命:10~16年
- 性格:大人しいがやや神経質
- 餌:コオロギやミールワーム、バッタなどの昆虫、マウスなど
- 相場:7~13万円ほど
- 適温:22~32℃
カメレオンの種類3、ジャクソンカメレオン
3本の角がクールなカメレオンです♬
始めて知った時はカメレオンに角?って驚きました(笑)
しかも名前もなんかかっこいいし(笑)
そんななにもかもカッコいいジャクソンカメレオンですが、標高1,600~2,200mの山地にある森林に生息しています。
オス同士では噛みついたり角を付き合わて格闘するようです。
角がある動物は縄張り争いやメスの取り合いなどで、角を使って争いますよね。
ジャクソンカメレオンは好戦的な性格とも言われていますので、そんな性格から角が発達し進化したのかもしれませんね~。
カメレオンの中で角系と言えばジャクソンカメレオンとも言われます。
存在感のある角と、鮮やかな体色でかつては多く輸入されていたようです。
そんなジャクソンカメレオンの飼育難易度はかなり高めなので、初心者の方は残念ながらペットにするのは諦めましょう( ;∀;)
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:ケニア、タンザニア
- 大きさ:25~30㎝
- 寿命:5~10年
- 性格:穏やか、意外と好戦的
- 餌:コオロギ、ミールワーム、ハエ、蝶、蛾、バッタ、などの昆虫
- 相場:4~5万円
- 適温:22~28℃
ジャクソンカメレオンの詳細はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カメレオンの種類4、カンパニーカメレオン
画像を見るとと~っても綺麗ですね♪
その体の色と模様が美しいことから、「ジュエルカメレオン」とも呼ばれています。
マダガスカル中央部に生息する小型のカメレオン。
体色はメスのほうが派手になるタイプの代表種。
オスの婚姻色は淡い褐色の地に胴体に白いストライプが走り、白色の大型のウロコがスポットとして複数並んでいます。
これに対してメスはさらに青や赤、緑などが加わりとても鮮やかになります。
そんなカンパニーカメレオンですが、標高1,800~2,300mの高地の低木林に生息し、冬季は0℃にまで温度が下がる環境なので、他のカメレオンより低温に対する耐性が強いと考えられています。
低温に対する耐性が強いと思われていますが、その分極端な高温には弱いようで、飼育する際の温度設定は注意が必要です。
どの爬虫類に関しても温度と湿度設定は重要なのですが(笑)
そして、昼夜の温度差や飼育ケージ内での温度勾配も必要で、比較的飼育難易度は高いと言われています。
その一方で、低温への体制が強いので温度差の必要はなく、特にCB個体は非常に丈夫で飼育しやすいとも言われています。
一体どっちやね~ん!!!
って感じですが、飼育はとにかく難しいと考えておいた方がいいでしょう!
とても鮮やかで綺麗なので人気も高いですが、流通量が少ないので比較的高価なカメレオンでもあります。
だからなのか情報も少ない(;’∀’)
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:マダガスカル中央部
- 大きさ:不明
- 寿命:不明
- 性格:不明
- 餌:コオロギなどの昆虫
- 相場・適温:不明
カメレオンの種類5、セネガルカメレオン
セネガルカメレオンの情報は、色々調べましたが非常に少ない!!!
他のカメレオンと比べるとこれといった珍しい特徴がないので、飼育する方の人口も少ないのかもしれませんね(;’∀’)
そうなると繁殖させる人も少ない。人気がない種類だと苦労して繁殖させても需要がないということ(;’∀’)
わかっている情報では、オスよりもメスのほうが大きくなる種らしいです。
更には価格も安いみたいです。
どうやら流通しているのはWC個体(野性の個体)が多いようで、入荷した状態が悪い(カメレオンが弱っている)ので、長生きしないとも言われており、それであまり情報が少ないのかもしれません(;’∀’)
でも、輸出入の際は生き物なので大切に扱って欲しいですよね(# ゚Д゚)
そして乱獲などもやめて欲しいです!
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:セネガルなんでしょうね(笑)
- 大きさ:20~25㎝
- 寿命:5年ほど(健康体なら)
- 餌:コオロギ、ミールワームなどの昆虫類
- 相場:1万前後
- 適温:昼22~28℃、夜間18~20℃
カメレオンの種類6、ミクロヒメカメレオン
画像はミクロヒメカメレオンです♬
なんでこんなにちっちゃいの~♡
しかもちゃんとカメレオンだし~。←当たり前(笑)
ヒメカメレオン属の仲間です♬
「ミクロ」「ヒメ」などが付くことからも想像できますが、と~っても小さなカメレオン。
ヒメカメレオン属ももちろん小さいですが、更に小さいのがミクロヒメカメレオン。
アフリカの南東部にあるマダガスカル島に生息しています。
マダガスカル島の中でも生息地は限定されており、主にマダガスカル北部の沖にあるノージ・ハラと呼ばれる島に生息。
その地域は違法伐採が行われているため、生息地が減少することによりミクロヒメカメレオンの生息数も心配されています。
まだ発見されたばかりだそうで、飼育している方がいないのか、販売もされていないみたいです(;^ω^)
なのでいまだ不明な点が多いですが、
- 【半樹上棲?】【昼行性】
- 生息地:マダガスカル島、ノージ・ハラ島
- 大きさ:~30㎜
- 寿命:不明
- 性格:不明
- 餌:餌はものすごく小さなものに限定されます。
- 相場:不明
- 適温:不明
ミクロヒメカメレオンの詳細はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カメレオンの種類7、チビオカレハカメレオン
こちらもとても小さな種類のカメレオン。
グループとしてはカレハカメレオン属に入っていましたが、2009年には独立しています。
理由は遺伝子情報がカレハカメレオン属とは別のグレードだからだそうです。
ヒメカメレオン亜科の仲間になります。
カレハカメレオンとは別物になりますのでややこしいです(;^_^A
カレハカメレオンはコノハカメレオンとも言い、こちらも人気がある種類のカメレオンです。
日本で流通している「カレハカメレオン」の中には、このチビオカレハカメレオンだったりするそうです(;’∀’)
身体が左右に扁平で尾が短く、尾を枝に巻き付けたりは出来ません。
外見は枯れ葉に似て擬態しているのだとも言われます。
こちらも情報が非常に少ない(;’∀’)
- 【地上棲】【昼行性】
- 生息地:アフリカ中部東岸地域
- 大きさ:~10㎝弱
- 寿命:不明
- 性格:不明
- 餌:小型の昆虫など
- 価格:不明
- 適温:不明
コノハカメレオンの詳細はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カメレオンの種類8、ヤマカメレオン
画像でもわかる通り、角系のカメレオンです♬
ヤマカメレオンはアフリカ中西部に生息している中型のカメレオンです。
本種のオスは2本の角を持ちますが、メスにはありません。
人間で言うと背骨のあたりになりますが、背中の背中線にはトゲ状のウロコ(クレスト)があり、特に尾の前半のクレストの発達は本種の特徴の一つです。
基本的な体色は、黄緑色、緑、淡い青で体に斜めの黄緑色の帯が入ります。
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:カメルーン、ギニアのピオユ島の山林
- 大きさ:15~35㎝
- 寿命:約10年
- 性格:不明
- 餌:コオロギなどの昆虫
- 相場:15,000~30,000円
- 適温:18~26℃
カメレオンの種類9、カーペットカメレオン
マダガスカルでは最もポピュラーな中型のカメレオン。
頭部のクレストはなだらかな弧をえがく程度で、体型はややずんぐり(笑)
メスは妊娠時に黒字に赤や白、黄色など色彩がまるでペルシャ絨毯のような複雑で細かい模様になり、名前の由来にもなっているみたいです。
オスは、鮮やかな緑色の地に黄色や赤の細かい模様が入ることがあります。
マダガスカルでは街路樹などでも見かけるほど、身近な種類のカメレオン。
中型で美しく、初心者にも飼育がオススメされるとされているほど、飼育しやすいと言われています。
エボシカメレオンほどではないと思いますが(;’∀’)
あくまでカメレオンの中ではということです。
マダガスカルでは個体数に激減などは今のところなさそうなので、流通量も多い方で価格もそれほど効果ではありません。
ですが、国内ではそれほど飼育しているという話は聞きませんし、
調べても情報が少ない(;’∀’)
というのも、どうやらサイテスⅡ類に登録されているからのようです……………。
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:北部を除くマダガスカル
- 大きさ:~24㎝(オスのほうが大きい)
- 寿命:約1年(3年以上は生きないそうです)
- 性格:不明
- 餌:コオロギなどの昆虫(Mサイズ)
- 相場:2万円前後
- 適温:ホットスポット32℃前後、それ以外の場所低温部は22℃、夜間18~21℃
サイテスとはこちらをご覧ください
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カーペットカメレオンの詳細はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カメレオンの種類 まとめ
いかがでしたか?
魅力あふれるカメレオンたちですが、今回ご紹介した以外にももちろん種類はいます。
いずれそちらもご紹介したいのですが、カメレオンに限らずですが、まだまだ解明されていないものも多く存在し、爬虫類は本当に奥が深いな~と感じます。
カメレオンで言うと、ミクロヒメカメレオンですよね~。
世界最小で爬虫類最小ですから!!!
発見されてまだ日が浅いほうなので、ペットとして流通するにはまだ先になるのかもしれませんね(;’∀’)
でも小さすぎて力加減とかに凄く気を使いそう(笑)
カメレオンの舌や目など身体的な特徴も面白いですよ~♬
その記事はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
基本的なカメレオンの飼育方法はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
コメント