リクガメはのんびり、おっとりなイメージで癒されますよね♪
そんなリクガメを飼育してみたいけど、大きくなるし、どうやって飼えばいいのか分からない方へ、基本的なリクガメの室内での飼い方をご紹介していきます!
リクガメに限らず、ザックリ陸棲、半水棲、水棲の3種類のカメの基本的な飼育方法はこちらをご覧ください。
※リクガメの種類によって違いがあるので、あくまでベースとして参考にしてください♬
リクガメの種類はこちら
リクガメの飼い方 飼育環境を整えよう!
リクガメを飼育するうえで必要な環境や意識すべき点などをご紹介していきますが、私が室内飼いをオススメするのは、日本にはいないリクガメなので、四季がある日本の生活に適応するかどうか、カメ飼育の初心者の方には難しいと思うからです~。
飼育スペースの確保
リクガメはのんびりと動きもスローですが、実は人間が思っている以上に運動量が豊富なんです!
ということは、リクガメちゃんにとってノビノビと生活できるように広いスペースが必要ということ。
リクガメの種類によって、大きさが異なりますので、自分がリクガメを飼ううえで確保できるスペ―スに合わせた大きさの種類を選ぶことも重要です。
ケージの大きさの目安は全長の5倍くらいなのですが、ベビー時なら爬虫類専用の飼育ケージでもOKですし、いずれは放し飼いにするなら犬用のケージでカメちゃん専用のスペースを作ってあげると良いですよ~。ワンちゃんと同じ感じですね(笑)
季節にもよりますが、気温など暖かくてお天気が良い日なんかは、ベランダやお庭に出してあげてもいいでしょう。
温度が30℃以上の場合はNG!
でもベランダはよじ登ったりするものが置いてあると、平気でそこによじ登ってしまい、もし外に落ちてしまったら…………………..。怖いです。
なのでよじ登るものがないように、落ちないようにベランダをちゃんと整備しましょう。
お庭の脱走出来ないように注意しなければいけません。
爬虫類を飼う前に読んでほしいのはこちら。
適した飼育環境
意識したいのは、飼いたいリクガメちゃんの生息地などの環境になるべく合わせることです。
爬虫類を飼育するうえで、一番重要となるのが温度管理。
我々人間とは違い、体温調節が出来ないのでその環境の温度に影響されます。
なるべく暖かい場所、涼しい場所などカメちゃんが自分で好きな温度の場所に選んで移動できるように工夫する必要があります。(温度勾配と言います)
特に冬は寒いです。
夜間は暖房を消して寝ると思いますが、人間なら布団に入ってますから大丈夫ですが、カメちゃんはそうも行きませんから、カメちゃん専用の暖房(保温器具)などが必要だったりします。
飼育するリクガメの種類によって若干差がありますが、リクガメが過ごしやすい温度がおおよそ26~32℃くらいです。
野生のカメは日光浴をして体を温めたり、木陰や巣穴などの涼しい場所で涼んだりしています。
中には水に入って涼む種類のリクガメもいます。
室内飼育でもそのようにできる場所を作ってあげることが大事です。
さらに湿度管理も大事になってきます。
こちらもカメちゃんの種類(生息地の違い)によって差があります。
カメの種類によっては適した湿度の情報がない場合もあります(-_-;)
一応目安としてご紹介します。
多湿系のリクガ:60~80% アカアシガメ、エロンガータ、セオレガメ、ムツアシガメ、インドホシガメ、ビルマホシガメ、ゾウガメなど
やや乾燥系のリクガメ:50~60% フチゾリリクガメ、ホルスフィールド、ヘルマンリクガメなど
乾燥系のリクガメ:40~50% ケヅメリクガメ、ヒョウモンガメ、チャコリクガメ、ソリガメ、ギリシャリクガメなど
※一応、該当するリクガメの種類も上げましたが、多少の違いはあるようですので、あくまでも目安として参考にし、温度に限らずですが、個々の種類の紹介記事に書いてある内容とここで書いている内容が違う場合もありますので、その場合は個々の種類に合わせて、書いていない内容はこちらの記事を参考にするように使っていただけたら嬉しいです♬
リクガメの飼い方 飼育に必要な道具
それではここからは具体的に、リクガメの飼育に必要な道具などをご紹介しながら説明してきます!
リクガメの飼育ケージ
まだ市販の飼育ケージで飼育できる大きさなら、爬虫類専用の飼育ケージがオススメです。
大きさの目安は全長の約5倍くらいの幅があるタイプで通気性があるものがベスト。
普通の市販の水槽でも大丈夫ですが、爬虫類専用の飼育ケージだと、前扉で天井部分がメッシュになっておりメンテしやすいのも特徴です。
前扉が良いのはメンテしやすいだけではありません。
カメちゃんにもよりますが、上からのぞきこまれたり、手を入れられたりすると怯えたり、ストレスになる可能性があります。
それは野生下で鳥など上から襲ってくる外敵をイメージさせる恐れがあります。
繁殖飼育での個体のカメでも遺伝的にそのような恐怖が埋め込まれている可能性もあります。
実際にリクガメちゃんを飼育している方で、カメちゃんの上から手をかざしたり、覗き込んだりすると怯える(嫌がる)と言っている飼育者もいらっしゃいます。
なので、馴れるまでは爬虫類専用の飼育ケージだと、カメ飼育初心者の方でも安心ですよ~♬
多湿を好むリクガメじゃない場合は、こちらのオシャレな飼育ケージもオススメ♪
そして、カメちゃんが大きくなってもいいように、全長の5倍以上の広めな飼育ケージが良さそうに思いますが、飼育ケージ内の温度をベストな状態に維持しにくくなるので、そこは気を付けてください(^^♪
リクガメの床材
床材選びも大切です。
誤飲の可能性や見た目、メンテのしやすさ、湿度の管理など飼育するリクガメちゃんの種類や飼育者の好みに合ったものを選びましょう。
私がオススメするのは万能タイプのヤシガラです。
ヤシガラは天然素材ですし、燃えるゴミに出せたり、保湿性、吸水性があり、乾燥を好むリクガメと、多湿を好むリクガメ両方に使えます。
こちらは圧縮されたタイプのヤシガラで、アンモニアを吸着し、脱臭に優れ、保温性・保湿性も高く、乾燥系、多湿系などの幅広い生体に使用できます。
炭素率が高く非常に腐りにくく、成体に絡みつくのを防いでいますし。燃えるゴミとしても捨てることが出来ます。
飼養する際はふやかして使用してください♪
こちらはチップ状になったタイプです。
床材選びに迷ったら、リクガメに一般的に使用されているデザートブレンドがオススメ。
こちらは、クルミの殻を細かく砕いて砂のように処理した床材です。
天然の砂とは違い、軽くて吸水性も高く、誤飲してしまっても体内で分解されるかもしくはフンとなって排出されるので安心♪
こちらもヤシガラ同様燃えるごみとして廃棄出来ます♪
床材は、排泄物や餌のカスなどを見つけたらすぐにその周りの床材と共に廃棄し、床材が少なくなったらその分足します。
乾燥を好むリクガメなら2~3か月に1回は全ての床材を交換し、多湿系なら2~1か月に1回全ての床材を交換します。
理由は衛生上の問題です。
こまめに排泄物を取り除いたとしても、汚れますし、臭いの原因、雑菌、そして虫が湧いてくる可能性もありますよ~((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
虫が苦手で、こまめに床材を取り換えたとしても安心できない方は、床材にヒノキチップを混ぜると防虫効果があります。
床材を全て取り換えるときには飼育ケージ内も綺麗に清掃しましょうね~♬
床材に霧吹きなどしてあげると湿度を保ちやすくなります。
カメの種類によっては、ペット用のシートや人工芝、ココナッツマットなどで代用できますが、ペットシーツの場合は、カメちゃんが歩くたびにツルツル滑るので意味がありません(;’∀’)
その際はペットシーツが滑らないように滑り止めを下に敷くか、人工芝やココナッツマットを使用しましょう。
人工芝やココナッツマットを使う場合は、排泄物を見つけ次第取り換えて洗うので、交換用に2~3枚持っていると便利です。
湿度に関してはリクガメの種類によって差があるので、飼育するカメちゃんの種類に合わましょう!
リクガメの紫外線ライト、保温球など
リクガメに限らず爬虫類飼育の上でとても大事なのが紫外線ライトや保温ライト(保温球)です。
野生下での亀は日光を浴びています。
日光には紫外線も含まれており、室内飼いの場合は紫外線を浴びることが出来ませんので、紫外線ライトが必要になります。
そして、日光浴する場所(バスキングスポットまたはホットスポット)と呼ぶ部分的に温度が高い場所を作る必要があり、バスキングスポット以外の涼しい場所も作り温度勾配を飼育ケージ内に作る必要があります。
その環境を作るのに適しているのが、紫外線ライトとバスキングスポットに使うバスキングライトの2つ。
これが一緒になったタイプのライトがあります。
一石二鳥なんですよ~。
ワット数も気を付けてくださいね♬
もちろん、紫外線ライトとバスキングライトの2つを設置してもいいですよ~。
バスキングスポット直下の温度はリクガメの種類にもよりますが、おおよそ34~38℃になるように設置します。
実際にカメちゃんをケージに入れる前に、しっかりと温度確認してライトをつける位置を微調整しましょう。
バスキングスポットは飼育ケージの左右どちらかに寄せて作ると、その反対側が涼しい場所(クールスポット)になります。
バスキングスポットに当たっている時間が短すぎる場合は、温度が高すぎる、長い場合は温度が低すぎる可能性がありますので、よく観察して調整しましょう!
でも1日中温度を管理できるのか???
何ですが、こちらのアイテムを使うとそれが実現できます。
こちらより少しお手頃なタイプもありますが、商品説明を読んでみて下さい!
絶対こちらのほうが便利~♬
バスキングスポットにライトを当てる場所に、レンガやプレート状の岩など設置してあげると、お腹側からも体を温めることが出来ますのでオススメです。
そして、これだけだはありません!
バスキングライトだけではケージ内の温度が保てない時があります。
その場合は保温球やパネルヒーターを併用します。
飼育ケージの上部がメッシュになっているのならこちらが断然オススメ。
大きさに種類があります。
こちらのMサイズは目安として幅が60㎝のケージになりますので、飼育ケージの温度を見ながらサイズを変えたり、増やしたりしましょう!
上でご紹介した木製ケージなどは構造によって暖突が使いにくい場合もあります。
保温器具はライトもありますので、そちらをお好みで使ってください♬
夜間用や夜行性の場合はこちら
保温ライトの場合は、ワット数もありますので、温度を調整してください!
さらに温度計も必要になります!
こちらは2つ必要です。
バスキングスポット近くに1つとクールスポットに1つ。
湿度計もついているので、湿度管理にも使えて便利です♬
蒸れに弱い種類のカメもいますので、飼育ケージ内の風通しをよくするアイテムもあります。
通気性のある飼育ケージで、風通しの良い場所にケージを設置していても、真夏の無風の日だとかなりアウト(-_-;)
乾燥系~やや乾燥系に当てはまるリクガメだと、北海道ならまだ良いですが、そうでないムシムシした夏の地域は室内のエアコンや除湿器などでは足りない場合もあるかもしれませんので、気を付けてください♬
こちらは水槽用のファンになります。
通常の使い方は風を水槽に向けて使うので、そのような作りにもなっていますが、カメちゃんの場合は、風をケージ内に向けてしまうと風邪を引いてしまったりする可能性もありますので、ファンの風をケージの外側に向けて設置して使います。
イメージとしては、ケージ内の空気を外に出すという感じに使います。
でも水槽用のファンでそのように使える構造のものってなかなかなくって(-_-;)
追記!こちら使えそうです~。
上部がメッシュならポンっと置くだけで使えそうです♬
リクガメの水入れなど
水入れはひっくり返らないように、ある程度の重さがあるタイプを選びましょう!
リクガメの体が全部入るくらいの大きさの容器で水飲み場を作ります。
種類によっては水浴びをほとんどしない子がいますので、その場合は小さめの水容器でOK!
リクガメの種類によっては、水容器に体を浸して涼んだりしますので、汚れたらすぐに取り換えてあげましょう!
深さは甲羅の半分くらいを目安に、首を伸ばして呼吸出来ればOK!
飲み水兼水浴び場ですね♪
こちらはスロープが付いています。
そして餌入れも必要です。
床材にじかに餌を置くと、床材を誤飲してしまうので、必ず浅めのこちらもある程度重さがあるものを選びましょう。
人間用の食器でもOK!
その他に、隠れ家(日陰)も作ってあげると良いですよ~♬
カメの体が入る大きさを選んでください。
甲羅の高さもありますので注意が必要です。
こちらは雰囲気あっていいですね♪
あまり大きいサイズがないので、その場合は素焼きの植木鉢などを横にして設置したり、ココナッツマットを丸めたり、さらにフェイクグリーンで装飾したり、自作するのもおすすめです。
リクガメの餌
幼体時(~3年ほど)は毎日1~3回に分けて餌を与え、成体になると1日に1回に減らします。
飼育するリクガメの種類によって植物食性の餌と動物食性の餌の分量が違ってきますが、人工飼料をメインに与えるのではない場合、野菜や昆虫類中心ならカルシウム不足になりますので、週に1回程度カルシウム剤を餌にまぶして与えてください。
人工飼料メインであれば、栄養バランスが優れているのでその必要はありませんよ~♬
リクガメの種類によっては、野菜メインで人工フードは添える程度がベストだったりもします。
夏場なんかは野草と言う手もあります!
でも除草剤やら何やらの薬を散布していない場所で、犬などのにおしっこされない場所、排気ガスなどで汚染されない場所の野草を選ばないといけません(;’∀’)
そんな場所があれば、夏場はエサ代が浮く~✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌
リクガメはお花も大好きみたいなので、タンポポなんかもGOOD!
リクガメ飼育者の中には、タンポポの花を採取してドライフラワーのように乾燥させ、保存がきくように工夫し、人工フードにまぶしたり、野菜にまぶしたりしています。
人工フードでもこんな商品もあります。
リクガメ用のゼリーはお値段が高めという評価もありますが、食いつきが良いみたいなので、飼い始めに餌を食べてくれない、食欲が落ちてきたなどの時に、メインの餌に混ぜたり上に乗っけたりして使うのもいいかもしれません♪
カルシウム剤は、爬虫類専用のカルシウム剤がありますが、ビタミンD3を含むカルシウム剤は与えないようにしてください。
カルシウムの腸からの吸収はビタミンD3によって調整されており、カルシウムとビタミンDを一緒に与えてしまうと、カルシウムが必要以上に吸収されてしまい、過剰摂取により腎臓などに負担がかかる危険性があります。
カルシウム剤のみだと、体内で合成されたビタミンD3によって、必要な量だけ吸収するため過剰摂取にはならないんです。
餌についてはこちらも参考にしてください。
リクガメの飼い方 室内放し飼い
ここからは室内で放し飼いする際のポイントなどご紹介します!
準備は小さい子供と同じく注意が必要ですよ~♬
部屋を整理する
どれくらいから放し飼いするのか???
それは15㎝以上くらいから可能だと思われます。
市販の飼育ケージが狭くなってきたらでよいかと思います。
あまり小さいと、温度管理が行き届かないのでNG!
私だと、小さいと気が付かずに蹴ってしまったりするのが怖いです(笑)
放し飼いにするとなると、飼育ケージ内で言うとクールスポットの温度が室温になります。
リクガメは意外と動きまわりますので部屋の隅々までチェックが必要。
亀ちゃんの目線で床においてあるものに危険がないか注意が必要で、床に物を置いていると結構登ったりしますし、観葉植物なんかは床に置いてあると齧ったりします(;’∀’)
テレビなど電気器具のコードやソケットも齧る危険がありますし、家電や家具の裏の狭いスペースが大好きなので特に注意が必要。
もしお部屋に畳みの部屋がある場合は、入れないようにするか防水性のカーペットなどを敷いて対処します。
なにやら押し入れなど少しでも開いていたら侵入するお茶目なところもありますよ~♬
よじ登れるものがあれば、登ってしまうので、もし落っこちてしまったりしないように置くもの全てに注意が必要。
温度管理など
これは飼育ケージの時と同じに、バスキングスポットを作ってあげましょう!
お部屋の一角をカメちゃん専用スペースにします。
犬用のケージなどで区切りを作ってあげるのも便利です。
さらに季節によっては覆いをして、バスキングスポットの温度を保ちやすくしてあげたり、犬用のケージに布などで覆いをするか、体が隠れるくらいの狭いスペースになるような段ボールなどで寝床を作ってあげるのもオススメです。
リクガメは意外と空間認識能力があるので、お部屋のどこに何があるか、温度は高いか低いかなどがわかりますよ~♬
そして飲み水なども飼育ケージの時と同様に体全体が浸かれるくらいの大きさの水入れを設置します。
カメちゃんの大きさにもよりますが、大きくなったらトロ舟なんか便利です。
入ったり出たりしやすいように階段やスロープなんかつけてあげてもいいですね♪
ちなみに、こんな可愛い商品見つけました(笑)
お散歩に連れていけますよ~( *´艸`)
排泄
飼育ケージの時とは違ってきちゃいます。
犬や猫のようにトイレの場所を覚えたり出来ません(;^_^A
リクガメは体臭がほとんどありませんが、気が付かなかったり放置すると臭ってきます。
排泄物も匂いがほとんどないので、見つけたら拭くしかありません。
尿には尿酸があり、フローリングにおしっこされた場合すぐに拭かないと白いシミのような跡が残ったりします。
その場合は水ぶきでは取れませんので、重曹電解水のお掃除洗剤で拭くと綺麗になります。
その他の洗剤だと、床を歩き回るカメちゃんの体への影響を考えると怖いので重曹電解水が便利です♬
おしっこと言っても、犬や猫のようなものではありません。
「白っぽい何か」って感じです( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
表現難しいな~。
ウンチの方は除菌アルコールでOK!
そして、トカゲもそうですが、カメちゃんの飼育者の方でも賛否両論の温浴なのですが、お部屋に放し飼いをするなら私はオススメです。
理由は同じ部屋で生活しますので、カメちゃんの体を常に清潔に保つ方が良いという面と、朝一番に温浴させることである程度の排泄をコントロールできるからです。(完ぺきではありませんよ~♬)
温浴させたときに排泄してくれれば、その後お部屋を徘徊する時に排泄する回数減るかと思います~。
ですが、冬などは温浴後に風邪を引かないように注意してあげないといけませんし、忙しい方もいらっしゃると思うので、そこは回数を減らすなど飼い主さん次第です。
温浴方法
温浴方法は、30~40℃のお湯をバケツなどに入れて10~20分ほど温浴させますが、体が大きい子などは温まるまで時間がかかるのでカメちゃんの様子を見ながら温浴の時間を決めましょう。
季節によって調整が必要で、少しずつ熱いお湯を足して温度を保つようにするのも良いですね~。
背甲(背中)が暖まっていればOK!冷たいとまだ足りません。
深さは亀ちゃんが呼吸できるくらいにし、甲羅にもお湯をかけてあげます。
種類によって違うのかわかりませんが、甲羅にとても小さな穴(人間で言うと毛穴?)のようなものがありますので、そこを綺麗にするためにもオススメです。
カメちゃんによっては温浴が嫌いな子もいます。
ジタバタするようなら温度を変えるとか工夫し、それでもジタバタするなら温浴は諦めましょう!
とにかく温浴の際に可愛いカメちゃんをよ~く観察!!!
温浴の後は亀ちゃん専用のタオルで体をフキフキしてあげてください♬
その時に暴れたりする可能性もあるので、落とさないように座って拭いてあげると安心ですね。
嘴や爪でケガをする可能性もありますよ~(;^_^A
リクガメちゃんの大きさにもよりますが、容器に何を使うか……………..。
洗面器などでも良いですが、体が大きくなると洗面器は小さい………………。
バケツや大き目なタッパーなども良いですし、ゴムのバケツだと温浴した時に排泄しても、そのお湯をトイレに流しやすかったりするので便利ですよ~♬
嘴や爪のお手入れ
亀に嘴ってあるの????
あるんです~( *´艸`)
飼育ケージや放し飼いの場合は嘴や爪が伸びてしまいます。
野生下では固いものを食べたりして自然と削れたり、爪も同じですが、飼育しているとどうしても自然と削れる機会がないので伸びてしまいますので、時々爪用のヤスリで少しづつ削ってあげます。
伸びすぎてしまった場合は爬虫類を診察してもらえる動物病院で削ってもらいます。
爪の場合はレンガなどを置いてあげると、レンガを登ったりして多少は爪が削れますが、定期的に削ってあげないと、床がフローリングだった場合は伸びすぎた爪が変形したりしちゃいますので注意が必要です。
嘴の削り方ですが、軽く頭を押さえてゆっくりと削っていきます。
その際に首や顎を持たないでください!
とても柔らかいデリケートな場所なので嫌がります。
あまり強く押さえると首をひっこめてしまったりしますが、軽く押さえると比較的おとなしくしてくれます(個体差によります)。
1分ほど削ったら、そんなに削れていなくても止めましょう。
欲張るとカメちゃんが嫌がって、嘴を削らせてくれなくなる可能性ありますし。
リクガメの飼い方 まとめ
いかがでしたか?
リクガメの種類によっても適した温度だったり、湿度、餌の種類だったりが違ってきます。
もちろんその子の性格によっても違う場合もあります。
あくまでここでご紹介した方法は基本として、飼育している可愛いカメちゃんをよく観察し、その子に合わせた方法をプラスしていきましょう♪
終生、大事に育ててあげてくださいね~!!!
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