サンエステバントゲオイグアナはトゲオイグアナの仲間です。
トゲオイグアナの仲間の多くは性格が荒いのですが、このサンエステバントゲオイグアナは比較的温和な性格をしているので、飼育環境をしっかりと整え、温度や湿度、餌の管理をしっかりしていれば飼育も意外と簡単とも言われています。
そんなサンエステバントゲオイグアナの販売価格や特徴、飼育方法などをまとめてみました~♬
サンエステバントゲオイグアナの特徴や販売価格
容姿は小さな恐竜のようにワイルドですが、比較的温和な性格と、人に馴れやすいため人気があります。
ですが、流通量が少ないのでなかなかお目にかかれない(;’∀’)
ここではサンエステバントゲオイグアナの特徴や販売価格など、
ご紹介いたします♪
サンエステバントゲオイグアナの特徴とは?!
白いBODYに黒い模様が特徴的なサンエステバントゲオイグアナ。
メキシコのカリフォルニア湾沿岸に生息するトギレトゲオイグアナの亜種の一種です。
名前の通りトゲ状の大型のウロコが並んだ尾を持ち、頭部から尾にかけて背中線にあるクレストが尾の付け根部分で途切れています。
体色は灰白色に黒字の太いバンドが入り、特に前腕から背中~胸元のバンドは大きく目立ちます。
胴体には黒色の斑紋が霜降り上に入っています。
乾燥した岩場で生活し、基本的に葉植物食性です。
流通に関しては、トゲオイグアナのなかでも流通が少ないそうです。
トゲオイグアナは気性が荒い種類がほとんどですが、幼体から飼育すると比較的温和な性格に育つと言われいます。
でも幼体の流通は非常に少ないんです(;^_^A
トゲオイグアナの仲間はビジュアルがカッコいいので気になる方も多いのですが、性格が荒いのであまり人気はなかったのですが、繁殖個体(CB個体)は扱いやすいとなれば、もしかしたらすごく人気が出るかもしれませんね~♬
サンエステバントゲオイグアナの販売価格
サンエステバントゲオイグアナの販売価格は、流通量が非常に少ないことから、結構なお値段になります!
30~60万円!!!
しかも飼育するための道具も結構お金がかかり、エサ代や光熱費なんかも入れると、かなりの出費を覚悟しなければ飼育できません!!!
- 【樹上棲】【昼行性】
- 生息地:メキシコのカリフォルニア湾沿岸のサンエステバン島のみ
- 大きさ:~100㎝
- 寿命:10~15年
- 性格:比較的温和
- 餌:植物、野菜、果物など
- 適温:28~35℃、夜間25~28℃、HOT40℃くらいを保つ
- 湿度:60%前後
- 値段:30~60万円
その他のトゲオイグアナの仲間はこちら
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サンエステバントゲオイグアナの飼育について
サンエステバントゲオイグアナは比較的温和な性格の個体が多く、ハンドリングしやすいそうで、人気が結構あるのですが、流通量が少ないのでファンからすれば憧れの的!!!
そして体色が珍しいのですが、幼体時は鮮やかなグリーンをしているそうです。
イグアナって結構このパターン多いですよね(;’∀’)
そんなサンエステバントゲオイグアナは、大型になるため飼育が難しいのですが、しっかりとサンエステバントゲオイグアナにとって快適な環境を作ることが出来れば、意外と飼いやすいと言われています。
飼育に必要な道具とともに飼育ポイントをご紹介いたしますね♪
飼育環境
飼育ケージはガラス製ではなくアクリルを使ったものにしましょう!
大型の種類なので、暴れたり尾を振り回してガラスが割れたりしたら大変!!!
飼育ケージ
幼体時には高さのある飼育ケージを用意し、飼育ケージ内には流木や木の枝などを立てかけて固定。
バスキングスポットを作り、その他にもフェイクグリーンでもいいので隠れることのできる木陰も作りましょう。
その際バスキングスポットとは離した場所に作り、自由にどちらにも行き来できるように枝や流木で道を作ります。
成体になると地上性が強くなるので、飼育ケージは高さより幅の広いタイプがオススメです。
太い流木を1本設置しましょう♪
温度・湿度管理
爬虫類飼育において、飼育ケージ内の温度と湿度の管理はかなり重要になります!
バスキングスポットを飼育ケージ内に作るには、バスキングライトが必須。
爬虫類は変温動物なので、飼育ケージ内に温度勾配を付けることで体温調節が出来るようにします。
温度勾配とは?
なんですが、ザックリ言うと、飼育ケージ内で温度が高い場所と通常の場所を作ること。
日向ぼっこして体を温めたいとき、体温を少し下げたいときなど好きな時に場所を移動できるようにします。
バスキングスポットの温度は40℃くらいを保ちます。
日中のみでOK。
バスキングスポットにはバスキングライトが必要です。
体を温めるだけでなく、消化機能を促す効果もありますよ~。
日向ぼっこ(バスキングスポット)に暖かいスポットライトを照らすというイメージ。
それ以外に飼育ケージ内全体の温度を保つために、保温器具が必要です。
湿度は60%前後を保持します。
飼育ケージ内に霧吹きしたり、中には加湿器を使用する方もいらっしゃいます。
紫外線ライト
UVライトとも言いますが、イグアナは昼行性のトカゲなので、野性下では日光浴をしながら紫外線を浴びています。
飼育下ではそれが出来ないため、人工的に太陽の光を作ってあげます。
紫外線を浴びることでビタミンD₃を生成し、クル病などの病気を予防します。
イグアナは紫外線要求量が多いので、ワット数の高い電球を選びましょう♪
床材その他
床材はキッチンペーパーやペットシーツでもOK!
ヤシガラやウッドチップなども湿度を保ちやすくて便利。
飼育ケージ内には流木などの枝も必要ですが、水入れも必須。
飲み水としてだけではなく、湿度を保つためにも重要な役割をします。
水入れは全身が浸かれるくらいの浅めで大きいものを用意。
個体によっては水入れにウンチしちゃう子もいますので、見つけたらすぐに取り換えましょう!
温度計・湿度計
温度計と湿度計は、飼育ケージ内の温度と湿度をチェックするために必ず必要になります!!!
その他の詳細はイグアナの飼育方法の記事を参考にしてください!
そちらの情報をベースにサンエステバントゲオイグアようにアレンジして!!!
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餌の与え方
サンエステバントゲオイグアは基本的には植物食性で、野菜や果物を与えます。
ですが幼体時には昆虫類も食べたりします。
幼体時には昆虫を与えるのも良いですが、基本は野菜中心に少し昆虫といった程度。
昆虫の与え過ぎは病気になりやすいと言われてます!
与え方は、新鮮な野菜を中心に2~3日に1度のペースで。
ピンセットなどで与えるようにすると、人に馴れやすくなりますが、その子の性格も考えながらストレスを感じているようなら、無理しないようにしましょう!
与える量ですが、その子によって違いますので、最初は食べるだけ与えてみて、その子の満腹になる量を把握し、腹八分目くらいに抑えすと良いですよ♪
残った餌は腐る前にすぐ処分!!!
なるべく人に馴れてもらうには、ハンドリングが出来るようになるのが一番。
ハンドリングの方法はこちらをご覧ください♪
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サンエステバントゲオイグアの販売価格や飼育のまとめ
いかがでしたか~???
気性が荒く飼育が難しいと言われるトゲオイグアナの仲間ですが、比較的性格が温厚と言われているサンエステバントゲオイグア。
幼体の頃から飼育していると、温厚な性格に育つそうなので、ハンドリングもしつけ次第では出来るようになるでしょう♪
イグアナの飼育方法などは、トカゲの基本的な飼育方法や、爬虫類の基本的な情報などの知識を入れてからのほうがより分かりやすいと思います♪
それらの記事はこちら
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