【インドホシガメ】の価格は?!サイテスⅠ類に指定されたけど飼育できる?

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インドホシガメは2019年にサイテスⅠ類に指定され、国際取引が出来なくなりました。

数年前までは比較的安価で販売されていましたが、今後の価格はどうなることやらです。

ですが、流通は少ないながらも、購入することはできますが、飼育が難しく初心者には向いていません(;’∀’)

そんなインドホシガメについて、2020年現在の価格と特徴や生態、飼育についてご紹介していきます!

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インドホシガメの価格は?特徴や生態

インドホシリクガメ

  • 生息地:インド南東部および西部、スリランカ、パキスタン南東部
    最大甲長:38,1cm
    寿命:25~30年
  • 食性:植物食性
    値段:べビーだと3万円ほど、大人だと10万円前後
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インドホシガメの2020年4月現在の価格は3~10万円ほどです。

今後どうなるかはわかりませんが、大きいほどお値段が高くなります。

インドホシガメの特徴

※特徴に関して専門用語みたいなのがありますが、青文字をクリックすると、図が見れます~。これを見るとより分かりやすいです♬

インドホシガメの最大甲長は38.1㎝で、体重がなんと7㎏に達した例があります。

オスよりメスのほうが大きくなり、オスは甲長が20㎝以上になることは稀なんだとか。

スリランカの個体群は、周年植生の豊かな環境に生息するので大型化するとされていますので、飼育下ではメスでもそこまで大きくならないと思われます。

インドホシガメの背中の甲羅(背甲)の形は、ドーム状に盛り上がり上から見るシルエットはやや細長いです。

背甲の頂部は盛り上がり水平になりません。

背甲の色は黒や暗褐色をしており、椎甲板肋甲板には黄色や黄褐色の放射状の斑紋が6~12本ずつ入ります。

この放射状の模様が和名の「ホシ=星」の由来なんですね♬

さらに、縁甲板には放射状に黄色や黄褐色の筋模様が1~4本入り、お腹側の甲羅(腹甲)の色は黒や暗褐色で、甲板ごとに放射状に灰褐色や淡黄褐色や黄褐色の斑紋が入ります。

頭部の大きさは中程度で、上顎の先端は二又か三又に分かれますが、一尖の個体や尖らない個体もいます。

手足はややがっしりとしており、前足に先端が尖った大きいウロコが5~7列並びます。

後ろ脚と尾の間には円錐状の小型のウロコが並びます。

頭部や頸部、四肢、尾の色は、黄色や黄褐色をしており、不規則に細かい黒色の班が入ります。

顎を覆う嘴(角質)や鼓膜、喉の色は褐色や灰褐色をしています。

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インドホシガメの生態

主に乾季と雨季がハッキリとしている標高200m以下にある環境に生息していますが、一部の個体群は標高450mにも生息しています。

インド南東部ではサバンナや藪地、インド西部とパキスタン南東部では砂漠の周辺にあるステップや藪地、スリランカではサバンナや熱帯雨林に生息します。

餌があればこれらの環境を開発した畑や牧草地、プランテーションにも生息します。

雨季には昼行性が強くなりますが、乾季や暑気には明け方と夕暮れの時間に活発に活動する薄明薄暮性の傾向が強くなります。

食性は植物食性で、主に草、木の葉、多肉植物、果実、花などを食べ、陸棲の巻貝や動物の死骸、牛や羊などの家畜のフンなどを食べたという例もあります。

繁殖形態は卵生で、繁殖期にオス同士が出会うと、お互いに体をぶつけあって争う一方、オスがメスに対して攻撃的な求愛行動を行うことも少なくないんだとか。

人間なら嫌われますね(笑)

産卵は、年に23個の卵を産んだ例があり、分布域の土壌が固いので雨季に産卵し、後ろ足で地面に深さが10 ~15cm の穴を掘りその中に卵を産みます。

生み落とされた卵は、主に110~150日で孵化しますが、約50日で孵化することもあります。

何故こんなに差があるのかというと、発生が完了しても周囲の環境が孵化に適するまで、幼体が卵の中で待機するためで、雨季になると孵化した幼体が一斉に地表に現れあることもあります。

インド南東部の個体群は、オスが生後3年で、インド西部個体はメスが6~7年で性成熟すると考えられています。

インドホシガメの現状

インドホシガメは生息地では食用とされることもありますが、一部の民族による自家採集のみで一般的ではありません。

カボチャなどを食害する害獣とみなされることもある一方、住民に餌を与えられたり、野菜の残飯をあさる個体もいます。

それだけ人間の身近で生活しているともいえますね(;^ω^)

そして、とても残念なことに都市開発や伐採による生息地の破壊や、ペット用の乱獲などにより生息数は減少しており、国際取引が禁止されるサイテスⅠ類に指定されました。

これからは主に、国内飼育繁殖個体が流通すると思われますが、飼育が難しいので大量に流通することはなさそうですね……………………………..。

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インドホシガメに適した環境や餌

インドホシガメ

Wikipediaより

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背中の甲羅の模様が本当に美しいですね♪

サイテスⅠ類に指定されましたが、入手は出来ます。

サイテスに指定される以前から既に飼育している方は届け出が必要です。

インドホシガメに適した飼育環境

まずは飼育ケージですが、問題なのが大きさ。

リクガメの飼育ケージの大きさの目安は、体長の5倍以上の横幅、3倍の奥行、2倍以上の高さが理想的です。

ですが、市販の飼育ケージでは横幅、奥行き、高さがピッタリのものはありません(;’∀’)

なので、大き目のタイプを選ぶと良いでしょう。

体長が20㎝ほどで市販の飼育ケージや水槽だと横幅が120㎝のタイプになります。

それ以降の大きさになると、放し飼いになりますし、そうじゃなくても飼育ケージ内だけでは運動量が足りないので、たまにお散歩が必要です。

室内散歩でもいですし、お庭があればお庭でもOK。

放し飼いはいやな場合は、自作するか特注するしかありません(;’∀’)

こちらで特注できます。

インドホシガメは日光浴を好みますので、必要な紫外線量が多くなります。

紫外線(UV)の高めな紫外線ライトと、日光浴する場所の温度を作るためのバスキングライトの2つが必要です。

ちなみに日光浴する場所の事をバスキングスポットやホットスポットと言います。

バスキングスポットはケージ内の左右どちらかに寄せて作り、その反対側をクールスポットにして温度差を作ります。

これを「温度勾配をつける」などと表現します。

インドホシガメに必要なバスキングスポットの温度は40℃くらいに設定し、クールスポットは28~32℃に保つようにします。

夜間は2種類のライトを消し、25℃前後を保つようにし、日中や夜間の温度勾配を作ることが大事になります。

季節にもよりますが、バスキングライトだけでは温度が保てない可能性がありますので、その際は保温器具を使ってケージ内を暖めます。

大きさに種類がありますので、まず始めは飼育ケージの大きさの目安をみて暖突のサイズを決めましょう。

もしそれでも温度が足りないなら、数を増やすなどして調整します。

ケージ内には床材を敷きます。

床材はヤシガラやウッドチップなどがオススメです。

排泄物は見つけたらすぐに除去します。

ペットシーツなどは滑りますので、使用は避けましょう。

室内をお散歩させる場合や、室内の放し飼いをする場合は、フローリングはNG!!!

必ずカーペットを敷くように!

そして餌を与えるときは必ずエサ入れに入れて与えます。

浅い食器でも代用できますし、爬虫類専用の餌入れや、プレート状の岩などもオススメです。

参考までにこんなプレートです。

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水入れも必要です。

インドホシガメは水浴びが好きなので、全身が浸かる大きさの容器で、ある程度の重さがあるものを選びます。

深さは体の半分くらい、首を伸ばして呼吸出来ればOKですし、それよりも浅めでもOK!

スロープなどが付いた水容器もありますので、容器をひっくり返すことはなさそうですし、入りやすいですね♪

水の中で排泄することが多いので、飲み水としても使うので、常に清潔にしましょう。

毎日取り換えるだけでなく、排泄したのに気が付いたらすぐに取り換えましょう!

インドホシガメは60~70%の湿度を好むので、その湿度を作ってあげることが大事です。

水容器を常に入れていれば大丈夫ですが、季節によっては乾燥しますので、その際は1日1回霧吹きで飼育ケージ内の壁面や床材に水を振りかけたり、それでも足りなければ回数を増やしたり、加湿器を使うと良いですよ~。

注意したいのがベビー時で、温度と湿度を保つ以外にも、生活に変化がないように気を配らないといけません。

理由はもしケージから出して移動させたりすると、温度や湿度が変わってしまいます(;’∀’)

しかもカメちゃんにとっては急激な温度・湿度の変化です。

なるべくケージや水槽のお掃除以外は出さないようにしてくださいね♪

リクガメの基本的な飼育についてはこちらを参考にしてください。

ここに書いていない情報もあります(内容が被るのためです~)

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インドホシガメの餌

インドホシガメは植物食性ですので、与える餌はチンゲン菜、小松菜、ベビーリーフ、ニンジン、カボチャ、トマト、などの野菜を主食として与えます。

なるべくいつも同じではなく、旬の野菜などを使って飽きさせずに餌を食べてもらいましょう!

野菜をメインにし、リクガメフードも与えてください。

もし野菜のみを与える場合は、栄養が足りなくなりますので、必ずカルシウム剤をまぶして与えてください!

野菜はもちろん水洗いをして下さいね!

農薬が付いている可能性もあります。

餌を与える頻度ですが、ベビー時には毎日食べるだけ与え、成体になったら毎日1~2回腹八分目を与えるか、1日置きに与えます。

腹八分目は、把握するまで観察しないといけません!

結構食欲旺盛なので、餌を食べないとかの問題は少ない種類ですが、もし食予億がない、食べない場合は温度、湿度、同じ餌ばかり与えてないか、飼育環境などチェックしましょう。

餌についてはこちらを参考にしてください。

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インドホシガメのまとめ

カメまとめ

いかがでしたか?

インドホシガメは今後は価格が高騰するでしょう。

しかもカメの飼育初心者には難しいので、是非ともカメの飼育になれた方にだけ飼育して欲しいと思います~。

もし飼育する機会がありましたら、終生可愛がってあげてくださいませ♪

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SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

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