トゲオイグアナの仲間のツナギトゲオイグアナ。
トゲオイグアナの例にもれず荒い気性な性格で、爬虫類飼育初心者には飼育は難しい種類です。
ですが、カッコいい見た目がとても魅力的でもありますし、飼育者の中には性格は温和だよ!という方もいらっしゃいます。
それはきっと個体差による違いなのでしょうね~。
ここではツナギトゲオイグアナの基本情報や、販売価格、飼い方などご紹介していきます♪
ツナギトゲオイグアナの販売価格や特徴
背中のトゲトゲといい、顔つきと言い手足の指や爪といい、ミニチュアの恐竜のようでど~ってもカッコいい♪
そんな魅力あひれるツナギトゲオイグアナですが、飼育は難しいと言われています(;’∀’)
いかつい見た目ですが、臆病だったりするところも可愛くて素敵です♬
てもやはり他のトゲオイグアナと同様に気性が荒く、グリーンイグアナよりは小さいですが、最大120㎝ほどにまで成長しますので、爬虫類飼育上級者でも生傷が絶えないことでしょう(笑)
ここではツナギトゲオイグアナの特徴や販売価格などをご紹介していきます!
ツナギトゲオイグアナの特徴
全長が平均100㎝ほどで成体は灰褐色に黒い横縞が入ります。
幼体は体色が鮮やかな緑色をしており大人になるにつれて褐色になっていきます。
小さいころから褐色のほうが目立たなくて良さそうですが(笑)
背面にはトゲトゲのクレストがあり、背面から尾まで途切れずにつながっていることが和名の由来となります。
尾にはトゲ状のウロコが並び、その間には1列以上の小型のウロコが存在します。
森林に生息し、幼体時は樹上棲ですが成長すると地上棲の傾向が強くなります。
危険を感じると岩の間などに逃げ込んだり素早く走って逃げます。
食性は植物食性が強い雑食で、植物の葉や果実、昆虫類、節足動物などを食べます。
成長に伴い植物食傾向が強くなります。
ショッキングなことに、生息地では食用とされることもあるのだとか。
もちろんペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されています。
流通量は比較的多く、野性個体と繁殖個体の幼体が流通しています。
大型のため飼育にはかなり大型の飼育ケージが必要。
幼体から飼育すれば人に馴れる個体もいますが、基本的に性質は荒いので飼育は難しいと言われます。
ツナギトゲオイグアナの販売価格や基本情報
同じトゲオイグアナの仲間のクシトゲオイグアナとは違い、販売価格は高くはありません。
- 【樹上棲】【昼行性】
- 大人になるにつれて地上棲が強まる
- 生息地:エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ニカラグア、パナマ、ベリーズ、ホンジュラス、メキシコ
- 大きさ:90~120㎝
- 寿命:~20年ほど
- 性格:臆病で荒い
- 餌:植物、野菜、果物、昆虫類、節足動物など
- 適温:24~28度、夜間20~23度、HOT33~38度
- 値段:1~2万円
ツナギトゲオイグアナと同じトゲオイグアナの、クシトゲオイグアナの詳細はこちら
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ツナギトゲオイグアナの飼い方
とにかくビジュアルがカッコいいので是非ペットにしたいと思うかもしれませんが、臆病で気性が荒いし大きいしで飼育が難しいんです(;^_^A
でも思うんです。
臆病だからこそ荒いのでは?
「弱い犬ほどよく吠える」って表現ありますよね?
あれってかなり的を得ていて、臆病なワンちゃんほどビビってしまい吠えまくる(笑)
近づいて欲しくないんですよね。
怖いから。
ツナギトゲオイグアナも同じじゃないかと思うんですよね~。
個体よって違いが大きいとは思いますが、繁殖個体だと生まれてすぐに人間と接しますから、野性個体よりも人間に馴れている可能性が高いですし、さらには繁殖個体のベビーから飼育すると、飼い主や新しい環境にも馴れやすいので静かな環境を馴れるまで作ってあげて、根気よく人間に馴らせていけばいいんじゃないかな~とも思います。
幼体時には樹上棲が強いので高さのある飼育ケージが必要で、成体になると地上性が強まるので高さ重視よりかはなるべく広い飼育ケージがベストかと。
飼育ケージ
幼体時は落ち着けるような場所も飼育ケージ内に作ってあげましょう。
流木などを立てかけたり(しっかりと固定)、観葉植物やフェイクグリーンの葉っぱなどを巻き付けて木陰を作って、隠れる場所を確保したりします。
隠れる場所とは離れた位置には日向ぼっこ用の、バスキングスポットを作りましょう!
成体になると幅が120㎝ほどの飼育ケージが望ましいかも。
しっかりと床面積を確保した環境が必要です。
隠れる場所はなくてもいいですが、バスキングスポットを作るのは幼体時と同じ。
飼育ケージの真ん中に設置するのではなく、左右どちらかの側に作ると、反対側のスペースの涼しい状態になるので、飼育ケージ内に温度勾配を作ることが出来ますよ~。
驚かせてしまうと、暴れて鼻先をぶつけてつぶしてしまったりするので注意!!!
床材
床材は経済的で取り換えが簡単なキッチンペーパーや、ペットシーツか、ウッドチップやウォールナッツサンドなどがおすすめ。
自分が楽な方を選びましょう!
どちらも排泄物を発見したらすぐにその周りの部分も一緒に取り除きましょう!
ウッドチップやウォールナッツサンドなどは、1~2か月に1回は全て取り替えてください!
ダニなどの発生を防ぐためです。
自分で書いといてなんですが、ダニって書くだけでなんか体がむず痒く鳥肌立ちます~((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
保温器具・紫外線ライト
イグアナを飼育する際は保温器具と紫外線ライトが必須になります。
飼育ケージ内の温度管理はかなり重要になります!
バスキングスポット以外の場所の温度は、24~28℃を保ちます。
夜間は20~23℃前後まで下げます。
湿度に関しては50~60%くらいを保てばOK。
極端に高いか低いかでなければ、基本的にツナギトゲオイグアナは環境適応能力が高いので、あまり神経質にならなくても大丈夫みたいです。
ですが、湿度もちゃんとチェックするようにしましょう!
保温器具
飼育ケージ内の温度を温めるものと、バスキングスポットを作るためのバスキングライトの2種類があります。
トカゲの種類によっては1種類のみでOKですが、イグアナの場合は必ず2つ必要になります。
沖縄などの年中暖かい地域は別ですが(笑)
通常の保温器具は、電球タイプとプレート上のヒーターなど種類があります。
飼育ケージの種類や飼育ケージ内の温度を管理しやすいものを選びましょう。
オススメは飼育ケージの上部がステンレスメッシュのものに取り付ける、「暖突」というプレート状の保温器具です。
赤外線を放出します。
バスキングライトは、電球タイプで日向ぼっこする場所にスポットを当てるためのもの。
その場所の温度を他の場所より高く設定します。
バスキングスポットの温度は、33~38度を保ちましょう。
こちらもワット数の高いものがオススメ。
紫外線ライト
爬虫類の飼育に不可欠な紫外線を照射するライトです。
イグアナは紫外線量の要求が多いので、ワット数の高いものを使用しましょう!
こちらは飼育ケージ内を暖める効果はありません。
あくまでも照明だと思ってください♪
餌
幼体時には頭の半分サイズの昆虫を主食とし、野菜や果物をバランスよく混ぜて与えます。
昆虫はコオロギやデュビア、レッドローチ、ミールワームなどで、野菜や果物は、小松菜、ニンジン、カボチャ、桑、バナナ、イチジクなどです。
果物は糖分が高いのでおやつ程度に与えてください。
成体には野菜や果物を主軸に、定期的に少し昆虫も与えます。
昆虫は与え過ぎるとおデブになりますので注意!!!
果物もおやつ程度に!!!デブの元( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
個体差もありますが、人工のイグアナフードを食べるようであれば、使用しても良いでしょう。
コスパもいいですし、何より栄養素のバランスがいいのでGOOD!!!
野菜などの餌に混ぜる、カルシウム剤も必要です。
カルシウム不足になるとクル病という病気になりますので、それを防ぐために与えます。
水やり
水は飲み水としてだけではなく、飼育ケージ内の湿度調整のためにも必要です。
基本的に水分補給は植物から摂取するため、水入れから飲むことあまりありませんが水入れに水を入れて置いてください。
毎日取り換えます!
イグアナの基本的な飼育方法をベースにしてください♪
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ツナギトゲオイグアナの飼い方や販売価格まとめ
いかがでしたか~???
あくまでも基本的なイグアナの飼育方法をベースにして、ツナギトゲオイグアナの飼い方をプラスしてくださいね~♬
更に必要なのは、爬虫類の基礎的な情報や、トカゲの基本的な情報にも目を通しておくことをオススメします。
より多くの知識を取り入れることで、飼育が難しいとされるイグアナにも役立つはずです!!!
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