【クモノスガメ】日本国内で飼育ができない?!そんなリクガメの特徴や生態

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クモノスガメは、サイテスⅠ類に指定されており、日本国内では「種の保存法」によって流通や飼育が禁止されているリクガメです。(一部情報によると)

小型で、甲羅の模様がとても美しいカメなので、飼育できないのが残念ですが(;’∀’)

そんなクモノスガメについて、特徴や生態をご紹介していきます!

※クモノスガメの飼育についてなど、入手など言及している方もいらっしゃいます。飼育できないという情報や、飼育している方の情報もあります。情報が少ないので、流通自体もほとんどしてなくて、入手は絶望的と思われますので、当ブログでは飼育方法は掲載しませんのでご了承ください。

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クモノスガメの特徴や生態

クモノスガメ

Wikipediaより

  • 生息地:マダガスカル固有種
  • 最大甲長:15㎝
  • 寿命:不明
  • 食性:植物食性
  • 値段:2002年頃は10万円ほど、現在は売っていれば100万円近くするらしい( ゚Д゚)
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甲羅の模様がくっきりと美しく、とても可愛い顔をしていますね♪

そんなクモノスガメの特徴や生態についてご紹介していきます!

クモノスガメの特徴

※特徴に関して専門用語みたいなのがありますが、青文字をクリックすると、図が見れます~。これを見るとより分かりやすいです♬

クモノスガメは、最大甲長が15㎝とクモノスガメ属の中では最小種となっています。

背中の甲羅(背甲)の形はドーム状に盛り上がっており、上から見たシルエットは細長いのが特徴です。

背甲には項甲板はないか、または細長い項甲板があります。

背甲の周りの縁甲板の後部は、鋸王にならずに滑らかなフチをしており、椎甲板や肋甲板の色は黒くて明褐色や黄色の放射状の斑紋が入り、大型の個体は甲板のフチも淡褐色になります。

この放射状の模様が、クモの巣に見えることが名前の由来となっています♪

縁甲板の色は黄色をしており、黒色の斑紋が入ります。

お腹側にある甲羅(腹甲)の腹甲板と胸甲板との間には蝶番(ちょうつがい)があり、ここを動かすことで甲羅にひっこめた頭が見えなくなるよう蓋をします。

蝶番のない亜種もいます。

腹甲の色は、黄色で黒色の斑紋が入ります。(亜種により違いあり)

頭の色は黒や黒褐色一色か、暗褐色に黄色い斑紋が入ります。

四肢の色は前方が淡褐色で後方が暗褐色ですが、個体によって違いが大きいです。

幼体は縁甲板の色が黒く、外縁部が褐色となっています。

クモノスガメはさらに3種類(亜種)がおり、それぞれの生息地や腹甲に特徴がありますので説明していきますね♬

キバラクモノスガメ

生息地はマダガスカル南西部で固有種です。

腹甲は黄色一色となっていて、暗褐色の斑紋がなく、蝶番を持つ個体が多いです。

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キタクモノスガメ

生息地はマダガスカル南東部で固有種です。

腹甲には小さな黒い斑紋が入る場合があり、蝶番を持たないので腹甲は可動しませんが、まれにではありますが、未発達な状態の蝶番を持つ個体もいます。

ミナミクモノスガメ

生息地はマダガスカル南部で固有種です。

腹甲の側面には暗褐色の比較的大型の斑紋があり、蝶番は発達しています。

この特徴で、ある程度クモノスガメの亜種の見分けが出来ますね♪

クモノスガメの生態

クモノスガメは野生下での生態はあまりよくわかっていないそうですが、マダガスカルの海岸沿いでやや乾燥した草原や森林、荒地などに生息し、雨季や降雨後に活発に行動し、乾季になると落ち葉や倒木の下などで休眠します。

それ以外は本当にジッと動かないようで、これは飼育下でも同様だそうです。

食性は植物食性で、植物の葉や果実、キノコなどを食べます。

繁殖形態は卵生で、飼育下では1回に1~2個の卵を年に数回産んだ例があるそうです。

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クモノスガメの現状

クモノスガメ

Wikipediaより

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サイテスⅠ類指定されていたり、日本では「種の保存法」に指定されていたりします。

そんなクモノスガメの現状はどうなっているのか、分かった範囲でご紹介します!

クモノスガメの歴史と現状

クモノスガメは世界的に流通していませんでしたが、1998年に150頭が輸出されたのに始まり、2000年には(マダガスカル政府が外貨獲得のためと言われています)、約1.000頭、2001年には約1.500頭が正規輸出されまし、日本国内にも大量に流通したこともありました。

政権交代によってクモノスガメの輸出は停止になり、2005年にはワシントン条約Ⅰ類(サイテスⅠ類)に掲載され、価格も高価になりました。

サイテスについてはこちらを参考にしてください。

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ペット用の乱獲や、人為的に移入されたカワイノシシによる卵や幼体の食害などにより生息数が激減しています。

ペット用としても飼育されることがあり、ワシントン条約Ⅰ類にも掲載されたため、現在は商業目的での国際取引は禁止されていますし、日本でも「種の保存法」の対象となっています。

以前に流通したクモノスガメが、国内で繁殖して数が増えれば、入手も出来るようになるかもしれませんが、産卵数がとても少ないので、なかなか繁殖化が出来ていないようです(;’∀’)

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クモノスガメのまとめ

カメまとめ

なんか飼育が禁止されているらしいのですが、日本の「種の保存法」の対象となる前の個体はOKっぽいです(;^_^A

情報が少ない、もしくは私の情報収集力が足りないので、はっきりしなくてすいませんm(__)m

ですが、流通はほとんどしていないのは確かみたいです(;^ω^)

比較的飼育はしやすいようですが、食が細いみたいですよ~。

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皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

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