アカミミガメ属はヌマガメ科に属するカメで、誰もが知っているであろうミシシッピアカミミガメはこのアカミミガメ属になります。
ここでは13種類のアカミミガメ属の寿命などをご紹介いたします♪
※寿命や値段が不明な種類もいます。探しても見つけられませんでした。そして値段は調べた時の値段なので、かなり値段に差が出る場合もありますので、あくまで参考まで。
アカミミガメ属のカメ13種類と寿命
これからアカミミガメの種類と寿命などわかる範囲でご紹介いたします♪
まあ、ほとんど情報がなくって(;^ω^)
あのミシシッピアカミミガメの寿命は平均で10~15年なので、他の種類も長生きしそうです。参考までに(笑)
アカミミガメの種類1,ミシシッピアカミミガメ
- 別名:ミドリガメ
- 生息地:アメリカ合衆国
- 最大甲長:28㎝
- 寿命:最長30年(平均で10~15年)
- 食性:雑食性
- 値段:500~1,000円
目の横にある赤い線が特徴的なミシシッピアカミミガメ。
残念なことですが緊急対策外来種となっています(;’∀’)
ミシシッピアカミミガメの詳細はこちら
https://spin1011spin.com/misisippiakamimigame-jumyou/
アカミミガメの種類2,ジャマイカスライダー
- 別名:Cat Island turtle
- 生息地:ジャマイカ固有種だがバハマ諸島にも移入している
- 最大甲長:32㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性
- 値段:不明
オスよりもメスの方が大きくなり、オスの最大甲長は24.3cmになります。背中の甲羅は少しドーム状に盛り上がっており、上から見ると幅が広い卵型です。
ミシシッピアカミミガメの仲間ですが、あまり流通量が少ない珍しい種類みたいです(;^ω^)
ミシシッピアカミミガメと似ていますが、ジャマイカスライダーは背甲(背中の甲羅)の甲板にある程度しわが入ります。背甲は成長すると地味な暗褐色になることが多いです。
流れの緩やかな川や池、沼などに生息し半水棲ですが日光浴を好みますので飼育する際はバスキングライトは必須になりますね♪
食性は雑食性と考えられています。
アカミミガメの種類3,グァテマラクジャクガメ
- 別名:グアテマラスライダー
- 生息地:メキシコ南東部からグアテマラ、エルサルバドル西部のラ・リベルタ県まで
- 甲長:メス約38㎝、オス約28㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性
グアテマラクジャクガメは流通が少なく珍しい種類になりますが、飼育は比較的容易にできるカメちゃんです。もちろん半水棲のカメは水質管理(生活水を綺麗に)と日光浴が飼育のカギとなりますが。
アカミミガメの仲間は耳のあたりに赤い模様が入る種類が多いですが、本種は模様が黄色いのが特徴です。アカミミじゃないじゃないかっ!!!って感じですね(笑)
飼育する際はミシシッピアカミミガメと同様です。
水槽は60㎝以上になります。
アカミミガメの種類4,タコスライダー
- 別名:種としてキタアンティルスライダー
- 生息地:キューバ西部、ケイマン諸島
- 最大甲長:39㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性(成長するに従い植物性傾向が強くなる)
- 値段:不明
タコスライダーは名前がどうしても8本足の「タコ」を連想してしまうのは私だけだろうか(笑)
タコスライダーの別名が「種として」と書いてまりますが、キタアンティルスライダーの亜種がタコスライダーとなります。キタアンティルスライダーの亜種はもう1種類キューバスライダーになります。
タコスライダーはオスよりもメスの方が大きく成長し、オスは最大で甲長が27~28㎝ほどになります。
タコスライダーも耳のあたりが赤くはなく、黄色~クリーム色の太い斑がありますが、成長するに従い消失することがあるそうです。そしてちょっと頭が大きめなのも特徴です♬
水性植物が茂っている川や池、沼などに生息し、水辺の岩や流木などの上で日光浴をするのが好きです。夏の乾季に水が枯れる場所で生活している個体は、近くの森林の腐植土や藪地に穴を掘って夏眠します。
アカミミガメの種類5,ビッグベンドアカミミガメ
- 別名:ビッグベンドスライダー
- 生息地:アメリカ南西部のニューメキシコ州、テキサス州、メキシコのチワワ州とコアウイラ州のリオグランデ川上流域
- 最大甲長:25.9㎝
- 寿命:不明
- 食性:植物傾向が強い雑食性
オスよりもメスの方が大きくなり、背中の甲羅は明るめなオリーブグリーンにオレンジ色の網目模様が入りその中に暗色の斑点や輪状の斑紋が入ります。
ビッグベンドアカミミガメの一番の特徴としては、頭部の側面の後ろあたりに目立つオレンジ色の円形があるところでしょうか。とても可愛らしい特徴ですね♪
河川の周辺にある沼や大きな水たまりなどに生活し、食性は植物食傾向が強い雑食性と考えられています。
アカミミガメの種類6、コロンビアクジャクガメ
画像ありません。ごめんなさい(-_-;)
この種はヌマガメ科アカミミガメ属のなかのアカミミガメの亜種(ミシシッピアカミミガメやキバラガメなど)の1亜種とされていましたが、近年では「アゴブチクジャクガメ」の亜種と考えられているそうです。ややこしいよね(;’∀’)
- 別名:コロンビアスライダー
- 生息地:コロンビア北部、ベネズエラ北西部
- 最大甲長:32.5㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性(成長するに従い植物食傾向が強くなる)
かなり昔は、「ミドリガメ」としてミシシッピアカミミガメと一緒に数多く安価で販売されていたようですが、1970年頃に現地で保護を行いほとんど流通することがなくなったようです。
ですが、最近は欧米や国内の飼育下繁殖個体(CB個体)が流通するようになりました。
流れの緩い河川やその周辺にある湖などに生息し、岩や流木の上で日光浴を好んでしています。
飼育する際にポイントは水槽などの大きさは60~120㎝、温度は25℃以下にならないように、夜間の温度は20~21℃、日光浴を好むのでバスキングスポット(ホットスポット)を作り、温度は30℃くらいに設定しましょう♪
アカミミガメの種類7,キバラガメ
- 生息地:アメリカのバージニア州南東部からフロリダ州北西部
- 甲長:オス約28㎝、メス約38㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性(成長するに従い植物食傾向が強くなる)
キバラガメはミシシッピアカミミガメなどの他の亜種との交雑種と思われる個体が多く流通しているみたいで、外見的な特徴はかなり多岐にわたるようですが、基本は背中の甲羅の地色が深い緑色~オリーブ色をしており、各甲板には太く黄色いスジ模様が入ります。そしておなか側の甲羅は名前の通り黄色です♬
飼育は比較的容易でミシシッピアカミミガメの飼育方法でOK。
雑食性ですが幼体時は動物食傾向が強く、成長に伴い植物食傾向が強くなります。
飼育する水槽などの大きさは60㎝以上、バスキングスポット(ホットスポット)は30~33℃、水温の適温は24~27℃、冬場は26~28℃と少し高めにしてあげると良いでしょう。
キバラガメの飼育方法などはこちら
アカミミガメの種類8,キューバスライダー
画像はキューバスライダーの基亜種であるキタアンティルスライダーになります。
- 生息地:キューバのピナール・デル・リオ州、ラ・アバナ州西部を除くキューバ島およびその周辺の島
- 最大甲長:39㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性(成長するに従い植物食傾向が強くなる)
キューバスライダーはタコスライダーの仲間です~。簡単に言うとですが(笑)
タコスライダーとの違いは、比較的わかりやすいのが鼓膜上部の斑紋かな~。
タコスライダーは鼓膜上部の斑紋が薄い灰色で不明瞭ですが、キューバスライダーはオレンジや淡黄色をしてます。
アカミミガメの種類9,アゴブチクジャクガメ
- 生息地:コロンビア、ベネズエラ
- 最大甲長:32.5㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性(成長するに従い植物食傾向が強くなる)
コロンビアクジャクガメ、ベネズエラクジャクガメの仲間です。
流れが緩やかな河川やその近くにある湖、池沼などの水辺に生息し、岩や流木の上で日光浴をするのが好きです。
求愛行動が、メスの吻端にオスが自分の吻端を摺り寄せたり、総排泄口の臭いをかぐような行動をするようです。吻端を摺り寄せるのは可愛らしいですが、総排泄口の臭いは人間に例えてしますとアウトっすね(;’∀’)
変態になるよね…………….。
アカミミガメの種類10、ハイチスライダー
- 生息地:ドミニカ共和国南西部、ハイチ南部(イスパニョーラ島固有種)
- 最大甲長:34.1㎝
- 寿命:不明
- 食性:植物傾向の強い雑食性
低地にある河川、池沼などに生息し、植物が茂った水深のある水場を好みます。
日光浴が好きなカメちゃんです♬
身体的特徴としては、背中の甲羅が灰褐色、緑褐色、褐色一色で、お腹側の甲羅は黄色~黄淡色にアトランダムに暗色の斑紋が入り、成長するに従い全体的に体色は暗くなりますが黒色かまではいかないです。
側頭部には黒い縁取りのある黄色のスジ模様が3~4本ずつ入り、鼓膜上部には明るめな斑紋が入ります。
アカミミガメの種類11、ミナミクジャクガメ
- 生息地:ブラジル(リオグランデ・ド・スル州南部)、アルゼンチン北東部、ウルグアイ
- 最大甲長:26.7㎝
- 寿命:不明
- 食性:動物食傾向の強い雑食性
ミナミクジャクガメはアカミミガメ属の中で最も南に生息するカメです。
ミナミクジャクガメには2亜種が存在します。
ブラジルに生息するブラジルクジャクガメ、アルゼンチン北東部、、ウルグアイに生息するアルゼンチンクジャクガメです。
生息地の名前そのまんまって感じなので覚えやすいですよね♪
ミナミクジャクガメは比較的年間を通して温暖な地域の低地~丘陵で水生植物が茂った川、湖、池沼などに生息し、魚類、両生類、貝類、水生植物などを食べます。
オスよりメスの方が大きくなり、オスの最大甲長は20~22cmです。
アカミミガメの種類12、メキシコクジャクガメ
すいません(;’∀’)
画像ないです!!!
- 生息地:メキシコ固有種(色んな説あり)
- 最大甲長:38㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性
標高300m以下にある河川やその周辺に生息しています。
名前に「クジャク」とつく種類は想像通りクジャクの模様のような眼状の模様が甲羅などに入っています。種類によっては色や場所など様々。
成長するに従い、斑紋など不明瞭になり色も暗い色になっていきます。
虹彩は青みがかった緑色をしているんですよ~♬
アカミミガメの種類13、スタイネガースライダー
- 生息地:バハマ(グレートイナグア当西部)、プエルトリコ、ドミニカ、フランス、ハイチなど
- 最大甲長:27.3㎝
- 寿命:不明
- 食性:雑食性(成長するに従い植物傾向が強くなる)
スタイネガースライダーには3亜種存在します。亜種だのなんだのややこしいですが、スタイネガースライダーの仲間には3種類いると思ってください。
1つめはバハマのグレートイナグア島西部に生息する「イナグアスライダー」。
2つ目はプエルトリコ固有種で、ドミニカやフランス(グアドループ)に移入した「プエルトリコスライダー」
3つ目はドミニカ共和国、ハイチ北東部(イスパニョーラ島固有亜種)の「ドミニカスライダー」。
低地にある水生植物が茂った流れの緩やかな河川や池沼などに生息し、昆虫や水生植物などを食す雑食性のカメちゃんです。
側頭部には斑紋があり、左右2本ずつに黄色いスジ模様が入りますが、成長すると黒色化して全体的に暗褐色になっちゃいます(;’∀’)
アカミミガメ属のまとめ
ヌマガメ科アカミミガメ属のカメちゃん達をご紹介しました~。
でも他にもまだまだ存在します。全部紹介したいですが(;’∀’)
飼育するにあたってはミシシッピアカミミガメの飼育方法でOK!
半水棲のカメの飼育法も参考にするともっと良い!!!
飼育する時は、最後まで飼うことが出来るかよ~く考えてからにしましょう!
結構長生きしますし、半水棲なので水をこまめに交換したりするのは大変です(;^_^A
大事な命ですから慎重に決めてくださいませ!
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