【すっぽん】の飼育方法と特徴や生態|噛みついたら離さないカメの魅力とは?!

 

すっぽん」を知らない人はいないかとは思いますが、れっきとしたの仲間です。

もしかしたら食料としての「スッポン」のイメージのほうが強いかもしれません(;’∀’)

 

ですが、スッポンは飼育もでき、比較的人に馴れてくれますので、その可愛さに虜になるかもしれませんよ~♬

今回はそんなニホンスッポンの特徴や生態、飼育についてご紹介していきます!

 

スポンサーリンク

すっぽんの特徴や生態

 

すっぽん

 

  • 生息地:中国、日本、台湾、北朝鮮、ロシア南東部、東南アジア
  • 最大甲長:38,5cm
  • 寿命:30年ほど(最高寿命は100年以上だとか)
  • 値段:調べてもほとんど食料としての値段です(-_-;)

 

SPIN☆
SPIN☆

スッポンは、爬虫類網カメ目スッポン科キョクトウスッポン類に分類され、「キョクトウスッポン」「アジアスッポン」「ヒガシアジアスッポン」「シナスッポン」「チュウゴクスッポン」「ニホンスッポン」の名で呼ばれることもあるよ!

スッポンの特徴

 

スッポンの最大甲長は38.5㎝で、まれに60㎝と大型化する個体もいます。

他のカメとは違い、甲羅の表面が角質化していないので柔らかく、英名の「Soft-shelled-turtle](柔らかい甲羅を持つカメ)の名前の由来にもなっています。

 

この特徴的な柔らかい甲羅なので、他のカメよりも体重がかなり軽いんです~♬

幼体時は腹甲は赤味がかっており黒い斑点が入ります。

成体の腹甲は白やクリーム色をしています。

 

皆さんはスッポンのイメージって、噛みついたら離さないですよね?

すっぽんは体に触られたりすると、自己防衛の為に噛みつこうとします。

 

顎の力が強いので、噛みついた後はその状態のまま首を甲羅の内側にひっこめようとします(;’∀’)

噛まれたら10秒ほどじっとしていれば、噛みつくのを止めてほとんどの場合は水に戻せばそのまま泳いで逃げていくそうです。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

スッポンの生態

 

スッポンの生息環境ですが、クサガメやイシガメと似ているところがありますが、水中生活においてはクサガメやイシガメよりも優れています。

スッポンは水棲でクサガメやイシガメは半水棲と言ったところでしょうか(笑)

 

水中での活動時間は長く、いつもは水底で自らの体色に似た泥や砂に隠れていたり、柔らかい甲羅をしているので岩の隙間に上手に隠れています。

 

長時間水中で過ごせるのは、喉の部位の毛細血管が極端に発達しており、ある程度水中の溶存酸素を取り入れることが出来るため。

 

その他にも大きく発達した水かきと軽量な甲羅による素早い動き、殺傷能力の高い顎とすぐに噛みつく性格なので、甲羅が軟らかくても甲羅の防御力に頼らないところが特徴的なカメです。

 

さらには、鼻と首が長いので、鼻先をシュノーケルのように水上へと出すことで呼吸もできます。

 

陸上での歩行は滅多にありませんが、皮膚病に弱いところがあるので、たまに護岸などで甲羅干ししている姿を見かけることもあります。

 

そうそう!水中で素早い動きをしますが、陸上でもかなり素早い動きを見せますよ~( *´艸`)

 

食性は動物食性の強い雑食性で、魚類、両生類、甲殻類、貝類、まれにですが、水草なども食べます。

繁殖形態は卵生で、1回につき卵を10~50個産卵します。

 

スポンサーリンク

すっぽんの飼育

 

すっぽん

 

SPIN☆
SPIN☆

スッポンはちゃんと飼育できます!

他のカメちゃん達とは少し飼育方法が違ったりします。

そんなスッポンの飼育方法を必要な飼育道具と一緒にご紹介いたします!

 

スッポンの飼育方法

 

スッポンは他のカメちゃんとは飼育方法が少し違うと言いましたが、その理由がこちら。

 

  1. 皮膚が軟らかくて皮膚病になりやすい
  2. 若干低温に弱い
  3. 神経質で気が荒い個体が多く、運動量が豊富

なので飼育するうえでポイントとなるのがこちら。

 

  1. 低温にしない
  2. 多頭飼育しない
  3. 潜ったりする床材選び

この項目以外にも重要なのが水槽選び。

スッポンは甲羅が軟らかいので奇形になりやすく、健康に育てるのには大き目な水槽が必要になります。

 

そうなると、水槽の代金だけでも結構な費用が掛かります(;^ω^)

それでは詳しく説明していきます!

 

飼育ケージ・水槽など

 

もし甲長が5㎝未満なら約30㎝ほどのプラケースや水槽がオススメ。

コンテナBOXなどもOK。

 

スッポンのベビーちゃんは水深が深い場所でも生活していますので、深めの容器でも大丈夫ですが、管理しやすいという面で浅めな容器でベビーちゃんを飼育するのもいいです。

 

水深を浅めにするとかでも。

 

 

始めはこのようなセットになっているもので、水深もまだ小さいうちは浅めにし、成長と共に水深も深めにするといいでしょう。

 

こちらの商品画像を見るとイメージしやすいかと思います。

カメの陸場となるものと、フィルターがセットになっています。

 

そして数年で結構大きく成長します!

運動量が豊富なスッポンなので、強度があるガラス水槽で、最低でも横90㎝×奥行45㎝は必要になります。

 

 

この水槽の中には底砂や陸場になるレンガなどを入れます。

レンガの場合は水面と同じくらいの高さに積み上げると、スッポンちゃんが登りやすいです。

陸場には日光浴が出来るライトを当てます。

 

 

スポンサーリンク

 

 

ろ過フィルター

 

まずは水道水を使う場合はカルキ抜きしなければなりません。

カメ専用のカルキ抜きがありますので、それを使用しましょう!

 

 

スッポンだけではないですが、スッポンは水質の悪化に敏感。

低温の時期に水が汚れるていると、皮膚病になりやすくなります(;^ω^)

水質管理はフィルターなど使用しながら、定期的に水を交換する必要があります。

 

そしてスッポンは砂などに潜ったりするので、フィルターが目詰まりしやすかったりもしますし、活発に動くのでろ過装置を移動させたりしちゃう可能性もあるので様子を見ながらフィルターを使用します。

 

ろ過フィルターも種類がありますので、個体の合わせた種類のフィルターが見つかるまで試してみましょう。

 

ダメだこりゃ!な場合はフィルターを使用せず、こまめな水交換にシフトするのも一つの手です。

 

スッポンは酸欠には強いですが、フンの量が多くて水を汚すので、ろ過フィルターを入れておく方が管理が楽になります。

 

魚のように高さギリギリまで水を入れるわけではないので、水量が少なくても対応できるコーナーフィルターか投げ込み式フィルターがよいでしょう。

 

 

たくさんのフンをするので、週に1回はスポンジにたまったゴミを除去してくださいね。

 

こちらの基本的なカメの飼育方法でもフィルターの事を書いていますので、そちらも参考にしてみてください!

カメの飼育3種類の基本を学ぼう!これから亀を飼いたい方へ~

 

保温器具と照明

 

スッポンは低温にあまり強くないので、寒い地域にお住まいの方や、冬などには保温器具が必須です。

 

スッポンは野生下では冬眠をします。

冬でも屋外で飼育するのであれば冬眠させる手もありますが、リスクもあるので、冬場も室内で保温して飼育したほうが無難かな~と思います。

 

スッポンに適した水温は、25~28℃なので、温度管理をしっかりとしましょう。

 

まだ小さな幼体なら水槽も小さく水深も浅めだと思うので、水槽の外側から暖めるパネルヒーターを使用すると安全です。

 

 

こちらは水槽の外側の側面や底面に使用します。

これだけで水温が適温に保てないようなら、数を増やして対応しましょう。

 

大きな水槽の場合の保温器具はこちら。

 

 

こちらは水温を15~35℃にコントロールできるサーモスタットと、300Wヒーターのセットです。

消耗品のヒーターだけを交換出来ます。

 

空焚き検知温度センサーを搭載しており、空気中での通電を感知するとヒーターカバー表面温度を安全な温度にコントロールします。

ヒーターには、スッポンが触れても大丈夫なカバー付きのタイプを選ぶようにしましょう!

 

そして、スッポンは水棲ですが、日光浴をします。

屋内で飼育する場合は紫外線を照射する照明器具が必須。

 

さらにはバスキングライトが必要です。

バスキングライトとは、バスキングスポット(日光浴する場所)に当てるライトになります。

 

レンガなどでバスキングスポットを作ってあげるのですが、適温が28~32℃を目安にしてください♪

ということで、太陽の代わりに使う照明器具は紫外線ライトとバスキングライトの2つになりますが、実はこれが両方の機能を備えているタイプのライトもあります。

 

 

こちらの商品だと、1つあれば紫外線も照射してバスキングにもなります。

バスキング(日光浴)はスッポンが朝起きた時や食後に体を温める用途と、甲羅干しの用途などがあります。

 

紫外線はカルシウムの吸収に必要なビタミンD3を作り出してくれます。

紫外線が不足するとクル病などの病気の原因になりますので注意が必要です。

 

カメの病気についてはこちらも参考にしてください。

亀の飼育で注意すべき病気と対処法を種類別のご紹介!
 大事なカメちゃんを観察し、「あれ?」っと思ったら、すぐに調べて対処しましょう!亀は意外とデリケートなのでしっかりと亀の飼育で注意すべき病気を種類別にご紹介します! カメの飼育3種類の基本を学ぼう!これから亀を飼いたい方へ~ 亀...

 

 

スポンサーリンク

 

 

底砂(床材)

 

スッポンは野生下では砂の中に潜っていることが多いため、なるべくならその環境を整えてあげましょう。

スッポンは皮膚が弱いので、使用する底砂には粒が小さくて丸いタイプを選ぶようにしましょう。

 

 

こちらは砂が舞い上がりにくいタイプです。

これより粒が大きいとスッポンの皮膚が傷つく恐れがありますので注意していください!

 

砂を敷く厚さですが、スッポンの甲羅の高さほどあればOK!

目安としては、幅が90㎝×奥行45㎝の水槽で1㎝の厚さにするには2.5㎏ほど底砂が必要になりますので、スッポンの大きさに合わせてください♪

 

その他のアイテム

 

まだまだ必要な道具がありますよ~。

まずはチラッとお話したバスキングスポットですね。

 

レンガを積み上げるか、カメ専用のアイテムもあります。

こちらは小さなカメなら良いですが、大きくなると沈んでしまったりするみたいなので成長に合わせてレンガに変えたりすると良いですよ~。

 

レンガの場合は水面が陸場すれすれになるように調整しましょう!

 

さらに水温をチェックする為の水温計と、バスキングスポットの温度を測る温度計が必要です。

 

 

温度計はバスキングスポットのそばに設置します。

 

すっぽんの持ち方

 

水槽をメンテナンスするためなどスッポンちゃんを掴まないといけない場面があります。

でもスッポンに噛みつかれたら怖いと思うかもしれません(;’∀’)

 

スッポンは他のカメちゃんとは違い、甲羅が軟らかくて肌も滑らか~なので、とても持ちにくくて慣れるまで大変です。

 

安全なスッポンの持ち方はこちらの画像のように持ってください。

 

スッポン

 

スッポンは首が長~く伸びて後ろに首を剃り返すと背甲の真ん中あたりまで届きます。

そうなると画像のように背甲の後縁(エンペラ)を持つことが大切になります。

 

デモですね。

こうやって持っても後ろ足をばたつかせてひっかかれる可能性もあります(;’∀’)

 

水中からスッポンを出すときはなかなか上手く捕まえるのが難しいので、魚用のすくい網を使うと良いですよ♪

 

 

もし噛まれたらどうする?!

スッポンの特徴のところでも述べましたが、慌てないで水の中に戻すと何事もなかったように離すのでご安心を(笑)

 

スッポンの餌

 

スッポンは肉食性です。

水棲ガメ専用の人工フードで基本大丈夫ですが個体差もありますし、野外で捕まえてきたスッポンなら人工フードを食べないこともあるので、ミミズや生きたエビ、小魚など色々試す必要があります。

 

もちろん野性のスッポンじゃなくても、個体差があるので餌付きの良い餌を見つけるようにしましょう!

人工フードを与え過ぎるとすぐにおデブちゃんになってしまうので気を付けましょう!

 

幼体時に毎日食べるだけ与えしっかり成長を促してあげ、大人になったら2日に1回のペースで餌を与えます。

 

食べ残しなどの屑はすぐに取り除くように!

カメの餌についてはこちらを参考にしてみてください。

カメの餌おすすめは?!カメの餌の選び方をしっかりと学ぼう!
 カメの餌には人工飼料など種類が豊富にあります。では、どんなエサを与えれば良いのか迷いますよね。 ここでは亀に必要な栄養素や選び方のポイント、おすすめの餌、与えてはいけない餌などご紹介していきます! カメの餌に必要な栄養素...

 

スポンサーリンク

スッポンの飼育 まとめ

 

カメまとめ

 

いかがでしたか?

他のカメちゃんとは一味違う魅力が満載のスッポン。

 

性格が神経質なので、飼育に適している種類とは言えないかもしれませんが、その分とても可愛らしい一面が見られるかもしれませんよ~♬

カメ
スポンサーリンク
SPIN☆

皆さまはじめまして♪
SPIN☆と申します。

爬虫類に興味を持ち始め、現在に至ります。
爬虫類の奥深さに日々勉強です♬
初心者でもわかりやすいようにご紹介できればと思います!

爬虫類探偵SPINの部屋

コメント